29年の「ともに」 | まつ子の気まぐれ旅日記

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家にはじっとして居られず、時間があれば旅に出ています
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*以前はグリーとyahooのサイトにて簡易ブログを記しておりました。
許容量オーバーとブログサイト閉鎖の為、こちらでお世話になります。

1月17日という日。

阪神・淡路大震災から29年という歳月が経過しました。

今年も5時少し前には目覚め、関西方面の報道番組のネット配信を視聴。

震災時刻の5時46分に黙祷をさせていただきました。

 

今年は新年早々の能登半島を震源とする地震。

火災やビルの倒壊など、映し出される報道を視ると29年前の光景をフラッシュバックされた方も多いと聞きます。

 

今年度の神戸市の職員で阪神淡路の震災を経験した職員は3割を切ったという。

「経験をした」なので『記憶にある』という職員は更に少ないのでしょう。

29年という歳月を感じさせる比率な気がします。

 

今年の震災遺族代表のスピーチを述べたのは鈴木佑一さん。

5歳の時に震災に遭い、お母様が犠牲に。

ご家庭の事情で、お兄様とは別の環境で生活をすることとなり、以降は連絡は取って居なかったそう。

 

震災後の育った環境もあり、兄弟間でお互いに「会いづらい」「会いたくない」という心境もあり

ようやく昨年に再会することが出来、昔の話を出来る様になったといいます。

 

「地震大国」といわれる日本列島。

幾つもの震災から復興をしたとされる被災地域。

街は復興したのかもしれませんが…

被災者の心の復興は永遠の課題と感じました。

 

震災の捉え方は人それぞれでしょうが、人間は一人では生きてゆけない。

過去の震災を教科書として学び、防災・減災を考え「ともに」安心して過ごせる未来であることを願います。

 

6400人以上の阪神・淡路大震災で亡くなられた皆様

あらためまして ご冥福をお祈り申し上げます

 

新年の能登半島地震で亡くなられた皆様 ご冥福をお祈り申し上げます

今現在も避難生活を余儀なくされている皆様 お見舞い申し上げます

 

↓今年も「しあわせ運べるように」の曲目のリンクを最後に…お時間のある時にご視聴をいただければ幸いです

【最後の1・17】神戸市の歌“しあわせ運べるように”を作った先生 教師生活最後に伝えたい思いとは (youtube.com)