今夏はコロナウイルスの扱いも５類となり、行動の縛りも緩和されたことから、様々な所へと旅をすることが出来ました。
春旅でも「ボツうま」として紹介をさせていただきましたが、旅日記で紹介をしきれなかった「美味しかったもの」「良かったもの」。
そんな夏の旅日記で紹介を出来なかった『ボツうま』だったものをまとめてみました。
〇大船駅
大船駅の看板駅弁「鯵の押寿し」。
今春には製造元の大船軒さんがＪＲ系列の食品部門と合併をし、自社工場を閉鎖したと話題になりました。
合併により取り扱う品目が減ったかな？とも感じさせられましたが、伝統の味は別工場でも継承されている様です。
身の締まった「小鯵」だけを使い、半身を一握りという贅沢な押寿し。
大正２年から販売され今年で１１０年という伝統ある逸品。程よく酢にしめられ、旨味が凝縮された小鯵。
変わらぬ安定した美味しさです。
〇浜松駅
浜松駅の老舗駅弁業者の「自笑亭」さん。
江戸時代から飲食業を営んでおり、当時の浜松城主から店主に『人の心を安らかにさせる自然の笑みが素晴らしい』というお褒めをいただき
現在の「自笑亭」という屋号の命名を受けたとされています。
そんな屋号の由来を聞いたこともあり購入をしたのが「赤飯弁当」。
おかずは幕の内弁当と共通の様ですが、モチモチっとした赤飯と おかずとの相乗効果で美味しさ倍増です。
屋号・ラベル・赤飯から３拍子そろって幸せになれそうな駅弁です。
新幹線開業前の1961(昭和36)年公開の喜劇映画「駅前弁当」のモデルともなった駅弁屋さんです。
映画のエンディングに近いシーンですが、森繁久彌さん、フランキー堺さんや坂本九さん…大御所俳優の皆様が出演されています↓
〇名古屋近郊
名古屋メシといえば「きしめん」「ひつまぶし」「味噌煮込みうどん」「あんかけパスタ」などなど…
そして、忘れてはならないのが『スガキヤラーメン』ですよね？
かつては、関東にもスガキヤさんの店舗がありましたが、現在は中京圏をメインに店舗を展開。
具材はシンプルながらラーメンが３９０円という価格もありがたいです。
「和風とんこつ」といわれる、豚骨や魚介から出汁を採ったというあっさりとしたスープ。安心できる美味しさです。
体とお財布に優しい１杯です。
〇大阪市内
大阪のスーパーといって思いつくのが「玉出」さんという方は多いのではないでしょうか？
玉出さんを目的に大阪を訪れる旅行者も一定数居るとされています(私もその１人かな？)
「お惣菜類が安い」として有名な玉出さんではありますが、近年の諸経費高騰もあり「少し値上げした？」感はありますが
それでも、画像の通りの価格。画像の商品を価格順(大→小)に並べると…
『缶ビール→肉うどん→ハンバーグ→新聞朝刊→明太子ごはん』となります。
数年前は新聞が、もう少し上位価格であったかな？(笑)
とくに、１３８円の「明太子ごはん」白米の上に明太子と沢庵というシンプルな盛り付けですが
これで良し！！コンビニの「高級部類のおにぎり」より明太子の量は３倍はありそうです。
これだから、リピートをしてしまう玉出さんなんですよね。
〇山梨夏の郷土料理
山梨県の郷土料理といえば「ほうとう」。平太い麺とカボチャや肉などを鍋で煮込んだ一品。
小鍋からダイレクトに食してしまい火傷を負った方もいらっしゃるのではないでしょうか？
その県都・甲府は盆地でもあり、夏場には高温を観測したと、夕方のニュースで読み上げられる、都市のひとつでもあります。
そんな暑い日に涼を与えてくれるのが『おざら』
そう。「冷やしほうとう」なのです。冷水でしめられた「ほうとう」をつけ汁でいただきます。
つけ汁は地域によって温冷の違いはある様ですが、今回は具沢山の温かいつけ汁で。
少し柔らかめに茹でられた「ほうとう」に濃い目の出汁に馴染みます。
具材は「きのこ」など山の恵みが入り、箸を進めると どうしてもつけ汁が余り傾向。
そんな時は白米を投入して〆ると聞きます。今回は雑炊化計画は遂行しませんでしたが、美味しそうですね！？
９月から１０月へと変わろうとしている時間帯に、このブログをまとめていて小腹もすいてきましたが 食べると太るだけですので、寝るとします。
残暑の余韻を感じさせる新しい月のスタートとなりそうですが、今月も宜しくお願い申し上げます。
食・運動・睡眠と、より健康なスポーツの秋をお過し下さい。
↓春の旅での「ボツうま」だった逸品
春の旅日記「ボツうま」だったもの | まつ子の気まぐれ旅日記 (ameblo.jp)
