コロナの行動制限も無いお正月。
この冬の感染者数の拡大の懸念もありますが、コロナと共存していくであろう将来。
ウサギの様に飛躍あるこれからを願い、数年ぶりに京都方面へ初詣に出掛けてきました。
〇1月6日・午前
快晴の四条大宮の交差点。
コロナ前までは、師走のお礼参りと新年の初詣を参拝をさせていただいているお寺様がある。
この数年は年末年始を問わず、お参りが出来ていませんでしたので、今年は久々に両お寺様に
新年のご挨拶をさせていただきたく、京都へと訪問をしてきました。
先ずは烏丸松原の「因幡薬師(平等寺)」様に新年のご挨拶。
癌封じのお寺様と知られ、父も祖父も若くして癌で他界をしている親族。
お陰様で因幡薬師様を参拝をしてからは、癌を患う親族も無く健康で過ごして居ます。
この、因幡薬師様。参拝をさせていただくことが主ではありますが、もう一つの目的。干支の御朱印帳を頂戴すること。
御朱印帳は、その年の1冊にしている私。
コロナ禍の数年は御朱印の頂戴も控えていたので、久々の御朱印帳。
今年の御朱印帳、留め紐がウサギのしっぽに見立てられ凝ったデザインです。
これからの健康祈願をいたしまして、旅の出発です。
京都駅の地下街へ。
朝食を摂って居ませんでしたのでブランチとして「つくもうどん」さんへ立ち寄ります。
「九条ねぎのあんかけうどん(550円)」を注文。
「いりこ」と「昆布」の京都らしい淡いお出汁に、柔らかめのモチモチ食感のうどん。
そして、あたたまる餡かけにたっぷりの九条ねぎ。これで風邪もひきそうにありませんね。
また、関西では天かすが無料の店舗は多いですが、つくもさんでは出汁をとった際に出る「いりこ」の提供も(数に限りあり)。
これは美味い。うどんに入れるのでは無く日本酒のアテにもなりそうです。ごちそうさまでした。
食後はJR線とバスを乗継ぎ、大津市の立木山へ。
瀬田川沿いの立木山の山中には「立木観音(安養寺)」様があり、厄除けのお寺様として知られます。
私も厄の前後には参拝をし、以降は師走に一年の健康を報告にお礼参りに参拝をさせていただいてました。
御本堂へは約800段の石段。数年ぶりの参拝となりますが無事に参拝が出来るかな?
急な斜面の石段。息を切らしながら日頃の運動不足を感じます。
途中にある石造様やお言葉。励みになります。
石段を登ること20分。御本堂に到着。
先ずは、今日も健康にお参りが出来たことを感謝し手を合わせます。
御本堂裏手の鐘を鳴らし、煩悩と厄を払います。
そして、もう少し石段を登り奥の院様で、厄除けのご加護を受け、明るい未来を祈願します。
笑顔で過ごせる明日であります様に…
参拝後は境内の東屋で温かいお茶のお接待を頂戴します。
冷え切った体。安らぐ瞬間です。
この東屋に掲げられている日めくりのカレンダー。
日毎のお言葉とイラストに心が和みます。
毎年、同じものが掲げられている様ではありますが、今日のお言葉を楽しみに参拝をしている私です。
下山後は「瀬田唐橋」へ。
琵琶湖と繋がる瀬田川に架かる全長227mの橋。「急がば回れ」の語源となった架け橋です。
『もののふの 矢橋の船は速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋』と短歌に詠まれ
昔、都へ急ぐ旅人は、矢橋(草津)と大津を結ぶ渡船で琵琶湖を越えた。
しかし、比叡山からのおろし風で渡船は危険である日も多かった。
「急ぐなら、距離が長くても瀬田唐橋を渡った方が安全」という意味で短歌が詠まれたとされています。
私も旅人。瀬田唐橋を渡り対岸へ。
琵琶湖周辺で生息する野鳥たちと まったりとしたひと時を過ごすとします。
唐橋の南に架かる橋は新幹線が高速で通過し、唐橋には多くの車が行き交い、令和でも交通の要となっている瀬田唐橋でした。
旅の前半はここまで。
午後は京都市内へ戻り、街散策の行程です。
卯年の初荷・京都の旅(午後の部) | まつ子の気まぐれ旅日記 (ameblo.jp)
温暖差のある数日。風邪等ひかぬ様にお身体お大事にお過ごしください。
今回も旅日記の閲覧をいただきありがとうございました。