コロナ&ワ●情勢73ニコニコ配信7/23・人体はほぼ未解明、医学は経験で進歩する・井上先生Q&A | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

松田政策研究所ニコニコチャンネルで「オミクロンの正体」と題して、新型コロナやワ●に関するニュースを解説し、井上正康先生のコメントをご紹介する番組も、もう73回目になりました。ほぼ毎週配信していますので、一年半も続けてきたことになります。それでもまだ、ニュースは続々と…。最近では「第9波」や他の感染症の拡大のニュースも増えています。他方で、オミクロンの「正体」についても色々なことがわかってきました。

例えば、これは血中から感染するデルタ株以前の新型コロナウイルスとは別物のウイルスに変異したものであり、血中に入ることなく喉粘膜で感染する喉風邪であること。感染力がさらに強まったことで、血管に入る以前の段階で感染してくれるため、体中に血栓を飛ばすことで様々な病態を引き起こすデルタ株以前の新型コロナとは別のメカニズムで別の病態をもたらすウイルスである…。

従って、血中抗体を増加させる作用で免疫をつくるmRNAワ●はオミクロンとは基本的には関係ないものであることになります。なのに、未だに血中抗体を増大させるワ●接種が有効と多くの専門家がおっしゃっているのはどういうことなのか?結果は、接種によりデルタ株以前のスパイクと同じたんぱくを体内に造成することで、デルタ株以前の新型コロナそのものと似たような病態を誘発する。これをオミクロンの後遺症だとしているのはどういうことなのか?なぜ、ワ●後遺症であることを疑おうとしないのか?

ただ、オミクロンについても未だわからないことは色々とあるようです。例えば、普通なら変異のたびに何度も罹ることで免疫訓練がなされ、発症や重症化の比率は低下していくものですが、血中抗体とは無関係のオミクロンの場合、そうした免疫訓練ということがあるのかどうか、井上先生も未だ不明だとしています。

いずれにしても、対策のポイントは、日頃からウイルスに対する自然免疫を強化すること。家に閉じこもらず、多くの人と接触して、楽しく人生を生きる…これ以外に対策はなく、オミクロンの感染力が、私たちが子どもの頃から何度も感染してきた土着コロナウイルスに比べて70倍となった以上、感染自体は何をしても防ぎようがない。これらのことは、これまでの経験から専門家たちの定説になっていないほうがおかしいように思えますが…。

もう一つ、井上先生が未だ解明が不十分な現象として「シェディング」があります。これは、新型コロナワ●の接種者が非接種者に害毒を与える現象。まさか?非科学的、それこそカルト的な陰謀論などと決めつけられそうですが、最初は過剰反応と思っていた井上先生も、実際に、そうした症状を訴える患者に接していると、どうもそうした現象が現実に存在すると考えるようになっているそうです。

今回ご紹介する番組では、そのメカニズムについて二つの仮説が紹介されていますが、医学は経験によって進歩する学問。現実に、どんな時にどんな症状が起きているかを観察し、それに基づいて医学知識を高めていくのが専門家としての王道。何せ、人類には人体の95%以上が未解明だそうです。真のプロフェッショナルに求められるのは、人間の知恵の限界をわきまえた謙虚な姿勢なのでしょう。

もし、このシェディングなるものが科学的に実証されたら…これまでワ●非接種者を差別してきた「ワクハラ」はすべて逆転することになる。接種者は周囲に害毒を与えないよう隔離しなければならない?特に頻回接種者は厳重な行動制限のもとに置く?もう人類の大半が接種してしまつた以上、そんなことはできないですから、ワ●を打ったかどうかは誰も問題にしなくなるでしょう。

こうなるところまで、経験の科学である医学が進歩することを期待するものですが、いずれにしても人類社会で今後最も繁栄する国は、mRNA型の害を最初から知っていて国民に打たせなかった中国かもしれない?想像もしたくないことですが…。もしかすると、西洋人の悪だくみを植民地時代から知悉してきたため、接種を進めなかったアフリカ諸国は着実に人口増大を続けることになる?単なる想像ですが…。

いずれにしても、オミクロン&ワ●の正体の究明はまだ、終わりそうもありません。

今回も、未だにワ●接種を慫慂し続ける日本政府は棄民政策をとっていると繰り返し発言されている井上先生から、多数のコメントをいただいています。

 

◆松田学のニュース解説 新型コ〇〇最新情報 オミ〇ロンの正体73<前半>

 

 

  ニコニコ本編はこちら

   https://www.nicovideo.jp/watch/so42519293

 

<井上先生とのQ&A>

 

➀尾身会長はワクチンだけでなく自然免疫も時間とともに低下していくとしていますが、感染波とともに何度も無症候感染を繰り返していけば「免許皆伝」で自然免疫は時間とともに強化されるのではないでしょうか?

・新型コロナ 尾身会長「沖縄のような状況ほかの地域にも」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230716/k10014132531000.html

 

はい、通常の感染症では感染の度に免疫力が強化されて相対的に弱毒化していきます。しかし、コロナ風邪ウイルスに対する抗体は短期間で減少するが、喉風邪などの予防には唾液中のIgA抗体や口腔内白血球が主役であり、血中抗体では感染を予防できない。

 

(追加回答)

喉粘膜を標的とするオミクロンには唾液中の白血球やIgAなどが中心的役割を果たし、血中抗体は限定的な役割しか果たせません。

万一、オミクロンが喉粘膜を超えて血中に入った場合はACE2を介して血栓症や血管障害を起こす可能性があり、その際には血中抗体やキラーTリンパ球が重要になり得ますが、実際の症例ではその様なケースは観察されておらず、喉に限局して症状で止まっています❗️

「感染を繰り返すことが免疫訓練になるとは言えないのか?」に関して、オミクロンに関しては不明です。「大事な事は日頃からの免疫力強化だ」との結論は問題ありませんが、コロナウイルスは免疫系を刺激しない様に共進化してきたロシア風邪の末裔ですが、人工ウイルスであるオミクロンに関しては未だ不明な点が多く残されています。

現在、オミクロンは口腔〜鼻腔内で人類と共存関係を確立している様に思われます。

 

②尾身会長は、「国内でのワクチン開発をどうするか、感染症に強い人材の養成をどう進めるか。大きなグランドデザインを今のうちから作っておくことが大事だ」としていますが、この点についての先生のお考えはいかがでしょうか?

・新型コロナ 尾身会長「沖縄のような状況ほかの地域にも」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230716/k10014132531000.html

 

政府分科会の尾身茂会長は「新規感染者数だけでなく、入院者数や重症者も増えてきている。新型コロナが『5類』に変更されてから接触機会が増えたことや、自然感染やワクチンによる免疫が時間とともに下がってきたことなどが理由だと考えられる。どこまで感染者が増えるかは分からないが、この増加傾向は続くと考えるべきだ」と述べた。

今後の新型コロナ対策のあり方については、「経済と感染対策の両立が大事であるが、今はすぐに行動制限をする時代ではない。新型コロナは致死率は下がってきているが、感染力が強くなっており、感染者数や亡くなる人も増えている。亡くなっているのはほとんどが高齢者なので、今、求められているのは高齢者の死亡をどれだけ減らすことができるかということだ。経済とのバランスを取りながら対策すべき」と述べた。

これは当たり前のことであり、政府分科会の会長としては何も言っていないに等しい。

今、専門家が政府に伝えるべきことは、今回のmRNAワクチンが失敗作であり、深刻な後遺症を予防治療することである。

 

③コロナ感染拡大による高校の学校閉鎖が相次いでいる中で、喉風邪だから閉鎖することはないと言っても、やはり感染症は感染症だし罹るより罹らないほうがいいからということで、学校閉鎖反対論はなかなか説得力を持ちにくいと思いますが、いかがでしょうか?

・生徒50人以上がコロナ感染、先週末の学校祭がクラスターの原因か…札幌市の高校2校で学校閉鎖

https://news.yahoo.co.jp/articles/d8448b29ce7e93eb28b576da9edda72041d67d66

 

 現在、流行の主流株は感染力の強いオミクロン亜株であり、過去3年間で行われてきた感染予防法は無力であり、国民の免疫力を向上させる以外に行う事は無い。

 

④この記事では、救急搬送の困難事案が岐阜県では増えているとしていますが、喉風邪であるオミクロンでなぜ、困難事案が増えるのでしょうか?

・“新型コロナの感染対策徹底を” 夏休みを前に県が呼びかけ

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20230714/3080011705.html

 

現在、流行しているのは喉風邪型のオミクロン株が主流であり、そのリスクは十分に低いので過剰反応してはならない。「オミクロンで困難事案が増えている」との情報は煽り報道であり、喉風邪の感染予防を考えて過剰反応しない事が重要である。

 

⑤5類になってからは新型コロナも医師の応召義務の対象になったとはいえ、実際に新型コロナに対応している医師は限られていると聞きます。実態はどうなっているのでしょうか?設備がない、距離が取れないなどということは、診ない理由になるのでしょうか?

・【新型コロナ第9波】「7週連続の増加」「喉のイガイガ、かゆみから始まります」「でも受診していいの?」...「今もし感染したら」を専門医が解説【MBSニュース解説】

https://news.yahoo.co.jp/articles/4c479617698cb9833ec6ee616ef571ef5343a2b4

 

オミクロン株が主流となった現在、インフルエンザ同様に対応すれば良い。それが5類に分類されたことの意味である。「実際に新型コロナに対応している医師は限られている事」は事実であるが、これは情報鎖国状態と医者の不勉強による人災である。

喉風邪のオミクロンに対しては過剰反応せず、全ての病院が風邪患者を受け入れる体制を整える事であり、それこそが厚労省の仕事である。

 

⑥政府としては現状が第9波だと認定することについてのメリットとデメリットをどう判断していると考えられるでしょうか?医師会としては、そう認定することでどんなメリットがあると言えるでしょうか?

・EXIT兼近、新型コロナ“第9波”報道に持論「国としては言いにくいのでは」と思うワケ

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c5a829e6ffafcdbf927a7b9c95d76a9e582d348

 

現在、日本で流行しているのはオミクロン亜株であり、第9波であるが、本質的な問題ではない。医師会としては第9波として煽り対応することにより経営的メリットがあった。第9波と認定することは国民に過剰反応させる効果しかなく、何のメリットもない。医師会はこれまでに黒字となった利益を保守したい以外の動機はない。

 

⑦海外旅行に行く際にコロナが心配と考える国民が多いようですが、日本にいるよりもコロナに感染するリスクが高いといえるような根拠はあるでしょうか?日本が世界でも有数の感染拡大国なのですから、逆ではないでしょうか?

・夏休み「海外旅行に行く」2.5倍 「新型コロナで不安」は過半数

https://news.yahoo.co.jp/articles/d075947a4467becd09e64bb675be7beb9ffe4c12

 

「ワクチン接種率や感染率が世界一の日本よりも海外でのリスクが高いと考える根拠」はない。尚、感染力の強いオミクロンを避けることは非現実的であり、過剰反応しない事が大切である。

 

⑧不活化ワクチンであれば小児用に開発して使用してよいということになるのでしょうか?

・変異株対応の小児用ワクチンの最終治験へ KMバイオロジクスが開発中の新型コロナの不活化ワクチン

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2720e9b863d1de04b3422ff7148d25216cc7946

 

現在、流行中のオミクロンは喉風邪のウイルスであり、その感染予防には唾液中のIgAや白血球(好中球コウチュウキュウ)などが重要である。コロナウイルスに対する血中抗体の半減期は36日と短く、血中抗体の感染予防効果は極めて少ない。その為、オミクロンを含む全てのコロナウイルスに対して不活化ワクチンも医学的効果は期待できない。

 

⑨予防接種法に基づく健康被害の救済制度は新型コロナワクチンだけでなく、インフルなど他のワクチンにも適用されてきたのではないかと思います。そうであれば、インフルなどと比較して「因果関係が否定できない」と判定されたケースが非常に多いmRNAワクチンの危険性を示すエビデンスになると思いますが、いかがでしょうか?

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230714/k10014130691000.html

 

その通りですね。今回の政府や厚労省の対応は非科学的な対応であり、インフルエンザワクチンと比べるとmRNAワクチンは遥かに危険な事は医学的に明白である。政府や厚労省の非科学的対応には企業とのワクチン購入の秘密契約が関係している可能性が高く、国会でファイザー社やモデルナ社との秘密契約を開示させるべきである。

新型コロナワクチン接種後に死亡した人についても予防接種法に基づく健康被害救済制度で『因果関係が否定できないと認定した場合には死亡一時金などが支給』されている。事実、接種後に急性循環不全や急性心筋梗塞などで亡くなった53歳~89歳の男女6人について認定することを決め、この内5人は高血圧症や慢性心不全などの基礎疾患があったことで、因果関係が否定できないと判断した。厚生労働省は他にも15歳~99歳の31人を認定しており、mRNAワクチンで死亡一時金の支給が認められたのは10代~90代まで合わせて109人になった。これは氷山の一角に過ぎないが、これでもインフルエンザワクチンよりも桁違いに高い死亡リスクであり、厚労省は医学を無視して暴走している。

 

⑩「自己増殖型」ワクチンの有効性や意味についてどう評価すればよいでしょうか?

・細胞膜表面にRBDを発現する次世代mRNAレプリコンワクチンで新型コロナウイルス感染症変異株に広範・持続的な免疫の誘導に成功:他のパンデミック病原性ウイルスに対する基盤技術としての応用にも期待

https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-06007.html

 

レプリコンワクチンは新変異株に対する有用なワクチンとなると考えられているが、これも基本的なミスコンセプトである。 細胞膜表面にRBDを発現する次世代型レプリコンワクチンは最小単位の『自己増殖型人工ウイルス』でもあり、病原体のスパイクやRBDを作る細胞は全て免疫的攻撃対象となり自己免疫疾患を発症させる。

サルで1年間も血中抗体が維持されるレプリコンワクチンは従来型mRNAワクチン以上に危険であり、これを国内で製造して日本人で治験させてはならない。

 

⑪この記事の症状はワクチン接種によるものと考えてよいでしょうか?接種者が非接種者に害毒をもたらす「シェディング」について、先生は実際に存在するとお考えでしょうか?

・リアル待合室の事象(シェディング?)

https://note.com/medi1102/n/ne0c5957ed61e

 

「クラスメイトの多くがワクチンを接種した2022年に健康な娘が不正出血やヘルペス様症状を起こし、家族やスタッフも単純ヘルペスになった。私の医院では単純ヘルペスで重症化した患者は年間1,000人に数名だったが、接種が開始された以後は180~250名と桁違いに増加した、ワクチン接種後にヘルペス患者の山が来る」との皮膚科医の経験談に関して、井上も当初は「接種者から非接種者へ何かが伝搬される『シェディング』が起こる」などとは考え難く、メンタルな影響かもしれないと思っていた。

しかし、「接種者と接すると様々な症状で悪くなる」と訴える患者が急増している。医学は経験の学問であり、『火の無い所に煙は立たない』と言われる様に『患者の状態に基づいて考える事が基本』である。症状を訴える方々を注意深く観察し、『シェディング』は存在すると確信する様になり、現在、二種類の仮説を考えている。

1)揮発性代謝産物に対する免疫アレルギー反応:

コロナ禍の初期にドイツの空港で『麻薬犬がコロナ患者を100%検出可能』とのニュースを思い出した。麻薬犬の嗅覚はヒトの5000倍も鋭敏である。体臭の多くは共生微生物の揮発性代謝産物であり、『嗅覚は病原菌の存在を検知する鋭敏な防御機能として進化してきた感覚』である。武漢型コロナ患者の病態は「スパイクによる血栓症や血流障害が主因」である。ヒトの全組織は様々な代謝や解毒機能を有しており、全身性の血流障害ではこれらの解毒代謝機能も障害されうる。

mRNAワクチン後遺症は血栓症や血流障害が初期症状であり、様々な臓器の解毒代謝なども阻害され、通常は排泄されない揮発性代謝産物が排泄され、嗅覚の鋭敏な方がそれに反応しても不思議ではない。新築家屋のホルマリンに対して様々なアレルギー反応を発症する『シックハウス症候群』はその典型的な症状であり、臭いを排除すると治る。ワクチン接種者からその様な病態代謝物が排泄され、これに反応する非接種者が居ても不思議ではない。

事実、エステの従業員にはシェディングを訴える方が多く、手袋やフルボ酸の噴霧で症状が軽減することが知られている。現代科学では質量分析でこれらの刺激性代謝排泄物を同定する事は容易であり、その様な研究が望まれる。井上は「正露丸の臭いに暴露されたマウスの腸組織で免疫反応が激増する現象」を論文報告している。『嗅覚は免疫応答反応のスイッチ』であり、感染防御機能の最前線なのである。

2)コロナスパイクに対する免疫アレルギー応答反応:

mRNAワクチン接種者ではスパイクを有する分泌小胞『エクソゾーム』が呼気や汗などから排泄されうる。エクソゾーム膜表面のスパイク蛋白が鼻粘膜や喉粘膜を刺激して免疫反応を誘起する可能性も考えられる。若い研究者は潜在観念にとらわれず、この様な医学研究にチャレンジして頂きたい。