新型コロナ&ワ〇チン情勢その2[ニコニコ配信②21年11月後半号]井上正康先生のコメントあり | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

はじめに 松田学の次のコロナ新著(共著)が出ました

 

「尾身不況」…の次は、「オミクロン」…?ギリシャ文字にしては覚えやすい名前です。いよいよやってきた?第6波か…。日本では第5波は急激に収束しましたが、今冬に向けて第6波が起こることは、ウイルス感染症の基礎知識を踏まえれば、十分に予想されてきたことです。

大阪市立大学名誉教授の井上正康先生(医学、分子病態学)と私との共著の第二弾が全国の書店で発売されました。

5月に発売された井上先生との共著第一弾「新型コロナが本当に怖くなくなる本」(方丈社)は、おかげさまで何度か増刷を重ね、話題の書となりました。新型コロナについて論じるなら、まずこの本を読んでから、反論があるならエビデンスをもって…そう問いかけてきましたが、まだ一度も明確な反論があったとは聞いていません。

 感染が広がっては集団免疫ができて収束しますが(今回の収束もこれ)、ウイルスは人間との共存を目指して変異していきますから、それによって、より感染力の強い変異株が支配的になり、次の感染の波はより大きくなる…、これを繰り返していくうちに人間の側での免疫訓練が重ねられ、重症化率は低下していく…こうして真のウイズ・コロナが達成される。多くの人に早く気が付いてほしい…

ウイルス感染症の正しい知識があれば、第6波が来ても、いまの欧州のようにジタバタしなくても済むはず。

そこで、これにどのような心構えで向き合うかについて、広く国民に正しい知識を普及させる必要があると考え、今回も方丈社より、井上正康先生との共著の形で、今度は「新型コロナ騒動の正しい終わらせ方」というタイトルで新著を上梓いたしました。

●井上正康、松田学(著)「新型コロナ騒動の正しい終わらせ方」方丈社

本の著述は、私が井上先生に質問したり、問題提起したりする形で進められています。

Amazonの下記URLをご参照ください。

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E9%A8%92%E5%8B%95%E3%81%AE%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%84%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%9B%E6%96%B9-%E4%BA%95%E4%B8%8A-%E6%AD%A3%E5%BA%B7/dp/4908925879

 

さて、「尾身クロン」が出てから世界も日本も大混乱、まるでペスト騒ぎですが、我が耳を疑ったのは、海外にいる日本人は航空券の予約をしていないと年内に帰国できなくする措置。こんなのは政治的にもたないだろうからすぐに撤回されると思いましたし、現に岸田総理は撤回しましたが、国土交通省航空局が勝手に決めて、こんな重大なことを官邸にも上げずに航空会社に要請するなど、これこそまさに「コロナ脳」。

憲法で定められた移動の自由に反するなどと言う前に、海外にいる自国民に対して門戸を閉ざすなど、まるで棄民政策、そもそも国家とは何なのかという問題であります。拉致被害者も救済できないのが日本政府だから…とまでは言わないにせよ、日本の官僚たちはコロナ原理主義におかされて常識的判断力まで失ったのか…?

こんな騒ぎ、早く終わりにしてほしいもの。これも新型コロナに関する正しい知識が共有されていないがゆえの「コロナ原理主義」の弊なのでしょう。

だからこそ、言論弾圧にマケズに続けている週に一度のコロナ情勢番組、今回ご紹介するのは11月28日と11月22日配信ということで少し前のものなのですが、ここで発信している日本や世界の混乱状況は、その後の尾身クロン騒動でさらに加速されていますので、ご参考にはなると思います。ワチンに関する井上正康先生のコメントもあります。

 

1.21年11月28日配信

 

◆松田学のニュース解説 20211128新型C〇〇最新情報 前半

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ニコニコ本編はこちら

https://www.nicovideo.jp/watch/so39680369

 

以下、この番組で取り上げたニュースと、それに対するコメントです。

 

●「全国感染者50人今年最少…35府県でゼロ」:

 

ここでは改めて感染のメカニズムを解説しました。なぜかメディアは言わないし、免疫学者の間では常識で、知っている人はたくさんいます。ようやく「ファクターX」の存在を山中伸弥氏が論文で述べており、それは、日本人が元々コロナの免疫記憶を有しており、その交差免疫として未感染者のT細胞免疫を立証したもの。井上正康先生によれば、「これも、今頃出てきたiPS研究所の免疫情報の報告です。この未感染者とは5波も暴露された無症候性感染者のことであり、それにより集団免疫が確立されたことを意味します。したがって、山中君が言わされている『ワクチンは大切』が嘘であったことの証明にもなります。」こうやって徐々に、私たちが言ってきたことを後追い的に皆さんが正当化し始めることでしょう。以下は、私と井上先生との質疑応答のやり取りです。

 

Q)「この山中氏発見のT細胞免疫も、従来コロナというより、最近の感染の波ごとに形成されてきた集団免疫の作用ということはないでしょうか?」

A) 旧型コロナと新型コロナのNTD部位への抗体は交差免疫を示す事が判明していますので、このT細胞免疫の一部は旧型コロナに対する記憶が含まれていると思われますが、やはり、圧倒的には、繰り返されたPCR陽性波により形成されたT細胞免疫が主体と考えられます。

Q)「ワクチンが、こうして自然に形成された免疫バランスをも崩すということでしょうか?」

A) 通常、病原体は口、鼻、皮膚から侵入しますので、①口腔粘膜や皮下組織での自然免疫が最も重要な防衛戦であり、大半の病原体はここで排斥されます。ここが突破された場合に、②液性免疫や細胞性免疫の軍隊が作動して免疫記憶を形成します。皮下組織に接種する旧来型ワクチンは②のみならず①もある程度は誘導可能です。しかし、筋肉組織を経由して全身へ分布する遺伝子ワクチンは、①の戦いを経験せず、イキナリ②の免疫系を選択的に刺激誘導する。この様な事は自然界では起こらないので、①の自然免疫系がどの様に影響されるかはワクチン学でも不明です。ただ、③ブレイクスルー感染が簡単に起こった事から、②により①が抑制される可能性が考えられます。ワクチン学の新たな問題として今後の解析が必要です。

Q)集団免役ができるぐらいですから、それぞれの国で人口の大半が無症候感染して免疫記憶があることになります。それでも次の波が起こるのは、免疫記憶があってもやっつけられない感染力を持つウイルスが新たに誕生するからだという説明になると思います。

A) その通りです。PCR陽性波毎に感染力が増強した新変異株が旧株を上書きして波が高くなります。

Q)そのように考えると、自然感染でできる免疫記憶は、新株の感染は防げないが、発症や重症化を抑えることになるということですね。

A) 旧株に感染した後に新株に感染するまでの期間により抗体価が変化しますので、感染予防や重症化予防の効果は両波の間隔により異なります。20年3月の日本での両効果が強かったのはS&K株が12月〜2月に続けて無症候性感染して免疫更新が理想的な状態に維持されていたのでG型株に対する再感染抑制効果や重症化抑制効果が理想的に発動したと考えられます。

Q)「これを繰り返していると、新たな株への集団免疫の形成がより少ない発症者が発生する中で行われる」と説明すれば良いのでしょうか。

A) その通りですね。免疫のレパートリーは個体差が大きく、新株への曝露に対する反応も異なります。その為に、新株と集団が持っている免疫状態との関係で免許更新反応が影響されると考えられます。

Q)集団免疫がその都度形成されて波が収束してきたのだとすると、もし、国民全員を毎日、PCRで悉皆検査していたら、国民の大半が一度は陽性反応と出ていたはずであるということになりますが、そのような理解でよろしいでしょうか。ということは、感染者というのはPCR検査を増やすことによって増えるものであるということになりますが、そのような理解でよろしいでしょうか?

A) その通りです。

 

●「世界の上位60カ国を集計、新型コロナウイルスワクチン接種率ランキング。気になる日本の順位は…」:

 

 同調圧力が強いからか、全体主義に対する耐性が弱いということなのか、日本はあっと言う間に75%超えまで接種率を爆上げして先進国の中でもトップクラスになりました。他国ですと、60%台で接種率は限界に到達しますが、それは全体主義的な強制に対する抵抗とか自由や個人の権利を求める心性にもよるものであり、政治的には健全だともいえます。ちなみに、山中泉氏の米国現地からの報告によると、テキサスやフロリダなど、コロナに関する社会的な規制がほとんどなかった共和党の州の方が、感染者は増えていないようです。

 

●「接種率75%超の日本、ワクチン忌避から一転して成功に」:

 

 以下、井上先生からのコメントです。

<<ファクターXとは、①土着コロナ(遺伝子で50%が新型コロナとホモロジー)に対する交差免疫(これで欧米よりも14倍の抵抗性を獲得)、及び②2019/12〜20/1〜2月にかけてインバウンドが持ち込んだ弱毒株への無症候性感染によるワクチン同様の免疫力更新です。しかし、何波ものPCR陽性波が世界的に認められるので、今では日本特有のファクターXは消失して世界的にノーハンディになりました。一方、ワクチン接種によりコロナに感染し易い免疫状態が誘導されており、今後はワクチン先進国がハンディを持つ事になります。ワクチン接種が遅かった日本は国民特有の同調圧で一気に接種大国に躍り出たので、パンデミック初期とは逆にハンディを抱え込みつつあります。>>

 

以下は、漫画家の小林よしのり氏や松田と井上先生とのやり取りです。

Q)小林:ヨーロッパはワクチン接種しても感染者は増えていて、アイルランドでは重症者まで増えている。日本人はワクチン超普及しているのに、ブレークスルーにはならない。これは異常じゃないですか?

A) 自然免疫系をパスしてイキナリ全身的にスパイク遺伝子を発現させて免疫刺激する今回のワクチンは、通常のワクチンと異なり自然免疫を抑制している可能性も考えられます。日本では接種開始時期が遅れたが急激に欧米に追い付いたので、これから同様の感染リスクを次の波で経験する可能性が考えられますので、注意深い観察が必要です。

Q)小林:日本人の場合はウイルスへの暴露や自然感染だけでもキラーT細胞が活性化されてこのまま冬を乗り切れるんじゃないですか?

A) 基本的には世界中で類似の現象が見られるはずです。日本人は新型コロナに何度も無症候性感染してきたので、ワクチン接種者も非接種者もT細胞性免疫を獲得しています。従って、この冬を日本人のワクチン接種者と非接種者がどの様に経過していくかを比較する事によりワクチンの功罪を知る事が出来るかもしれません。まさに人類初の大規模人体実験を目の当たりにする事ができると思います。

Q)小林:あまりにも日本と欧米の差がありすぎます。テレビではマスクの有無だけが違うので、日本人はマスクしているから感染しないとまた言い出しました。

A) 世間の妄想はさて置き、科学的にはマスクでは説明不能ですね。

Q)松田:元々、土着コロナへの免疫があったということは、それだけ日本人は免疫訓練を積み重ねており、欧米人より免疫力が強いと言えるのでしょうか?

A) 感染に対する抵抗力は病原体ごとに異なりますので、土着コロナと長年付き合ってきた東アジア人は欧米人よりもコロナへの基礎免疫力が高いと思われます。しかし、病原体に対するトータルの抵抗力はHLA(human leucocyte antigen)と呼ばれる広範な免疫特性が関与しています。

 

●「12~15歳接種、4か月後の有効性100% ファイザー製ワクチン」:

 

 井上先生からのコメントです。

<<簡単にブレイクスルー感染が起こる前にも、今回と同様に有効性95%などとデタラメを宣伝していましたね‼️世界中で深刻な副反応が多発しているが、それらは全て関連性不明で黙殺されているので、ファイザー社の社内データは信用出来ず、データ解析の段階から第三者機関が評価する必要があります。記事の中の「12~15歳に対する接種の主な懸念としては、男性に心筋炎を引き起こす可能性が指摘されているが、データからはそうした症状は『非常にまれ』であり、メリットはリスクを大幅に上回ることが示されている。」という点については、子供には新型コロナのリスクが皆無なのに、将来的に心臓病を発症させる心筋炎などが起こるワクチンのメリットなどは医学常識を無視した戯言である。また、記事の中の「新型コロナウイルス自体も心筋炎を引き起こす可能性があり、その頻度と重症度はワクチンよりも高い。」という点に関しては、感染がワクチンより心筋炎のリスクが高いとの客観的データは観られない。ネズミにスパイクを投与すると高率に心筋炎を発症させる事が論文で判明しており、通常であればこの時点でレッドカードを出して緊急中止して再検討するのがワクチン行政の基本的対応であるが、今回はこの様な事が全て無視されている異常事態である。政府や厚労省に大きなバイアスが働かなければこの様な非常識は起こり得ない。記事の中の「米国は5月にファイザー製ワクチンの12歳以上に対する緊急使用を申請したが、正式認可は16歳以上に対してのみ出されている。」という点に関しては、それにもかかわらず12歳以下への接種を検討している国々は異常としか言いようがない。医療関係者が正気に帰らなければ製薬利権で国民が殺されかねない事態である。>>

 

●「オーストリア、全国民に外出制限 ワクチン接種義務化へ」:

 

 この国では、ワクチン未接種者を隔離しても感染は拡大しました。ワクチン接種者だけが接触しても感染は拡大します。オーストリアの決定は、ワクチンが感染抑制に効果がないことを自ら立証したものといえます。

 

●「ヨーロッパ各国 ワクチン接種進めるため対策強化 感染再拡大で」:

 

 感染が記録的な多さになるのは、①ウイルスの変異が感染力を高める形でなされる、そういう株が蔓延するものなので、波が次第に高くなるのは当たり前、②ワクチンが効かないからである。ワクチンは変異株には効かない。要するに、基本的知識に対する無知が蔓延ししています。少なくとも、PCR検査を有料にしてまでワクチン接種に追い込むのは逆でしょう。ワクチン接種者は感染しているかもしれませんが、PCR陰性者は感染していない人たちです。ちょっとおかしいのでは…?

 

●「欧州で反ロックダウンのデモ、暴徒化で機動隊出動も」:

 

 欧州では、政府も強権的なら、国民も自由を大事にする人々。対する日本人は「民度」が高いのではなく、「畜度」が高いのか…。豪州もそうですが、果たして政府に緊急事態の全権を与えるのは正しいのかという論点が出てきました。国民は逃げられません。その点、米国は州によって対策が異なりますから、選択の自由がまだあるといえるでしょう。

 

2.21年11月22日配信

 

◆松田学のニュース解説【本編は概要欄】新型C〇〇最新情報 前半

  

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ニコニコ本編はこちら

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https://www.nicovideo.jp/watch/so39657417

 

以下、取り上げたニュースと、その解説の要点です。

 

●「町職員「宣伝効果2500万円上回る」と断言…コロナ交付金で設置『イカキング』半年でどうなった」:

 

掲載の写真をご覧ください。

感染症に対する正しい知識がないと、国の税金がこんなことに投じられる?いまのコロナバカ騒ぎも本当にイカれている…

 

●「行動制限緩和、感染対策を議論 新型コロナ対策で政府分科会」:

 

日本でも3回目のブースター接種が俎上に載せられていますが…2回目との間で8か月空けようが6か月空けようが、日本政府がめざしている「ウイズ・コロナ」が「ウイズ・ワチン」を前提とするそれである限り、持続可能な収束状況には、かえってなかなか至らないのではないでしょうか。ワチンを早い時期に打った国ほど、ワチンによる抗体が切れるのと、打ったワチンも新しい変異株の遺伝情報に基づいて作られたものではないことにより、感染の再拡大が起こってきました。でも、感染の波が何度も訪れては、その都度、無症候感染(みんな、感染していて、気が付かないうちに治っている人がほとんどだと思います)の広がりで集団免疫ができて、免疫の軍事訓練が重ねられていますから、波は高くなっていっても、重症化率や死亡率は低下するはずです(すでに第5波でそうなっていました)。感染が怖いと言ってワチンを何度も打っていると、ワチンよりもずっと持続可能性が高く、応用問題にも強い自然感染による免疫を形成する機会を逃してしまうのではないかと心配します。これではワチン中毒…?

何度も投与すると動物実験では動物はみんな死ぬのは研究者の間では常識だと、以前ご紹介した村上康文先生との対談動画(ニコニコ)で、同先生は研究現場から警鐘を鳴らしていました。医療政策として考えるべきは、免疫弱者に対する対応であり、発症者を重症化させない体制の整備。ステイホームしろ、外出は控えろ…これでは免疫力を強化するのが最大のコロナ対策なのに、逆に、免疫弱者を大量に生み出すことにならないか…。

 

ここで注目すべきニュースが2つあります。

 

一つは、ファウチ博士がNew York Timesに次のように語ったこと。

「常に先を行くイスラエルのデータによれば2回接種者は免疫機能が低下し、感染、入院、死亡のリスクが全ての世代で高まる。ハイリスク層だけではない。従って3回目の接種はボーナスではなく、必須の過程だと考えるべきだ」

 

もう一つは、COP26に出席し英国でインタビューを受けたビルゲイツ。

「感染を防ぐワチンはありませんでした。私たちは健康に役立つワチンを手に入れましたが、感染をわずかに減らすだけです。新しい方法のワチンが必要です」。

最も莫大な投資をした人物の発言を真摯に受け止めるべきだとの声が出ています。

 

●「コロナで失業長引く女性、急増34万人 『事務職の仕事、見つからない』」:

 

コロナは怖い、ペストのように対応すべきだ、そういう論調に乗って真実を明かさない専門家たち、製薬会社…潤う人たちがたくさんいる。

そもそも一体誰のための医療なのか、医療専門家たちなのか、そういう政治運動が必要になっています。参政党の役割でしょう。犠牲者は国民です。健康面だけでなく、この記事のように、経済的な弱者が最も犠牲になっています。

 

●「欧州でワチン義務化広まる 接種停滞、反対派も根強く―新型コロナ」:

 

欧州では、接種率が頭打ちだから、さらに上げるために義務化へと強硬措置に…結局、それが社会の分断を招こうとしています。米国と同じ状況が先進国に広がっています。日本人はそこまでいかない従順な国民。そうであるからこそ、怖いものがあります。全体主義に対して無抵抗?欧州でワチン接種が進まないのは、ある意味、社会として健全な証しなのかもしれません。そもそも製薬利権に対して自由を守る発想が日本にないようです。

だから、抗がん剤も、米国では禁止されているのに日本では、これを使用しないと、がん指定病院に指定されないそうです。日本人の死因の中でがんは半分にのぼっています。

医療そのものが国民本位でない?これを国民の立場から変えていくことも参政党の役割です。

 

●「オーストリア 未接種者を対象にロックダウン導入」:

 

もう古いニュースになってしまいましたが、この未接種者をターゲットとするロックダウン措置が出たとき、ウィーンからこんな声が聞こえてきていました。

「オーストリアはワチン接種済み者か、罹患者か、死んだ人間しかいなくなると、ニュースに出ていた。」、「自然免疫が一番と思っている人たちもいる」、「何回も打ち続けたら体がボロボロになって死ぬぞ、と言っている人もいます」…。

 

●「ヨーロッパ感染再拡大で見えるフランスのヘルスパスの整合性」:

 

フランスは良い選択をした、自由を求める人々にもヘルスパスはワチン接種を促す効果があったとの記事が出ていました。それでもフランスはまた感染拡大して3回目の接種に…。そこで、2回接種で出ていた今までのヘルスパスを無効に…。そこまでやるか…1回「ワクパス」を取得しても安心できない、使えなくなるかもしれない、ということですね。では、なぜ日本は欧州と違ってこんなに感染が少ないのか。それとも時期的なズレで欧州と同じになるのか?免疫状態は日本も欧州も同じはずなのに…井上正康先生に質問してみました。以下が返答です。

 

<<日本にはファクターXとして早期集団免疫確立ということがありましたが、何度も感染波へ暴露されたことにより、日本と海外の免疫のハンディーは無くなった時代に入っています。

事実、変異株誕生毎にピークアウト後は毎年のインフルエンザの様に急速に被害が収束しています。

国内外での免疫的ハンディーは既に解消されていると考えるべきですね。

ワチン普及が遅れた日本はタイムラグをもって、近く欧州と同じ状態になるという可能性を私も危惧しています。

PEGを介する遺伝種ワチンの体内組織分布は非特異的であり、広範な組織や細胞に取り込まれて異種のスパイク蛋白を産生しています。

この為に、①全組織でスパイクによる血栓形成のリスクがあり、②血管網のバリアー機能が障害されると同時に、③頻回接種でスパイク産生細胞が自己免疫的に障害されつつある可能性が考えられます。

更に、ワチン粒子は④ホルモン代謝の要である副腎に取り込まれると同時に、⑤神経系にも影響(微小血栓による脳障害と自律神経系の障害)しており、脳免疫統合系の異常による免疫抑制の可能性が考えられます。

その為に、ワチン接種開始時期が遅れた日本でも、やがて類似の感染病態が起こる可能性はあり得ます。>>

 

<<ワチン接種が極端に進んでいないアフリカでの感染状況が、先進国の問題を理解する鍵」になると思います。アフリカは欧州の海賊達の奴隷貿易などで歴史的に根深い不信感があり、大半の大統領が新型コロナやワチンに懐疑的(6名の大統領が過去1年間に謎の死)であり、WHOが薦めてもワチン接種がほとんど広がっていない様です。

新型コロナの被害が極めて低い事から、イベルメクチンの効果が期待されている経緯があります。

イベルメクチンが有効なオンコセルカ病はアフリカやインドなどの寄生虫疾患であり、これに長年利用され、多くの患者を助けたことから大村さんがノーベル賞を受賞されました。

その使用状況とコロナが蔓延しないことが重なってイべルメクチン信仰が広がった様です。

(イベルメクチンの新型コロナへの効用はまだ十分には実証されていませんが、欧米諸国もワチンではなく、真に安全かつ有効な予防治療薬を投与すべきでしょう。

ただ、レムデジビルやモルヌピラビルなどの新規開発薬はアビガンなどと同様に健康維持に必要な核酸代謝の阻害剤であり、正常代謝も阻害する可能性が高く、慎重なチェックが必要です。

現在の様なパニック状態下で政治指導で決めた薬は大抵新たな薬害を生み出します。

緊急時こそ「毒でなければ薬ではあり得ない」との医学的名言を肝に銘じる必要があります。

因みに、昨年春に当時の安倍首相が「抗インフルエンザ薬として備蓄されているアビガンを6月までに使用可能にする」と発言しましたが、これを厚労省が認可しなかったのは「正常な拡散代謝が阻害されて奇形などの薬害が増産される可能性があったから」です。

私はこの決断を「厚労省としては珍しく良い仕事をした」と評価しています。>>

 

●「子供へのワチン接種、させるか否か…保護者に悩み広がる」:

 

井上先生のコメントです。

<<新型コロナで子供が重症化しにくい理由と、ワチンの副反応が出やすい理由については、コロナ感染では子供の自然免疫力の強さと、高血圧と無縁であり、かつACE2受容体が少ない事と、高齢者より免疫応答反応が高い事が、その理由と考えられます。

免疫系も含めて子供の代謝応答力は高齢者よりも高いので、感染しても重症化しにくい代わりに応答反応の強さ故に副反応も強く現れます。

尚、若者の副反応では女性の方が強く出ますが、これは女性ホルモンと関係した免疫的性差が関与しています。

逆に心筋炎に関しては男子の方が高リスクですが、これは心血管系の性差医学的因子が関与していると思われます。

いずれにしても、現在、人類は未知の遺伝子ワチンで免疫的人体実験を暴走させており、やがて大きなツケを払わされる事になると思われます。>>