日本にはなぜ「高市総理」が必要だったのか…総裁選での応援メッセージ~動画ろんだん@松田政策研究所 | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

9月29日の自民党総裁選では、4人の候補者の中から岸田文雄氏が選出され、10月4日には同氏が第100代内閣総理大臣に就任、早速、組閣が行われ、総選挙の日程も10月31日投開票で設定されることになったようですが、今回は、高市候補を応援してきた立場から総裁期間中に発信された一連の動画番組をご紹介します。

いまの日本にはなぜ、「高市総理」が必要だったのか…。岸田政権が発足した現時点であっても、この期間に発信された高市応援メッセージを振り返ることで、日本の真の国益とは何なのか、これからの日本の政界の課題は何なのかを考える素材になると思います。高市氏が総裁選で発したメッセージは、それにふさわしいものでした。

ここでは、松田政策研究所チャンネルで配信された番組が中心になりますが、それ以外のチャンネルでも私自身がいくつか出演を依頼されることがあったので、それらも含めてご紹介いたします。振り返ってみると、高市氏を応援しながら総裁選について私が語った番組は、ここでご紹介するだけで11本も配信していたことになります。

 私としては、経済政策や国家観を中心に私が考えてきた政策と近いところが多く、参政党も党として支持を決めている高市候補が、他の候補とは飛びぬけて違うところはどこかを中心に語ってきたつもりです。もし、他の3人のいずれかが総理総裁になると、9月29日は自民党が自民党でなくなる日になってしまうことまで懸念していました。

 いまや世界の政治の対立軸は「グローバル全体主義勢力vs自由を守る国民国家」となった以上、高市氏が総理になることには時代的な必然性もありました。それはあたかも、日本に神風が吹いたが如く、安倍氏が奇跡の勝利を収めて第二次政権の総理の座を射止めたのと同じ類の必然性だったかもしれません。安倍氏があれだけの長期政権でありながら未達だった数々の目標を、「鉄の女」サッチャーの如き女性ならではの決断力で実現していくべき歴史的使命を高市氏は帯びていると考えた次第です。

 菅前総理が9月に訪米し、米豪印の間でのクアッドの固めで次の政権に引き継ぐ最後の仕事をしましたが、日本の置かれた国際環境のもとでは、誰が総理になっても、世界の地政学を変えた安倍氏の歴史的偉業だけは活かしていくべきもの。対中姿勢がふらつくような人では困ります。

政治の座標軸から候補者の立場を捉えてみると、高市氏以外の方の場合はこの点が曖昧であっただけでなく、そもそも自民党が保守主義を担う政党ではなくなる…。保守主義の本質についても、以下の番組の中で論じています。

以下、いずれも、総裁選告示の少し前から投開票日の2日前までの間に配信された番組です。

 

◆号外【ニュースを斬る!】自民党総裁選を斬る!

松田政策研究所チャンネルではいつもの「ニュース解説」よりも少し掘り下げた「ニュースを斬る」というコーナーで、高市氏応援の総集編を配信しました。

まず、総裁選の動向を解説し、世界政治の座標軸から4人の候補者の位置づけを論じましたが、今回、特に重点を置いたのは、高市氏が他の候補とは全く異なる、総裁選にふさわしい本格的な政策路線を打ち出しているテーマとして、プライマリーバランス目標の凍結と靖国参拝を取り上げました。

財政と安全保障こそが政治の基本中の基本。従来の政権が決断できないでいたこれら課題を堂々と主張する決意こそが、自民党員や国民に問いかけるだけの意味を総裁選に生み出しています。

ここでは、プライマリーバランスと財政の私の基本的な考え方を話しましたが、2%インフレ目標達成後のことも視野に置くのであれば、私が提唱している「松田プラン」やトークンエコノミーが不可欠になってきます。

また、靖国参拝をめぐっては、「歴史認識問題を引き起こして増長させたのはいずれも日本人」であることや、「国家観と歴史観なくして国難は乗り切れない、和製サッチャーを」ということを訴えました。

 

◆9/21配信 チャンネル桜

「高市候補、松田プランで増税は不要です!靖国参拝では外国とその手先の声を聞く必要はありません」(松田学のビデオレター)

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このところデジタル革命や「松田プラン」など、通貨・経済問題をシリーズで論じていたビデオレターですが、自民党総裁選の真っ最中、急遽、このテーマに変えました。もちろん、高市候補に対する応援メッセージを兼ねてです。内容は上記の「ニュースを斬る」とほぼ同じです。チャンネル桜の私のビデオレターの枠にしては、随分と注目された番組になりました。

 

◆9/28配信 ダイレクト出版YouTube

「<速報>自民党総裁選を占う4つのポイント〜元衆議院議員・松田学が徹底解説〜」

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私が以前から講演や寄稿をしておりますダイレクト出版からの依頼で、9月24日の時点で収録した番組です。インタビューに答えながら各候補のメリット、デメリットなどを論じています。

 

◆9/25配信、特番『城内実議員に訊く!高市早苗議員への応援メッセージ』ゲスト:衆議院議員 城内実氏

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すでに対談を行った山田宏参議院議員に続き、今回は、高市氏に対する応援メッセージを、自らの利害得失を考えずに高市支持を真っ先に決めた城内実・元外務副大臣に発していだたきました。

高市候補のもとには、自らが考える政策を実現してほしいと志を同じくする議員が結集し、最も結束力の強い選対本部ができている。これこそ、本当の政治家の姿。それにひきかえ、昨年、自分たちが選んだはずの総理の人気が落ちて、今度は次の選挙が危ないからと、自分のことを考えて、支持する総裁候補を決めている議員たちは、本当に政治家なのか。

高市氏は、中国の全体主義に対して最も厳しい姿勢を示しているからこそ、民主主義と国益と国民のことを最も大事にしている候補なのである。

日頃からの勉強の量が違う。その演説には皆がびっくりした。

歴史を検証してみると、日本は多様性と寛容の社会だった…。城内氏は選択的夫婦別姓をめぐる多くの国民の誤解を解く発言もしています。

 

◆9/22配信、特番『茂木先生に訊く!世界的枠組みの中で自民党総裁選を斬る!』ゲスト:予備校世界史講師 ユーチューバー 茂木誠氏

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総裁選をみる上での基本的視座は、なんと、日本が米国の属国であるということ。親分である米国がガタガタすると日本の政治がガタガタし、中国が出張ってきて国益が損なわれる。今回もまさにそうでしょう。バイデン大統領の下で日本の親分の米国が弱れば、日本ではナショナリズムの出番、ウォール街と中共が仲たがいし、米中間がガタガタしたときに、出るべくして出てきたのが高市さん。

世界を座標軸で一刀両断してきた茂木誠さんが今回、持ち込んだのは…

①統制・分配+グローバリズム

②自由主義+グローバリズム

③統制・分配+ナショナリズム

④自由主義+ナショナリズム

このうち①は…少し前までの習近平であり、二階さんと石破さんと野田さん。岸田さんは若干、こちら寄りか。

②は…ウォール街と、第二次政権の安倍さん、そして河野さん。菅さんとバイデンは、最近は①に引っ張られつつも、ここにいる。

③は…本性を著し始めた最近の習近平。

④は…第一次政権の安倍さんとトランプ、そして高市さん。

河野さんの国民的な人気が高いのは、グローバル利権がメディアのスポンサーであるから…。ただ、私のみるところ、河野氏は、チャイナゲートで見事に暴露されたように、また、ポピュリズム独裁(全体主義の危険性?)の傾向が以前から垣間見えることからみても、限りなく①ではないでしょうか。

石破さんと野田さんは立憲民主に行けばよい。バランスのとれた岸田さんだと、これからの外交の難局での決断は無理。やはり、これから2~3年の間に台湾有事が起こることを想定し、それにふさわしい総理総裁を選ばねばならないということになる…。国益を考えれば、答は自ずと高市さんなのですが…

 

◆9/18配信、特番『山田宏議員に訊く!高市早苗議員への応援メッセージ』ゲスト:自民党参議院議員 山田宏氏

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告示日の当日に収録し、その翌日、自民党員の方々に投票用紙が届き始めた日に緊急配信いたしました。

なぜ、いまの日本のリーダーは、4人の中では高市さんでなければならないのか、国益を大事にされている方であれば、十分にご納得いただけるのではないかと思います。いまや自民党代議士の半分を占める三期生以下の衆議院議員たちが総選挙で勝つためには国民からの人気が高い人が党の顔になってもらわねばならない、それが何よりも大事だと、某自民党系の知人が言っていましたが、では、なぜ、河野氏の人気が高いのかと言われれば、ズバッとした物言いで今までのことをひっくり返すから、知名度が高い…等々の要素が挙げられています。

ならば、ズバッとした物言いでひっくり返す度胸は、高市さんのほうが上でしょう。プライマリーバランスを凍結するのですから。それも考え抜いた上での結論。しかも、アベノミクスも外交や安全保障も、高市さんの政策は、これまで選挙で勝ち続けてきた安倍路線の継承発展であることにも留意する必要があるでしょう。知名度も、総理総裁になれば自ずとついてきます。かつて長い停滞から英国を復活させた「鉄の女」、サッチャーの日本版となることが期待できたかもしれません。

 

◆9/17配信 参政党

 「どうなる?自民党総裁選…参政党は誰を支持する?」【政党DIY→参政党 神谷宗幣×松田学】#107

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国益を考えれば高市さん。中国の浸透工作に対抗できる技術的知識まである。サイバーセキュリティでは党の責任者を務めてきた。自民党が支持されている理由であるアベノミクスの継承者でもある。河野さんが閣僚として内閣にいたために、原発のリプレースもできないでいる。小型原発に世界が舵を切っているのに…。カーボンゼロの税負担問題を回避するためにも原発は必要。高市氏は安倍政権が実現できなかった課題を実現できる人。経済政策は私と言っていることと同じ。安倍政権でもできなかった憲法改正はよほどの覚悟が必要。サッチャーが見せた女性としての決断力。

参政党として高市候補を応援することを、この日、決めました。

 

◆9/13配信 石井苗子の国会タックル

 「松田学さんに聞く!『どうなる?自民党総裁選!日本の政治のかじ取りは誰に託すべきか?』」

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日本維新の会の石井苗子・参議院議員より、前回の出演時に好評で、またぜひ、私に出ていただきたいという視聴者の声を受けて、出演の依頼があったものです。

出てみたら、1万に行ったことのなかったこのチャンネルでは、1万をゆうに超えて最高の視聴数となったということで、大変喜んでいただきました。

テーマである総裁選について、菅総理不出馬の経緯から始まって、高市さんに着目、少し河野さんの批判をし過ぎたかもしれませんが、石井苗子議員と意見が合ってよかったです。

 

◆松田学のニュース解説 野田聖子議員出馬へ、混沌!自民党総裁選続報

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石破氏か出馬を見送って河野氏を支援することになり、野田聖子氏の出馬が決まった時点で収録した総裁選動向のニュース解説です。派閥の応援体制も一応固まりましたが、票の半分を占める党員・党友票は派閥とは異なる世界。石破氏の場合、いくら河野氏を応援しても、そもそも石破氏の党員・党友票は地方創生大臣時に石破氏個人が伸ばしたものであって、河野氏につくとは限りませんでした。国民の1%を占める党員党友票の3割は組織票でもあります。

他方で、野党の支持率はさっぱり。ここでは立憲民主党の衆院選公約もご紹介しましたが、責任追及ばかりで、日本をどうするかが全く見えません。

そもそも河野氏は野党であり、左翼だという見方も多出しているようです。

中国の女性報道官とのツーショット写真も出回っています。その河野氏を推すとしている、これも国民の人気が高い小泉進次郎の支離滅裂な「涙の会見」に対して、専門家は「底が浅い」、「軽薄」と批判しています。小泉氏も河野氏も反原発。どうも「小石河連合」はパッとしなかったようです。

この番組では、高市氏の政策のメリットも解説しました。

 

◆松田学のニュース解説 どうなる!?自民党総裁選

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策士、策に溺れる、菅総理がそんな印象を与える終わり方だったのは少し残念なことでした。この番組では9月8日の収録時点での総裁選についてのコメントをしております。

国益で選ぶなら河野さんではない、これが河野さんを知る人たちの見方。原発もそう、皇位継承もそう。寄り添うタイプの岸田さん、平時ならいいが、こんな有事に大事な決断ができるのか?

高市さん、国民が支持してきた安倍総理の路線を継承する人。財政が出動しなかったアベノミクスを、財政が出動するアベノミクスにする。色々な意味で、いまの日本には「鉄の女」が必要です。

 

◆9/7配信 CH桜

 「【松田学】自民党総裁選~高市候補には「真のアベノミクス」を、その為に『松田プラン』をご参考に」

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このビデオレターでは、最初に、菅総理辞任に関する感想と、自民党総裁選について河野氏に関する辛口のコメントをいたしました。そして、なぜ、いまの日本に必要なのは高市早苗氏なのかを論じました。

例えば、高市氏がインフレ目標2%達成まではプライマリーバランスを棚上げして政府投資による積極財政をアベノミクスを継承発展させる立場で主張している点は、私の立場と全く同じです。しかし、まだ、高市氏には不足している政策があります。その見通しがないからこそ、増税を口走って批判を浴びることに…。言うまでもなく、新しい通貨基盤の構築で国の債務を通貨に転換する「松田プラン」が必要です。