憲法改正と安倍政権の路線選択、衆院内閣委員会で菅官房長官に質す。 | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 今臨時国会では、国家国民にとっての重大問題は避けて、「地方」と「女性」で安全運転をしようとしている安倍政権しかし、何事も守りに入れば敵にとっての攻め口が生まれてしまうものなのかもしれません。
 野党が次々と閣僚のスキャンダルを追及しています。その中にあっても、私たち次世代の党だけは、その問題はその場にふさわしい政治倫理審査会でしっかりと追及し、各委員会は停滞させるべきではない、政策や法案審議を進めて本来の国会の仕事をすべきだ、という立場を貫いています。私もそうです。

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 10月24日の内閣委員会の一般質疑では、安倍政権が忘れてしまったかのような、憲法改正など国家の骨太な基本路線をテーマに、菅義偉・官房長官と議論をいたしました。歴史認識問題も取り上げたほか、国家の重要基盤であるべき国立公文書館についても有村大臣に質しました。

 この日の私の質疑の模様については、こちらから「松田学」を選択しての動画でご覧になれます。

 私の質疑のポイントについては、「松田まなぶの論点 安倍政権には本当にやりたいことがあるはずだ」にまとめました。こちらをぜひ、ご覧ください。

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 また、このうち従軍慰安婦に関する私の質疑に対する菅官房長官の答弁内容が、翌日の産経新聞で報道されていました。こちらです


 政権全体の基本路線を預かり、政府の方針について総理を代弁する立場にある内閣官房長官に答弁を求められる内閣委員会の一般質疑は、国政全般について議論できる予算委員会のような場でもあります。これからも、日本国家のストーリー創りに向けて、国政の本領はここにありといえるような議論を展開していきたいと思います。

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今回、質疑で取り上げたのは、次のテーマです。
<対菅官房長官>
●憲法第9条とノーベル平和賞。日本人を貶める大いなる誤り。
●安倍総理の「積極的平和主義」の真意は何なのか。集団安全保障と憲法改正。
●次世代の党のフィリピン国会議員との協定の意義。海洋における法の支配。
●憲法改正の手順。解散総選挙どころではないのでは?
●従軍慰安婦の河野発言が問題だと言うなら、やるべきことがあるのではないか。
<対有村大臣>
●あまりにお粗末な日本の国立公文書館。自国の歴史や文化や伝統を。