活動状況報告(2011年秋~年末) <その1> | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

活動状況報告 その1

松田まなぶ


松田まなぶの活動状況(2011年9月~年末)につきまして、以下の内容で、ご報告いたします。 

今の政治情勢や、政界再編に向けた動きについての認識も、11.に掲載しました。ぜひ、ご覧ください。

ここでは、次のうち、1~4までご報告します。5以下は、「活動報告 その2以降をご覧ください。」


<<内容>>

1.松田まなぶと語る会

2.松田まなぶのテレビ番組 tvk(テレビ神奈川) 「松田まなぶのカナガワ未来 レポート」

3.櫻井よしこさんと国家基本問題研究所で議論づくり

4.東北被災地へ…福島県の原発避難所を訪れ、浪江町の避難者の皆さまと意見交換

5.松田まなぶの演奏によるチェロとピアノのコンサートを開催

6.大樹総研での活動…バヌアツ共和国を訪問

7.大阪で毎月、「21世紀をまなぶ会」を開催…関西「松田まなぶ事務所」での活動

8.地域再生の活動

9.執筆による議論発信活動


10.その他

11.政治状況に関する認識・たちあがれ日本の動向など



1. 松田まなぶと語る会


7回松田まなぶと語る会(912日、横浜市開港記念会館)では、テーマを「どうなっているのか、日本のガバナンス~決断できない政治、動かない官僚この総無責任体制から日本が救われる道はどこにあるのか~」とする一方で、震災後の日本が歩むべき道について、松田まなぶから「日本新秩序」を提唱いたしました。ご出席の皆さまからも熱い議論が百出の会となりました。


8回の松田まなぶと語る会(1110日、横浜市開港記念会館)では、櫻井よしこさんをゲストに迎え、日本の在るべき姿をテーマに、議論が盛り上がりました。テーマは、「日本の在るべき姿は何か~日本新秩序へ、再構築のとき~政治と有権者に問われる覚悟~」でした。日本がさまざまな国難に直面する中で、松田まなぶの日ごろの主張をわかりやすく代弁してくださっているような櫻井よしこさんの講演は、参加者の皆様の気持ちを大いに鼓舞してくれました。会場は満入りの盛況となりました。


 9回松田まなぶと語る会のお知らせ

2012年の新年に当たり、日本JC会頭をされた相澤弥一郎さんをゲストに迎え、これからの日本について議論してみます。下記の要領で開催します。

テーマ:2012年の日本、10年後のニッポン~この国を夢の持てる国にするために~

日時:2012年1月25日(水)18時30分開会

会場:横浜市開港記念会館 1階1号会議室

ご案内を同封しました。ぜひ、お越しください。ご出席される方は、後記のメールアドレスか、ファックスにて、ご連絡いただければと存じます(ご連絡がなくても、当日の飛び入り大歓迎です)。



2.松田まなぶのテレビ番組 tvk(テレビ神奈川) 「松田まなぶのカナガワ未来レポート」


昨年10月初めから、テレビ神奈川で、毎週水曜日の午前9時~9時半のtvk「イイコト!11510」~ハートフルナビゲーション」の中のコーナーにて、松田まなぶが県内の挑戦者たちを現場取材したり、それに基づいて議論を提起する形での番組、「松田まなぶのカナガワ未来レポート」が放映されています。


世界の課題解決の中心地として、日本は「世界のソリューションセンター・ニッポン」になる。それが松田まなぶの夢です。そのモデルを、神奈川県の地域社会で組み立て、神奈川から新しい社会のストーリーを始めたい…そんな思いで昨年10月5日からスタートしたこの番組は、神奈川県内の現場を具体的に取り上げながら、それぞれの課題に向き合う挑戦者たちを紹介し、皆さまとともに日本の未来の設計を試みようとするものです。


10月の放映では、医療・福祉をテーマに、在宅医療の現場として、神奈川県の開成町にでかけ、「おひさまクリニック」を取材し、関係者と対談などを行いました。11月の放映では、茅ヶ崎市のパルバル湘南スポーツクラブと、横浜市にあるNPO「横浜コミュニティーデザイン・ラボ」を取材しました。


 これら番組を通じて松田まなぶが提案したのが「エコノミュニティー」でした。これは、健康や環境、安全安心や生活の質、社会への参加や人々のつながりなどの21世紀の価値を、経済的につじつまの合う仕組みや方法によって、助け合いや協働の場であるコミュニティーにおいて創出することです。それは、松田まなぶが提唱する「日本新秩序」の実現に向けて、私たち日本人のパワーを引き出す重要な要素になると思っています。


その後、12月は、話題を少し転じて、横浜のシルク博物館を取材し、日本の近代史の中心的な舞台となった横浜の歴史に、未来づくりに向けたヒントを探ってみました。また、日本の教育界に旋風を巻き起こしてきた宮澤保夫さん、そして星槎学園(高等学校・中学校)を取材し、宮澤さんとともに、日本の未来を語り合いました。


1月以降も引き続き、番組づくりを進めており、その内容については、松田まなぶの考え方に従って企画されていくことになっています。

但し、番組スポンサーなどの関係で、1月11日と18日は放映をお休みします1月25日から再スタートします。


テレビで取り上げる取材対象についてアイデアをお持ちの方は、ぜひ、お知らせください。



3.櫻井よしこさんと国家基本問題研究所で議論づくり

 

2011年春に、櫻井よしこさんと出会い、その後、櫻井さんが理事長をされている国家基本問題研究所で、毎週定例の所企画委員会に出席し、櫻井さんとともに国家再建に向けた議論づくりを続けております。


同研究所は、原発問題についても、早々と勇気ある発言を行いました。決して原発推進の立場ではありませんが、これから近隣諸国をはじめ世界的に原子力発電所が次々と建設されていく中で、これだけの災害を起こした日本としては原発の安全性の向上に向けて不断の革新を進める責任があるなどの理由で、「当面は原発堅持」の立場を打ち出し、主要紙に広告を掲載しました。それには非難囂々、様々な反響がありましたが、サイレントマジョリティーは同じような意見であることも分かりました。



TPPについても、多くの保守派が反対論に回る中で、保守の立場でありながらも、同研究所は早々とTPP参加賛成論を打ち出しています。これは、台頭する中国にどう向き合うかが国際社会全体にとって最大の課題となっている中で、「法の支配」をアジア太平洋地域に徹底していく必要があること、また、逃げの姿勢ではなく、次の日本に向けてチャレンジしていく日本人の生き方を問いかけるチャンスでもあることなどを理由とするものです。


その他、松田まなぶは、同研究所での外交・安全保障分野の議論形成や関連行事などにも幅広く参画しております。




4.東北被災地へ…福島県の原発避難所を訪れ、浪江町の避難者の皆さまと意見交換


12月17日に、櫻井よしこさんとともに、午前は福島県二本松市(安達運動公園仮説住宅)、午後は福島市(矢野目仮設住宅)の二箇所を訪れました。いつ、自分たちの町に戻れるかわからない浪江町からの避難者の皆さま方と、率直に意見を交わし、議論が大いに盛り上がりました。


このときの様子などは、こちら↓をご覧ください。写真も何枚か掲載しています。

http://www.matsudamanabu.jp/activity/post-24.html#more


 今回の訪問に至った経緯の発端は、去る11月10日に横浜で開催した「第8回松田まなぶと語る会」でした。そこには櫻井よしこさんをゲストにお迎えしましたが、福島県からは、NPO法人ハッピーロードネットの皆さまが、その会にいらしていました。その際、櫻井よしこさんをご紹介しましたところ、原発問題に対する考え方を共有していることがわかり、ぜひ、福島県の原発避難民の皆さまを元気づけてほしいということになりました。


福島県での今回の会は、このハッピーロードネットの主催、浪江青年会議所と南双葉青年会議所の共催によるもので、二本松市の会場でも、福島市の会場でも、仮設住宅の集会所に、避難者の皆さまに集まっていただいて開催されたものでした。


国家基本問題研究所からは、櫻井よしこ理事長と松田まなぶのほか、松田が日頃、参画しております同研究所の企画委員会メンバーである齋藤禎氏(文藝春秋社友)、大岩雄次郎氏(東京国際大学教授)も同行し、コメンテーターとして出席しました。また、松田まなぶと語る会で司会をしてくださっている福岡孝純・帝京大学教授/法政大学教授にもご出席いただきました。同教授は、この縁をつないでくれた方です。


それぞれ、最初に櫻井よしこさんから30分程度の講演、その後、皆さまとの意見交換を行い、松田まなぶが議論に加わる形で、会が進められました。


意外だったのは、福島県の原発被災地の皆さまが、決して、脱原発、原発反対一色ではないことです。それを言っていても地域の未来は開けない。それよりも、将来の見通しを示し、次に向けて動き出せるようにしてほしい、日本の未来のために今回の経験を活かしてほしい…。これは被災他だけでなく、日本全体に必要なことだと思います。


松田まなぶも、新しい国づくりに向けた思いなどを述べ、いろいろなご意見が出ましたが、避難者の皆さまと認識を共有することができました。


大変な苦しみに耐える皆さまとともに、少しでも将来へのヒントをつかむことができればと思います。今後も、こうした活動を続けていく予定です。


 <以下、その2以下に続きます。>