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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

8月15日の終戦の日に、国史啓蒙家の小名木善行氏との対談を配信しました。

 

◆終戦の日特番「小名木善行氏と語る、8月15日はなぜ敗戦の日ではなく、終戦の日なのか」国史啓蒙家 小名木善行氏 × 松田政策研究所代表 松田学

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終戦の日であって、敗戦の日ではない。メディアでは時々間違っている。そもそも戦いとは何か。言葉には定義がある。ちゃんとした議論をするときは定義に従って議論をする必要。

 

戦…国と国の戦い。変…通常とは異なる政治的な事件。藩と藩の戦いは国の戦いではない。シナ事変もそう。役…辺境での戦い。元寇も辺境の地。外国だが、実際に攻めてきたのはモンゴルの軍よりも高麗兵。乱…成田闘争も成田の乱。

 

大東亜戦争は、これらのうち「戦争」だった。戦争とは、クラウゼビッツの「戦争論」。戦争とは暴力による決闘だが、政治に従属、国家が行う究極の外交。外交交渉の最後の手段。国家同士の戦いだから、当然、ルールがある。あくまで軍服を着ている者。相手を射殺しても構わないが、相手も軍人。軍人でも民間人を撃つなら、戦争行為ではなく、ただの虐殺行為で、警察が逮捕するもの。軍法会議で処罰。民間人に対する暴行だから。

 

これに基づいてハーグ陸戦条約。当時の全世界が調印。日本軍はこれをしっかりと守って戦った。南の島でみんな飢え死にしたガダルカナル島では、輸送船を全部沈められた。餓死した。だが、その島は島じゅうに椰子の木、バナナ。

 

日本の兵隊は餓死死体で発見されたが、頭の上には椰子の実がある。バナナもあちこちに落ちている。でも、誰一人食べなかった。なぜか。南の島では椰子の木の一本一本、所有者が決まっている。なくなると大騒ぎになる。人の食い物を奪ってはいけない。

自分がどんなに空腹でも島の食べ物を奪ってはいけない。島の人もよその国に支配されないように自分たちは島に来ているのに、末代までの恥になる。

 

日本はドイツの同盟国だった。ドイツが戦争を始めた1939年は、日本も戦争状態だったが、戦争しなかった。しかし、ABCD包囲網。オランダ領インドネシアには石油がある。でも、オランダという国はドイツによってもう、なくなっていた。

現地のオランダ人はとりあえず目前の油田でメシを食っていた。日本はドイツと交渉して、日本に油田を使わさせていた。パレンバンの落下傘、オランダはもう軍ではなく、最初から降参。だから、簡単に油田を抑えられた。元オランダ軍の兵隊が勝手に領有していた。

 

あくまで日本が行ったのは戦争であるというのが重要な要素になる。日本の兵隊は堂々と戦争をし、民間人を殺すことはしなかった。インパールも同じ。敗れて引き揚げてくる途中で餓死。白骨街道。いまGoogleマップでみると、周りは全部畑。

 

熱帯だから色んな作物が実っている。現地の人たちを銃で脅して…世界の敗残兵はそうだが、日本軍は誰一人暴力をふるわず、盗みもしない。

 

慰安婦の強制連行もあり得ない。慰安婦の皆さんへの給料は毎月、札束でテーブルの上に立った。親戚皆が集まって大騒ぎで喜んでいた。給料が15円の土時代に3,000円、前借金、それを返すために働いた。今でいえば、5,000万円。

 

それにひきかえ、米国は?戦争のルールを守っていない。大都市空襲、民間人を狙った。戦争行為の一部と強弁できるかもしれないが、8/6と8/9の原爆投下は違う。

 

北九州市で考えていた。B29は日本の戦闘機に襲われ、長崎に変更。空襲警報が長崎で。その時に原子爆弾が炸裂。トルーマンは広島長崎の陸軍施設を狙ったというウソ。ハーグ陸戦条約があったので。

それぐらい世界では、戦争に対する厳しい目。やっていいことといけないことの区別がある。

 

原子爆弾投下の瞬間に戦争は暴力に変わった。もはや戦争ではない。そのまま継続するなら、原爆なら新型爆弾は日本にもある。米国本土に落とすと核の打ち合いになり、民間人が犠牲になる。

 

昭和天皇はどう謝るのかと参謀総長にご下問。もう戦争ではないから、やめよう。私たちは誇りをもって戦った以上、民間人に対する殺戮はしない。ならば堂々と戦いを終えよう。暴力をしないために。

 

だから、敗戦の日と言わず、終戦の日と言う。誇りをもって語るべき日である。

戦いでは敗けたが、技術では敗けていない。ならば、ビジネスで闘おうと。戦後わずか19年で東京五輪を開催し、世界のビッグ5に入り、復興。誇りをもって戦争を終わらせたということが原動力になった。それが当時の財界人たちだった。

 

広島長崎が戦争のルール違反。正しいことをしたという意識なら、米国連邦議会で今更、正しかったなどと言うはずがない。言わざるをいえないところに米国の辛さがある。

 

大戦の勝利は米国によるもの。それまではポンドの時代だったが、英国は自分たちが助けた。ポンド債で米国から綿花を輸入、その代金がポンドで。しかし英国は戦争で大赤字の借金国に。米国は、戦争は俺たちが助けた。借金返せと。

 

それでブレトンウッズ体制に。それで通貨は紙切れに。金と交換できるのはドルだけに。しかし、米国はベトナム戦争が泥沼化し、金で調達できる以上の資金が必要となり、ドルと金とを交換できなくしたのがニクソンショック。

 

これでドルはただの紙切れ、トイレットペーパーと同じに。でも、ドルを基軸通貨として維持していくために、世界中を脅して、ドルで世界を支配。原爆で戦争を暴力に変えたのが未だに続いている。グローバリズムもそこから来ている。

 

20世紀という時代、1,000年ぐらいたつと、何が正しかったのかを世界中が冷静に判断できるようになったときに、20世紀で起きた最大の事件は、500年続いた植民地時代が終わりを告げたこと。1,000年後の教科書には、そう書かれる。それをやったのは日本。

歴史観は徐々に正しいほうに。

 

コロナでこれだけ「迷惑駐車切符」を切られると気づく。収奪の世界がいま終わろうとしている。グローバリストによって世界の人々が支配されている。植民地とは形を変えた支配、、これはおかしいだろうと世界中の人々が気づき始めたという変化が起きている。

ワクチン、ウクライナ。起こしたのは誰か。気づきが世界の政治を動かし始めている。

 

そもそもロシア革命がなぜ起きたのか、やはり資金提供した奴がいた。戦には必ずカネが絡む。グローバリズムはメディアを総動員するから強い。メディアが一色になったときは要注意。裏側には全く違う動きがあるもの。

 

誇りをもって闘ってきた先人を持つ日本は、誇りをもって冷静に物事をみていくべき。簡単に染まってはならない。ずっと約束を守り、それが国の信用になってきた国は世界で日本しかない。閣僚は公費で靖国参拝をしてはいけないというが、国を守るために亡くなったのが英霊たち。

 

終戦間際の当時、一部には本土決戦という議論もあったが、それで戦ってベトナム戦争のように勝利したかもしれなかったが、それで民衆はどうなるか。全ての民衆が八百万の神々。日本国民全員を神様にして、豊かに安全に暮らしていくようにするのが政治の役割。

 

世界の人々も日本をモデルに。各国の人たちは支配・被支配しか知らなかった。古代ギリシャでは、5%が市民という支配層。奴隷の女性と結婚したり、子をもうけることと似ている。現代の世界もそうだ。与えられてはいるが、奴隷と同じ。少数の支配者のために民が貧しくなる。これと闘うのが日本の立場。

 

 

 靖國神社を参拝する際に、私はいつも、新しい世界秩序を先導すべき日本人の使命への自覚と決意を英霊に捧げることとしています。このことの意味を改めて感得させてくれたのが、ジェイソン・モーガン氏との対談でした。

 戦前の日本はファシズムだったのではない、靖國の英霊たちが闘ったのは正にファシズムであり、植民地主義であり、グローバリズムだった。それは少数者が多数を支配する白人至上主義であり、現在も、グローバルスタンダードの名のもとに世界を支配している…。

 モーガン氏に今回、松田政策研究所CHに初めてご出演いただいたのは、同氏の近著「私はなぜ靖國神社に頭を垂れるのか」で述べられていることが、これだ!という内容だったからです。

戦後、日本人はWGIPで洗脳されましたが、それは米国民も同じ。日本軍と直接戦った米国人たちは日本を褒めたたえ、悪く言う人はあまりいなかった。それが、広島・長崎を正当化するように洗脳されてしまった。

欧米の歴史学者の得意技は、事象の背景を見ず、都合の悪いことは語らないことだそうです。元々、モーガン氏が「野蛮」とするヨーロッパ文明は、収奪によって他者を支配する文明であり、欧米人は歴史的に自分たちが優れた人種だと思い込むようになった。ヒトラーを経て、そのことを言えなくなったこんにち、第二次大戦を終わらせないために存在する国連をはじめ、現在のグローバルな仕組みは、同じ支配構造を維持するために姿を変えてつくられているようなもの。

 大東亜戦争を通じて世界から植民地を一掃した靖國の英霊たちは「20世紀のヒーロー」である。だから、日本には、今やますますその支配力を強化しているグローバリズムとの闘いの先頭に立つ使命がある。日本国民にとっても米国民にとっても共通の敵は「ワシントン」であり、一緒に闘いましょう。

これがモーガン氏のメッセージです。だから、日本国民だけでなく、世界中の人々が靖國神社を参拝して感謝を捧げてほしい…

 この対談で提示されたのは、私たち日本人に目覚めを促してくれる歴史観と世界観でした。正しい歴史認識を米国民とともに形成し、これを通じて「世界に大調和を生む」政治を実現していく…決して夢ではないかもしれません。

 

◆終戦の日特番『私はなぜ靖国神社に頭を垂れる ~洗脳されているのは日本人だけではない!?~』ゲスト:日本史研究者 麗澤大学国際学部准教授 ジェーソンモーガン氏

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英霊たちが闘ったのはグローバリズム…植民地を終わらせたのは日本だった

初めて靖國に行ったときは抵抗感。教育では、戦前の日本はファシストの国だったから。しかし、気づきが待っていた、自分の国の歴史をもう一度ゼロから学ぶ機会が長年の日本滞在。その中で自分の国の政府がやったことが初めて分かった。

ネイティブアメリカンやベトナム人に対しても嫌なことをやった。その政府が発しているプロバガンダは違うなと。グローバリストはいつも姿を変える。共産主義、白人至上主義、優生学…だが、少数者が全世界を支配する点では一致している。

その連中と闘ったのは英霊。日本はファシストと闘った。当時はソ連というトンデモない敵、ナチスドイツがそれに備えるために、同盟国だった日本も、ソ連という共通の敵とどう戦うかという方法を探った中で、ドイツとの同盟。ルーズベルトとソ連が同盟。

グローバリストの世界支配と闘った。人間を家畜として支配するソ連とワシントンとの闘い。植民地を終わらせたのは日本だった。スゴイことをやった。そこで靖國神社に行き、英霊の安らかな憩いを。

祖父が日本軍と戦った、日本人と直接戦った米国人、祖父の友達が来て戦争の話は殆どしないが、じいちゃんたちに聞いたら、その世代は日本人に対する悪口をしたことがない。戦いぶりも立派、敵ながらあっぱれ。

しかし、その後、日本がファシストだとか、南京大虐殺とかが流行ってきて、自分の世代は日本は恐ろしい国だったという意識に。これは、あとでできたプロパガンダ。直接戦った人たちは違う。俯瞰すればプロパガンダ。歴史の一つを切り取って、これだけという語り方。

背景を見ようとしない。真珠湾攻撃も、なぜワシントンの戦艦がハワイにあったのかが語られない。インパール作戦、なぜ英国がインドを支配していたか、そもそもなぜそうなっていたのかの歴史は語られない。それをみれば、日本はなぜワシントンに立ち向かったのかがわかるはず。それを語るべき。日米問題と言うよりも歴史学者として。

全てを語らないと、歴史を語っているとはいえない。ウクライナ戦争も同じ。今も目の前で同じことが。プーチンが思いついたものではない。その前の歴史。プーチンが独裁者?ワシントンがやった嫌がらせ。戦争を仕掛けたとか、傀儡政権とか。不都合なことを語らないのが欧米の歴史学者の得意技だ。

 

欧州人の野蛮性が人種差別に…あってはならないことと闘ったのが日本

大東亜戦争で植民地のない世界に。20世紀のヒーローは日本。人種差別はダメだと分かっていた。米国内の黒人は日本を希望の星だと。アフリカもアジアも自分たちはなすすべがない。戦うのは日本だけ。植民地支配を終わらせる。軍として国家として真剣勝負しようとしたのは、唯一植民地にならなかった日本だけ。それは人間としてやるべきこと。正義。

あってはならないこととは闘うべき。グローバリズム、植民地主義と日本が闘い、植民地がなくなった。我々の祖先は素晴らしい貢献、今もグローバリズムとの闘い、使命を受け継ぐ…英霊が闘った戦争は終わっていない

元々欧州は、野蛮。自分の家系はフランスに来たノルマン族。11世紀。今はノルマンディー。バイキング、ワイルドな人々の一人が自分の先祖。人の国に勝手に入って侵略して財産を奪って強姦。それは欧州の歴史では頻繁だ。キリスト教が野蛮性を抑えたが、レコンキスタがあって、欧州から出て、米大陸に。

野蛮性を抑えたキリスト教もグローバリズムに切り替え、日本でも人身売買をしたり。日本の戦国時代は武士の倫理、一般の人々に手を出してはいけない武士道。欧米では自分たちが優れた民族と思うようになった。日本人はあくまで人間同士。欧州人は野蛮性が人種差別に。アフリカやインディアンは奴隷であるべきだと。それが第二次大戦まで残った。

ヒトラーで人種差別を言えなくなり、言い方を変えて、グローバルスタンダードだとか、国連、WTO、IMFの機関を通して白人至上主義を展開。だが、決して白人至上主義とは言わない。それがいろんな国に浸透。日本でも親米保守が名誉白人。

長崎にエマニュエル大使は行かないと。あの連中をかばう日本人がいる。がっかりした。親米保守はやっぱり酷い。今も白人至上主義。まだ人種差別なき世界にはなっていない。

移民問題、米国に、自由に、いろんなテロ組織、工作員、それ以外はほとんど貧しい人たち。ワシントンがそうさせている。何割もの女性がジャングルの中でレイプ。誘拐、人身売買。ワシントンが加速。その人たちはただの家畜。植民地主義マインドが変わっていない

それがこれから日本にも来る。コロナワ●で日本人はモルモット。あれも白人至上主義。本当に闘うべき敵はそこにある。世界が動き出している中で日本は先頭に立つ使命がある

 

もう一度グローバリズムを終わらせようとしている国は日本しかない

ワシントンは全世界に色んなイヤなことをやっている。全世界のテロの総本山。そのワシントンの支配を終わらせる、どこでテコをいれるか、それが日本。英霊のスピリットがよみがえって…いろんな日本国民に出会っているが、物事を分かっている方が多くいる。戦いたいと思う方々。英霊の精神はまだ生き残っている。

もう一度グローバリズムを終わらせようとしている国は日本しかない。重荷を背負わせているかもしれないが、一緒に戦いたい。日本が米国に対して自立すれば、世界が変わる。英霊たちが挑んだ歴史に残る偉業、もう一度やってみませんか。

米国側でも対日戦争を正当化。残念ながらその通り。ジャパンホロコースト、普通の米国人の意識。中国のプロパガンダに基づいている。南京で撮影された写真で始まる本。洗脳されている。WGIPは日本だけでなく、米国人に対しても

ワシントンにとっては、両者とも邪魔な存在。トランプに投票するトンデモナイ国民、もっと洗脳しなければと、その呪縛を解いて自由になりたい。南北戦争、奴隷制度や人種差別はとんでもないが、リンカーンに関してワシントンが作った神話はやめよう。

政治的な神話はワシントンの得意技。リンカーンやルーズベルトが巨悪から救った神の如しだが、南部の人間として受け入れられない。南部の人たちも日本人のように日教組マインドに洗脳された。だが、リンカーンは相当イヤな人だと思う人は増えている。

ワシントンが全世界の人々をコントロールしようとしている。米国人と一緒になって歴史認識を見直していく、その通り。日本の文化のすばらしさ、間違っていたら素直に間違っていたと言える文化。米国人は素直になれない。間違っていると分かっていても、すぐに言い訳に依存するタイプが米国人の殆ど。

自分たちが良かったとどうしても思いたい。結局、米国は良かったと。南北戦争が終わって、納得できない南部の騎士、北部に抵抗するゲリラ戦、ヤンキーは帰ってくれと。日本人は米国を歓迎して米国が正しいと思うようになった。マッカーサーが帰るときに、民主主義を教えてくれてありがとう?日本人のいいところでもあるが、今でも自分たちが悪かったという側面に。

 

世界中の人々が靖國で手を合わせ、「ワシントン」に対して共に闘いましょう

国連は、戦争が終わって植民地時代とはいえなくなったが、国連を使って同じようなは支配を維持しようとする機関に。安保理、あの戦争が終わらないように、永遠に日本が敗戦国ということを維持させるために国連がある。米国側が本当に恐れているのはドイツと日本だけ。よくならないように、国連、NATO、日米同盟。戦争はその意味でも終わっていない。

国民の立場でどう戦えばいいか。トランプは第二次大戦については意識は間違っている。あまり本を読まない。それにしても、大きなチャンス、再編のチャンス。日本は北朝鮮、中国、ロシアが隣。米国がいても解決にならないし、依存していても傭兵になるだけで、日本の素晴らしい文化が保たれない。日本は傭兵の国ではなく、侍の国。

その国の中から立派な武士が現れるだろう。永遠にそれができないためにも、米国は居座っている。トランプが、それがけしからんというなら、帰ってくださいと言うチャンスだ。

米国民もいろんな戦争で死んでいる、何のため?遠い国に行って一般国民を殺して、帰れば政府に見捨てられて、自殺している元兵士がたくさんいる。あれだけ苦労して撤兵して終わり。米国民も100年、いろんなイヤなことをさせられた。なぜあの人々を殺さねばならなかったか、そこから自由になりたい。

日本が独立したら、ワシントン帝国は滅びる。お互いの独立のために、ワシントン帝国と闘いましょう。英霊がやったことに焦点を当てて、米国ではなくワシントンだ。

喜んで闘う人々がたくさんいる。米国人としてありがたいこと。グローバリストと闘った英霊の偉業は永遠に歴史に残る。世界の人々が靖國で、ありがとうと手を合わせるべき。宗教とは関係ない。グローバリズムに対抗して人間性を守る。それが靖國参拝。

 

 トランプ氏暗殺未遂事件とヴァンス氏の指名でトランプ共和党は結束を固めて盛り上がり、民主党のハリスの方はヒラリーのときと同じ現象が起きている。またメディアの偏向報道で日本人は騙されてはいけないようです。民主党はウォルツ氏指名で極左政権に…。

 米国から前週に帰国したばかりの山中泉氏に、現地で見てこられた米国大統領選の模様をリアルに語っていただきました。

 

トランプ政策は12年間の見通しが立ったそうですが、ハリス政権になればウクライナ戦争は続き、グローバリズム支配はますます強化、世界は混乱の度を強める…こんな予想になりそうです。経済政策でもトランプの方が米国民の人気は圧倒的に上です。

 どっちが勝つかよりも、どっちが日本の国益にかなうか、で、大統領選を私たちが見ることができるよう、日本のメディアはこれ以上、本来の使命を怠らないでほしいもの。

 この対談では、民主党副大統領候補に指名されたウォルツ氏(「ワルツ」ではありません)の人物像(真っ赤な左翼)や、トランプ氏銃撃事件の不審点など、興味深いエピソードが色々と披露されています。なんと、大統領の命を守る本来の使命よりもダイバーシティの方がシークレットサービスでは重要?いかにも民主党政権!

 ただ、グローバリズムという敵は手ごわい。トランプが始めた戦いはそう簡単には終わらないようです。

 

◆「山中泉氏と語る!アメリカ帰国報告~この数年続く安倍首相暗〇、トランプ暗〇未遂、ハマス指導者ハニヤ氏暗〇、イラン最高指導者ヘリコプター墜落の意味するものとは~」

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●銃撃されたトランプの模様とバイデン撤退劇の模様

 自分が7月前半一か月弱、アメリカに滞在した間に、トランプ暗殺未遂事件。全米で衝撃。数日後にミルウォーキーで党大会、そこに出てきた。大喝采。印象がガラっと変わっていた。表情が柔らかくなった。トランプ氏はずっと闘ってきた人間だ。NYの不動産デベロッパー、毎日が闘いの場でのしてきた男。その中で攻撃的になった人物。口のきき方がイヤだ、政策はいいという人も多いが、柔らかくなった。団結。共和党がまとまる。

副大統領候補に指名されたヴァンス。2022年の上院初当選の前から自分は注目していた。トランプのものすごい推薦を受けたので。勝ち目がないと言われた民主党の現職に勝った。オハイオはラストベルト。工場が中国に行き、ドラッグ、忘れられたアメリカ人。ヒルビリー・エレジー。アメリカンドリームをトランプは選んだ。みんな大賛成だった。

トランプが撃たれて立ち上がったあの姿。耳を撃ち抜かれて、ファイトと。自身が語っていたところでは、最初、何が起きたかわからなかったが、後ろに不法移民のチャート、それが、あのバイデンジャンプのように増えているチャート、それを見るために後ろを見ていたときだった。そうでなかったら、頭を貫通していた。チャートに感謝だ、神のご加護だと。死の一歩手前まで行って、翌週には大きな大会に出てきた。皆が感動。全米50州から。

バイデンは最後まで降りようとしなかったが、オバマ、シューマー、ペロシが降りてくれと働きかけていた。討論でガタガタになった。これはオバマ側の仕掛けであり、惨めなところを見せれば本人は辞めるだろうと。奥さんのジル・バイデンが阻んだが、ハード・ウェイとイージー・ウェイがあると。拷問してズタズタにして殺すか、ずどんと一発で殺すか。惨憺たる有様か、栄誉ある形でか、と言われた。

それまで候補者として持ち上げた人たち。2020年のときもぼけていた、それを持ち上げてきたのに、ウソだったと。バイデンは怒っていた。最後に説得したのはペロシとかシューマー。長年支えてきた。脅されて辞めたようなもの。

 

ハリスの旋風はどこまで本当なのか?ヒラリーの時と似たメディア報道、いずれボロが

ハリスが候補者に。世論調査では、激戦州ではほぼトランプと拮抗状態。ペンシルベニアは重要な州。17人の選挙人、ここの帰趨。前回はトランプはここを取れなかった。そこで今回は支持率が同じ49%。

だが、これまで報道では、ハリスは嘲笑されていた。バイデンがようやく降りてみんなホッとしたが、8月7日までに候補を確定しなくてはならず、時間がないからハリスしかいないとなったもの。選挙資金は他に渡せない。ミシェル・オバマもなかった。

特に白人女性の支持率が拮抗。トランプは女性からも人気あるが、黒人女性から人気がない。黒人男性からはとる。しかし、ハリスは白人女性から48%とっている。黒人女性からどれだけとれるかが重要だが、一度も自分を黒人と言ったことがない。インド系だと。米国では黒人といえばやはりアフリカ系。インド系も黒人もお互いに認め合っていない。

ハリスの支持率はかなり作られていて、ご祝儀相場。無党派層だと圧倒的にトランプ。55:41だ。元々、ハリスは評判が良くなかった。サンフランシスコは超過激なラディカルな左派の街、ホームレスのたまり場。市が食料を彼らにあげている。ハリスはそこにいて、人気があって、当時の男性市長に色仕掛け。不倫。そういうものを使って上がっていった。だから、女性の人気は無かった。民主党の予備選でも1%もとれなかった。検事をやり、上院議員にはなったが、検事時代も、黒人の軽犯罪をつかまえて全部刑務所に。黒人から反感。

2016年のヒラリーを思い出すとよくわかる。あれだけ素晴らしい女性初の大統領と、ニューヨークタイムズやCNNは持ち上げ、その翻訳を日本のメディアはやっていて、日本人はそうかと思っていた。しかし、自分の周りの人たちは入れないと言っていた。同じ女性から嫌われていた。似た雰囲気を感じる。民主のちょうちん持ち軍団が同じ言葉。

ハリスはバイデンと一体でやっていた。それでこの経済、メキシコ国境の壁。犯罪とインフレで米国人の生活を壊したことに責任。しかし、そういう報道がない。いつものように騙される日本人。バイデンノミクスと言われたが、インフレをあげてしまった。インフレ=増税だ。ガソリン代と電気代が上がり、それで食料品も。

バイデンはパイプラインを締めた。世界もそれに巻き込まれた。金利が上がった。トップ10%以外は本当に苦しい生活の中で、景気がいいなどと言ったら怒られる。株が上がっても、トップの人たちが買うだけ。日本も同じ状況。

ハリス人気は、上げる目的でやっている。彼女しかタマがない。勝ち馬にするしかない。支持率といっても、CNNの統計はCNNの視聴者しかとらない。統計ばかり見ていても仕方ない。経済政では、圧倒的にトランプ人気だ。イミグレも同じ。中絶は、トランプは保守派、完全禁止までやると、無党派層の女性たちも自分たちの権利をとなる。共和党の女性の中にもそういう人たちがいる。Foxでのディベートでハリスのボロが出る。

 

ヴァンス氏指名で共和党の立ち位置が明確化、12年間トランプ政策を

ヴァンスさん、共和党の副大統領候補指名の意味合いは重要。ダントツに若い。39歳。トランプは撃たれたときに考えを変えた。二回目がある。万一のときにすぐに次を任せる人を。副大統領として4年後はまだ44歳、そのあとに二期8年、ヴァンスでやれる。12年間、トランプ政策ができる。

トランプの長男が推した。前からヴァンスに注目。バノンやカールソンもそう。理由は、ウクライナ戦争への莫大な支援につき、保守派の議員たちはこれ以上支援を送るべきでないとしていた。腐敗の国の代表がウクライナ。ヴァンスは、これ以上のウ支援はすべきでなく、メキシコ国境、自国のことをやれと。トランプジュニアはそれを見ていて、父に近いと。ヴァンスはアメリカファーストで、トランプに最も近い主張。

オハイオ州、ミシガン州、ペンシルベニア州、昔は工場で栄えたが、ガタガタになって悩んでいる人が多い。そこにコネクトできる。ドラッグでガタガタの家庭が山のように。トランプが共和党を作り変えた。ミドルクラスと労働者の党に。逆に民主党はエスタプリッシュメンとの党に。ヴァンスは、それをはっきりさせた。

共和党では、次の世代のリーダーたちが輩出している。頼もしい党に。トランプに何かあってもトランプ路線が続く流れ。最近、トランプだけに任せてはいけないという声が出ていた。一人に頼ってはいけないと。

自著「アメリカの終わり」に記述。2020年の不正選挙のこと。そして、BLM(BLM国際ネットワーク、全部マルクス主義者)が差別反対で勢力を拡大。その暴動が20年夏。忘れられたアメリカ人、オハイオなどのスウィングステートの大量の職がない人たちのことをかなり細かく書いている本だ。そこにヴァンスのことを詳しく書いてある。

 

民主党副大統領候補に指名されたウォルツ氏はどんな人?これで民主党は極左政権に!

民主党の副大統領候補は党内でもサプライズだった。最終残った3人。シャピロ・ペンシルベニア州知事(写真左端)、ケリー・アリゾナ州選出上院議員、そしてティム・ウォルツさん(写真右端)。年に見えるがまだ60歳。本命はシャピロとされていた。

シャピロ氏は、ペンシルベニア州で61%の票を取っている圧倒的に人気の知事。7つのスウィングステート、それで大統領選が決まるが、ペンシルベニアは17人と選挙人の多い州。ここは民主か共和かで動いてきた州。この17人で大統領は決まるとも。

あけてみたら、地味なウォルツ氏に。ハリスが6人と面談。シャピロはユダヤ系、頭が良い、弁が切れる、戦略的。ハリスは、この人に副大統領候補をやらすと、自分の存在感が薄くなると恐れた。また、民主党は元々ユダヤ系の党で、差別されてきた人たちに幅を広げてきたのが民主党だが、党内での事情が激変。ハマス戦争で、基本、バイデン政権はイスラエルをサポート。虐殺に対して世界中からネタニヤフが非難。

民主党の中にはアラブ系の議員も。民主党に圧力。親ネタニヤフではいかなくなってきた。シャピロはイスラエル軍での従軍経験もある。これでは政権基盤がもたなくなる。ミネソタ、ウィスコンシン、ミシガンにはパレスチナの住人が多い。

だが、ウォルツは極左。単なる左翼ではない。LGBT大賛成、子どもの時から性転換手術を親の承諾なしにできる法律を真っ先に創っている。4年生ぐらいの小学校のトイレにタンポン、移民大歓迎、不法移民に運転免許証。BLMで焼き払われた中心がミネアポリスで、黒人少年が白人警官に殺され、全米で大暴動、治安の取り締まりをこの時にしなかった知事。当時、トランプ大統領が軍を派遣といっても、断った。その点でハリスと変わらない。

サンダースが民主党で力を持っているが、社会主義者を自ら名乗っている。サンダースもユダヤ系だが、今回、シャピロを推さなかった。シャピロは中道。それが左派には気にくわなかった。ハリスが左なら副大統領は中道にして、特にペンシルバニアが重要と考えるのが普通だが、力の強い人が推したり、親パレスチナが民主党を支持していたりで、だった。

これで極左政権になることを日本では報道していない。CNNもだ。こんな素晴らしい人はいないと。ウォルツは中国を30回訪問、ハネムーンも中国に。

8月19日にシカゴで民主党大会。ここは民主党の町。今回大荒れになる可能性。全米の大学の反イスラエルの流れでシカゴに来ると。下手すると流血騒ぎ。シカゴは週末だけで100件以上の銃撃事件が起きる。それも熱い季節に集中。

 

トランプ暗殺未遂事件の不審点、シークレットサービスもダイバーシティ?

トランプ暗殺未遂で連想するのは安倍氏暗殺事件、こんなふうな終わり方があるのか。米国では第一報は「暗殺」。日本では全紙が「撃たれ死亡」。これは明らかに何らかの意図、意思が働いていると、当時、米国ですぐに感じた。県警がすぐに捜査を閉じて、全部統一教会にすり替わった。同じ雰囲気をトランプ氏に感じる。

なぜシークレットサービスが、みんなわかっていた事態をとめなかったのか。長官は上下院に対し返答拒否。トランプ側が増員要請していたが、応えていなかった。警備は手薄。持ち物検査をされなかった人たちが多数いる。自分はウィスコンシンでトランプ演説の場にいたが、夜6時の演説に朝6時から何万人も並んでいた。ゲートに武装警官、ライフルを構えて厳格な検査だった。

それが今回は間違いなく、警備が落ちていた。それをシークレットサービスも認めている。トランプが来る日だけすごい警戒、自分はそれを見ていた。もし単独犯で父のライフルで撃ったなら、事前に持ってきていないといけない。たった一人でできるのか、いくつもの疑問。

シークレットサービスのチートル長官はコネで成り上がった女性。ジル・バイデンに気に入られて女性初のトップ。女性の比率を3割にした。ダイバーシティ。だが、シークレットサービスの本質は大統領の体を自分の体で守ること。トランプは身長190センチ、ガードは大体同じ体の大きさの人がやるもの。飛びついてもトランプの頭と首が出ていた。素早く動けることも大事。何千人から選ばれたエリート集団。そこに女性3割。男性と比べて身体、筋肉量、スピード、男性とは比較にならない。チートルには大批判、それで辞めた。

 

戦争をやめられないイスラエルはアラブ諸国には勝てない、米軍も弱体化

中東でも不審な暗殺が次々と起きている。世界は悪い方向に。2024年は大乱の年に。ハニヤ氏、ハマスのトップ、イランにいるところを爆殺。イランの大統領も墜落死。中東は全てが反イスラエルの地域。親イスラエルは米国だけ。イランとの対決となると中東大戦争に。

イラン側は自制。撃つ5時間前に警告、それもいちばん遅いミサイルで、撃ち落してくれといわんばかりに。ドローンも一番安いもので。イスラエルに迎撃でバンバンカネを使わせる。イランには戦争する気はまだない。

イスラエルは過激だが、国内基盤が弱い。3人の強硬派が支配。ネタニヤフの米議会演説には民主党議員の半分が参加しなかった。この演説にも議論があった。ネタニヤフはイランとの大戦争にしたい。ただ、イスラエル軍が以前と違う。今は7正面戦争をやっている。

米国の軍事専門家の見方では、以前よりも中東の他国の戦力が高性能化されており、米国の最新のものを提供し続けていっても勝てるかどうか。以前とはレベルが違う。ヒズボラはハマスとは比較にならない強さ。だが、政治的にイスラエルも引けない。

バイデンはイランに弱腰。トランプになると、これががらりと変わるので、イラン側のテロリストがトランプ暗殺を試みた可能性が十分にある。

イスラエルとイランが本当に戦争になるなら、ロシアは黙っていない。すでにロシアとの話し合いをやっている。ショイグがイランに行った。その意味合いは大きい。ロシアが入ると中国も入る。問題は、米国側にこれに対するストラテジーがないこと。

米兵に戦争の準備がない。兵員たちの士気、やる気あるのかないのか。ウクライナはやられているから頑張っている。ロシアも死活問題。そういうことは欧州の軍にはない。米国は参戦する準備もない。形だけ空母を派遣。米国民も戦争の準備はできていない。

米国には最強のユダヤロビー。戦争が長引くのがいい。だから、選挙を考えるとバイデンはジレンマ。打つ手がないなかで、ブリンケンも機能せず、世界の笑いもの。それも日本ではまともに報道されていない。

トランプになれば戦争に手を打つ。親イスラエルではあるが、モノを言う。アラブ側にもコネがある。トランプなら話ができると思っている国もある。

日本の外交はやるべきではない。そんな外交力はない。いくつかの力のある国と、日本だからできる和平への動きを。外務省の高官はハリスは必ず勝つと言っている。クリントンのときと同じ。大事なことは、それがアメリカや世界にとっていいことなのか。日本にとってどうか、そんな分析がない。

ハリスになるとウクライナ戦争は続く。グローバリストの力であまりにぐちゃぐちゃに壊してしまった。政治はまず、自国の国民のことを考えよ。その流れの中で参政党が。グローバリズムに対して勝利を収めるのはそう簡単なことではない。トランプが大統領になってもすぐにというわけにはいかない。