松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 いま国の内外で大事件が相次いでいますが、今年のお盆休みのときの国内の大事件といえば、岸田総理の不出馬表明と、宮崎の日向灘での地震後に発出された一週間に及ぶ「南海トラフ大地震注意」の報でしょう。ただ、その根拠とされる地震発生原因としてのプレート移動説は、学界の定説として日本国民のほぼ全員が信じているにも関わらず、科学的根拠はないそうです。

 この衝撃的な事実について、本番組では、地震学の専門家との共著で「南海トラフM9地震は起きない」を著された藤和彦さんに、そのエッセンスを語っていただきました。早速、松田政策研究所チャンネルでは注目番組になっています。

正しい学説は、地球の中心部の核から発出される6,000度の高熱が地殻付近で広がることで地震が起きる「熱移送説」だそうです。ですから、地震予知で注意すべきは、むしろ火山の動きや地下の熱の状況。

 この学説を無視する日本の地震学会は、あの「想定外」だった東日本大震災を踏まえ、次は想定外と言わせないために南海トラフという広大な地域を指定しただけであり、これは一種の責任逃れだったとのこと。おかげで今回は国民の間に過剰に不安が広がり、生活に混乱も生じました。

 ただ、新型コロナワ●についても、これだけ謬見が支配している現状にも鑑みれば、現在の「プレート移動説」が「天動説」の如きものだったと人々が気づくには、相当な時間がかかりそうです。

ことは人々の命に関わるもの。専門家の皆さまには正しい地震予知に向けて、虚心坦懐にエビデンスに即した研究や議論を進めていただきたいものです。

 

◆「南海トラフM9地震は起きない! ~プレート説は根拠なし、熱移送説で地震のメカニズムを解き明かす~」ゲスト:経済産業研究所主席研究員 藤和彦氏

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●南海トラフ大地震説の前提となっている「プレート説」は根拠がない

この説は、海底山脈からプレートが生まれ、それが水平移動して海溝に沈む、そのときに地震が起きるという説。これか間違いなのは、➀世界全体でプレートが何枚あるか分かっていない。➁フィリピン海プレートには海底山脈が見つかっていいない。発生場所がそもそもない。➂1960年代に言われていたプレートはそもそもない。

火星と金星は地球と同じだが、両惑星にはプレートがないことが分かっている。一種の「公理」だが、足元で不都合なデータが出ている。一種の「天動説」であり、わかりやすいから信じてしまう刷り込みがなされてきた。1970年に文部省の学習指導要領改訂からプレート説になり、その直後に「日本沈没」が流行った。

一種の「プレート真理教」で、100%の国民が信じている。日本の地震学者は机上の空論しかしていない。日本の地質を全く分かっていない。過去の地震についてコンピューターに入れてシミュレーションしているだけ。四川大地震など、プレートから2,000キロ以上離れている。あれほど「不都合な地震」はないが、メディアが質問しない。

はじめにプレートありきだ。ユーラシアのプレートは動くという前提。かつて、地球は上下運動であり、水平運動をしないという説が否定された。大陸移動説なども出た。しかし、プレートがなぜ動いているかを説明できない。マントルの対流だと言われたが、その摩擦熱ではプレートは動かないことがわかってしまった。

もう、イデオロギーに。説明しづらい事象が出てきた。「地上説」になるには数十年から百年かかる?プレート説を信じている学者は世界に溢れているが、これに依拠して地震予知しているのは日本だけ。だが、プレートは100%存在しない。

最近、地球内部の構造がわかってきた。地球表面はプレートが覆いつくしている?決して敷き詰められていないことも最近、分かった。東日本大震災の直前に「30年に一回」の地震、その数日後に数百倍の地震。茫然自失、想定外。二度と想定外と言わなくて済むよう、責任逃れのために「南海トラフ地震」。これは最近できた考え方で、元は東海地震、東南海地震。しかし、一度も起きたことがない。

 

熱移送説とは…地球の核から上昇してくる熱が地殻で広がることで地震に

では、地震発生のメカニズムは何か。「熱移送説」。地球の内部から出てくる熱が、豪州の東側と東アフリカに上がってくる。それがインドネシア、フィリピンを通って台湾、そして四川に行く流れと、マリアナから海溝、小笠原から関東と九州の2つのルートから日本に来て、その二つが東北沖で合流する。九州から西日本経由で太平洋側に。だから、世界でも最も地震が起きやすいのは東北。

米国の加州は、東アフリカから欧州経由で。北ヨーロッパなどは地下が冷たく、そういうところは地震が起きない。要は熱。マグマだまりでは火山が噴火。傷んでいる地域は、「はんだごて」が解けて、岩石が割れる。どこで火山や地震が起きやすいかわかる。地震の癖。

能登半島地震も日向灘も火山性の地震。能登は白山、日向灘は霧島火山帯。火山性地震。火山と地震は同じ原因で起きる。それを、これだけ広げて20府県に注意報とは…。

地球の中で起きていることがおぼろげながら分かってきた。そこからも、プレート説がおかしいとわかってきた。地質学者で本書の共著者である角田先生は、活断層は地震の原因ではないとしている。これは表層地震断層のことで、数十メーター掘ると断層は地下の圧力で無くなる。地震は数十キロの深さ。震源断層とこれとはつながりがない。

活断層は地震の結果であって、原因ではない。原発委員会は根本的に間違い。プレート説が入る前は、日本では、活断層は原因でないと言っていた。米国から入ったのがプレート説で、日本の地質学者は抵抗したが、受容してしまった。そして、地質学者は二流扱いされ、守旧派にされた。

能登の地震は、断層の間に水が入って崩れやすくなったからだとされているが、角田先生は、断層は圧力があって水など入ってこないとしている。

関東大震災から10年かけて、日本各地で火山が噴火。日本の地下が熱かった。火山活動がメルクマール。今は火山活動が低調。

プレート説の問題は、日本列島から1,000キロ離れた海溝など調べようがないこと。地表のゆがみとプレートの入り方の因果関係など証明できない。火山と地震の熱エネルギーを比べると、エネルギーは火山が4倍以上。逆に言うと、火山が活動しないと火山性地震が大きくなる。熱くなっているかどうかが重要。それは調べられる。熱がどうなっているか、一切調べないので、地震が起きるかどうか、分かりっこない。

 

地震の原因がわからず混迷を続けてきたプレート説学界…その弊害が今回の「注意」

南海トラフは利権の構図になっている。国土強靭化含めて、和歌山にはものすごくおカネが落ちている。この説を疑問視すると、予算が来なくなるから、ふざけるなと。

富士山は当分噴火しない、1703年の噴火のときに富士山の地下でマグマの糞詰まりが起きて、噴火しなくなっている。マグマが上に上がってこない。

首都直下はどこで起きるか。関東大震災は相模湾。南海トラフの北東の端。沼津から富士五湖、あの辺りが熱くなっている。伊豆大島が30年の周期で、その噴火が今起きていない。

心配なのは、阪神淡路のときのように高速道路が縦揺れで倒れたこと。あれは九州経由西日本の熱が起こした。横揺れは対策している。東日本でも東北新幹線が大丈夫だったのは、横揺れだったから。縦揺れ対策は日本はほとんどやっていない。新幹線も高速道路も。

そこで大きな地震で、この両者がやられたら、首都圏は大パニックに。物流がとまる。調査委員会では、伊豆地方はプレートと関係から、危ないとなっていないが、熱移送説では危ない。これが首都直下。いつ起きても。先日の神奈川県西部の少し西側を角田さんは心配。

「一週間気をつけろ」、全く根拠が分からない。阪神淡路の頃は全国に地震計が170カ所。いまは4,000位の箇所にある。しかし、気象庁が活用していない。震度を図るために置いたが、今の地震計を見れば、直下で起きていることがわかる。火山性、直下型地震の予兆がわかるのではないか。データをリアルで見ていない。太平洋沖の予兆などわからない。

もう70年から50年以上、プレート説で学位を取った人たち。彼らからすると、自分の半生は何だったのかとなる。利権の構図で胡坐をかいているという前に、どうして地震がおきるのかがわからない。そこで大風呂敷をやり、そのデメリットが大きくなり過ぎたのが今回の一週間。その社会的弊害は大だった。

 

熱移送説で地震予知は可能になるはず

熱移送説による地震予知は可能なはず。4,000カ所の地震計をAIで分析して癖をみつける。取りやすいところからデータを。海のかなたはモ二タ―しようがない。直下型地震に限れば、国内で把握できる。直下型の予兆を探るべき。課題は縦揺れ対策。

地震学者たちも犠牲者だ。物心ついたときから文部省がプレート説。これは冷戦の産物。1940~50年代に原子力潜水艦、核搭載、安全な航行のために海底を徹底的に調べた。50年代にマニュアルを作ったので、60年代から調査していない。軍事予算はけた違い。そこでとまっている。

当時、トンガで調査していたら、地震というのは東から西に斜め下に起きている…これがプレートの沈み込みだと思ってしまった。逆に、熱がその逆方向で上がってきている。おカネがこないから、その後、調査できず、50年代のデータでとまっている。

この問題は政治の世界でもやってほしい。このままだと、正しく恐れることができなくなる。もっと色んな形のアプローチをとるべき。今の地震学者の体たらくで、優秀な人材が地震学に来なくなった。科学的でないからだ。

地表のデータは地下で起きていることをトレース出来ない。取り繕いを重ねている。色々説を建てているが、実証されていない。日本だけプレート説。熱やマグマという真っ当な地震学が追い払われて、唯一残ったまともな学者が角田先生。もう少し、ワクワクする新学説を立てていいと言わないと、やる気が出ない世界。

自信喪失だろう。常に自分の想定外で地震が起きているからだ。政治もジャーナリズムもこの問題にもっと関心を向けてほしい。我々の命がかかっている。

8月15日の終戦の日に、国史啓蒙家の小名木善行氏との対談を配信しました。

 

◆終戦の日特番「小名木善行氏と語る、8月15日はなぜ敗戦の日ではなく、終戦の日なのか」国史啓蒙家 小名木善行氏 × 松田政策研究所代表 松田学

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終戦の日であって、敗戦の日ではない。メディアでは時々間違っている。そもそも戦いとは何か。言葉には定義がある。ちゃんとした議論をするときは定義に従って議論をする必要。

 

戦…国と国の戦い。変…通常とは異なる政治的な事件。藩と藩の戦いは国の戦いではない。シナ事変もそう。役…辺境での戦い。元寇も辺境の地。外国だが、実際に攻めてきたのはモンゴルの軍よりも高麗兵。乱…成田闘争も成田の乱。

 

大東亜戦争は、これらのうち「戦争」だった。戦争とは、クラウゼビッツの「戦争論」。戦争とは暴力による決闘だが、政治に従属、国家が行う究極の外交。外交交渉の最後の手段。国家同士の戦いだから、当然、ルールがある。あくまで軍服を着ている者。相手を射殺しても構わないが、相手も軍人。軍人でも民間人を撃つなら、戦争行為ではなく、ただの虐殺行為で、警察が逮捕するもの。軍法会議で処罰。民間人に対する暴行だから。

 

これに基づいてハーグ陸戦条約。当時の全世界が調印。日本軍はこれをしっかりと守って戦った。南の島でみんな飢え死にしたガダルカナル島では、輸送船を全部沈められた。餓死した。だが、その島は島じゅうに椰子の木、バナナ。

 

日本の兵隊は餓死死体で発見されたが、頭の上には椰子の実がある。バナナもあちこちに落ちている。でも、誰一人食べなかった。なぜか。南の島では椰子の木の一本一本、所有者が決まっている。なくなると大騒ぎになる。人の食い物を奪ってはいけない。

自分がどんなに空腹でも島の食べ物を奪ってはいけない。島の人もよその国に支配されないように自分たちは島に来ているのに、末代までの恥になる。

 

日本はドイツの同盟国だった。ドイツが戦争を始めた1939年は、日本も戦争状態だったが、戦争しなかった。しかし、ABCD包囲網。オランダ領インドネシアには石油がある。でも、オランダという国はドイツによってもう、なくなっていた。

現地のオランダ人はとりあえず目前の油田でメシを食っていた。日本はドイツと交渉して、日本に油田を使わさせていた。パレンバンの落下傘、オランダはもう軍ではなく、最初から降参。だから、簡単に油田を抑えられた。元オランダ軍の兵隊が勝手に領有していた。

 

あくまで日本が行ったのは戦争であるというのが重要な要素になる。日本の兵隊は堂々と戦争をし、民間人を殺すことはしなかった。インパールも同じ。敗れて引き揚げてくる途中で餓死。白骨街道。いまGoogleマップでみると、周りは全部畑。

 

熱帯だから色んな作物が実っている。現地の人たちを銃で脅して…世界の敗残兵はそうだが、日本軍は誰一人暴力をふるわず、盗みもしない。

 

慰安婦の強制連行もあり得ない。慰安婦の皆さんへの給料は毎月、札束でテーブルの上に立った。親戚皆が集まって大騒ぎで喜んでいた。給料が15円の土時代に3,000円、前借金、それを返すために働いた。今でいえば、5,000万円。

 

それにひきかえ、米国は?戦争のルールを守っていない。大都市空襲、民間人を狙った。戦争行為の一部と強弁できるかもしれないが、8/6と8/9の原爆投下は違う。

 

北九州市で考えていた。B29は日本の戦闘機に襲われ、長崎に変更。空襲警報が長崎で。その時に原子爆弾が炸裂。トルーマンは広島長崎の陸軍施設を狙ったというウソ。ハーグ陸戦条約があったので。

それぐらい世界では、戦争に対する厳しい目。やっていいことといけないことの区別がある。

 

原子爆弾投下の瞬間に戦争は暴力に変わった。もはや戦争ではない。そのまま継続するなら、原爆なら新型爆弾は日本にもある。米国本土に落とすと核の打ち合いになり、民間人が犠牲になる。

 

昭和天皇はどう謝るのかと参謀総長にご下問。もう戦争ではないから、やめよう。私たちは誇りをもって戦った以上、民間人に対する殺戮はしない。ならば堂々と戦いを終えよう。暴力をしないために。

 

だから、敗戦の日と言わず、終戦の日と言う。誇りをもって語るべき日である。

戦いでは敗けたが、技術では敗けていない。ならば、ビジネスで闘おうと。戦後わずか19年で東京五輪を開催し、世界のビッグ5に入り、復興。誇りをもって戦争を終わらせたということが原動力になった。それが当時の財界人たちだった。

 

広島長崎が戦争のルール違反。正しいことをしたという意識なら、米国連邦議会で今更、正しかったなどと言うはずがない。言わざるをいえないところに米国の辛さがある。

 

大戦の勝利は米国によるもの。それまではポンドの時代だったが、英国は自分たちが助けた。ポンド債で米国から綿花を輸入、その代金がポンドで。しかし英国は戦争で大赤字の借金国に。米国は、戦争は俺たちが助けた。借金返せと。

 

それでブレトンウッズ体制に。それで通貨は紙切れに。金と交換できるのはドルだけに。しかし、米国はベトナム戦争が泥沼化し、金で調達できる以上の資金が必要となり、ドルと金とを交換できなくしたのがニクソンショック。

 

これでドルはただの紙切れ、トイレットペーパーと同じに。でも、ドルを基軸通貨として維持していくために、世界中を脅して、ドルで世界を支配。原爆で戦争を暴力に変えたのが未だに続いている。グローバリズムもそこから来ている。

 

20世紀という時代、1,000年ぐらいたつと、何が正しかったのかを世界中が冷静に判断できるようになったときに、20世紀で起きた最大の事件は、500年続いた植民地時代が終わりを告げたこと。1,000年後の教科書には、そう書かれる。それをやったのは日本。

歴史観は徐々に正しいほうに。

 

コロナでこれだけ「迷惑駐車切符」を切られると気づく。収奪の世界がいま終わろうとしている。グローバリストによって世界の人々が支配されている。植民地とは形を変えた支配、、これはおかしいだろうと世界中の人々が気づき始めたという変化が起きている。

ワクチン、ウクライナ。起こしたのは誰か。気づきが世界の政治を動かし始めている。

 

そもそもロシア革命がなぜ起きたのか、やはり資金提供した奴がいた。戦には必ずカネが絡む。グローバリズムはメディアを総動員するから強い。メディアが一色になったときは要注意。裏側には全く違う動きがあるもの。

 

誇りをもって闘ってきた先人を持つ日本は、誇りをもって冷静に物事をみていくべき。簡単に染まってはならない。ずっと約束を守り、それが国の信用になってきた国は世界で日本しかない。閣僚は公費で靖国参拝をしてはいけないというが、国を守るために亡くなったのが英霊たち。

 

終戦間際の当時、一部には本土決戦という議論もあったが、それで戦ってベトナム戦争のように勝利したかもしれなかったが、それで民衆はどうなるか。全ての民衆が八百万の神々。日本国民全員を神様にして、豊かに安全に暮らしていくようにするのが政治の役割。

 

世界の人々も日本をモデルに。各国の人たちは支配・被支配しか知らなかった。古代ギリシャでは、5%が市民という支配層。奴隷の女性と結婚したり、子をもうけることと似ている。現代の世界もそうだ。与えられてはいるが、奴隷と同じ。少数の支配者のために民が貧しくなる。これと闘うのが日本の立場。

 

 

 靖國神社を参拝する際に、私はいつも、新しい世界秩序を先導すべき日本人の使命への自覚と決意を英霊に捧げることとしています。このことの意味を改めて感得させてくれたのが、ジェイソン・モーガン氏との対談でした。

 戦前の日本はファシズムだったのではない、靖國の英霊たちが闘ったのは正にファシズムであり、植民地主義であり、グローバリズムだった。それは少数者が多数を支配する白人至上主義であり、現在も、グローバルスタンダードの名のもとに世界を支配している…。

 モーガン氏に今回、松田政策研究所CHに初めてご出演いただいたのは、同氏の近著「私はなぜ靖國神社に頭を垂れるのか」で述べられていることが、これだ!という内容だったからです。

戦後、日本人はWGIPで洗脳されましたが、それは米国民も同じ。日本軍と直接戦った米国人たちは日本を褒めたたえ、悪く言う人はあまりいなかった。それが、広島・長崎を正当化するように洗脳されてしまった。

欧米の歴史学者の得意技は、事象の背景を見ず、都合の悪いことは語らないことだそうです。元々、モーガン氏が「野蛮」とするヨーロッパ文明は、収奪によって他者を支配する文明であり、欧米人は歴史的に自分たちが優れた人種だと思い込むようになった。ヒトラーを経て、そのことを言えなくなったこんにち、第二次大戦を終わらせないために存在する国連をはじめ、現在のグローバルな仕組みは、同じ支配構造を維持するために姿を変えてつくられているようなもの。

 大東亜戦争を通じて世界から植民地を一掃した靖國の英霊たちは「20世紀のヒーロー」である。だから、日本には、今やますますその支配力を強化しているグローバリズムとの闘いの先頭に立つ使命がある。日本国民にとっても米国民にとっても共通の敵は「ワシントン」であり、一緒に闘いましょう。

これがモーガン氏のメッセージです。だから、日本国民だけでなく、世界中の人々が靖國神社を参拝して感謝を捧げてほしい…

 この対談で提示されたのは、私たち日本人に目覚めを促してくれる歴史観と世界観でした。正しい歴史認識を米国民とともに形成し、これを通じて「世界に大調和を生む」政治を実現していく…決して夢ではないかもしれません。

 

◆終戦の日特番『私はなぜ靖国神社に頭を垂れる ~洗脳されているのは日本人だけではない!?~』ゲスト:日本史研究者 麗澤大学国際学部准教授 ジェーソンモーガン氏

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英霊たちが闘ったのはグローバリズム…植民地を終わらせたのは日本だった

初めて靖國に行ったときは抵抗感。教育では、戦前の日本はファシストの国だったから。しかし、気づきが待っていた、自分の国の歴史をもう一度ゼロから学ぶ機会が長年の日本滞在。その中で自分の国の政府がやったことが初めて分かった。

ネイティブアメリカンやベトナム人に対しても嫌なことをやった。その政府が発しているプロバガンダは違うなと。グローバリストはいつも姿を変える。共産主義、白人至上主義、優生学…だが、少数者が全世界を支配する点では一致している。

その連中と闘ったのは英霊。日本はファシストと闘った。当時はソ連というトンデモない敵、ナチスドイツがそれに備えるために、同盟国だった日本も、ソ連という共通の敵とどう戦うかという方法を探った中で、ドイツとの同盟。ルーズベルトとソ連が同盟。

グローバリストの世界支配と闘った。人間を家畜として支配するソ連とワシントンとの闘い。植民地を終わらせたのは日本だった。スゴイことをやった。そこで靖國神社に行き、英霊の安らかな憩いを。

祖父が日本軍と戦った、日本人と直接戦った米国人、祖父の友達が来て戦争の話は殆どしないが、じいちゃんたちに聞いたら、その世代は日本人に対する悪口をしたことがない。戦いぶりも立派、敵ながらあっぱれ。

しかし、その後、日本がファシストだとか、南京大虐殺とかが流行ってきて、自分の世代は日本は恐ろしい国だったという意識に。これは、あとでできたプロパガンダ。直接戦った人たちは違う。俯瞰すればプロパガンダ。歴史の一つを切り取って、これだけという語り方。

背景を見ようとしない。真珠湾攻撃も、なぜワシントンの戦艦がハワイにあったのかが語られない。インパール作戦、なぜ英国がインドを支配していたか、そもそもなぜそうなっていたのかの歴史は語られない。それをみれば、日本はなぜワシントンに立ち向かったのかがわかるはず。それを語るべき。日米問題と言うよりも歴史学者として。

全てを語らないと、歴史を語っているとはいえない。ウクライナ戦争も同じ。今も目の前で同じことが。プーチンが思いついたものではない。その前の歴史。プーチンが独裁者?ワシントンがやった嫌がらせ。戦争を仕掛けたとか、傀儡政権とか。不都合なことを語らないのが欧米の歴史学者の得意技だ。

 

欧州人の野蛮性が人種差別に…あってはならないことと闘ったのが日本

大東亜戦争で植民地のない世界に。20世紀のヒーローは日本。人種差別はダメだと分かっていた。米国内の黒人は日本を希望の星だと。アフリカもアジアも自分たちはなすすべがない。戦うのは日本だけ。植民地支配を終わらせる。軍として国家として真剣勝負しようとしたのは、唯一植民地にならなかった日本だけ。それは人間としてやるべきこと。正義。

あってはならないこととは闘うべき。グローバリズム、植民地主義と日本が闘い、植民地がなくなった。我々の祖先は素晴らしい貢献、今もグローバリズムとの闘い、使命を受け継ぐ…英霊が闘った戦争は終わっていない

元々欧州は、野蛮。自分の家系はフランスに来たノルマン族。11世紀。今はノルマンディー。バイキング、ワイルドな人々の一人が自分の先祖。人の国に勝手に入って侵略して財産を奪って強姦。それは欧州の歴史では頻繁だ。キリスト教が野蛮性を抑えたが、レコンキスタがあって、欧州から出て、米大陸に。

野蛮性を抑えたキリスト教もグローバリズムに切り替え、日本でも人身売買をしたり。日本の戦国時代は武士の倫理、一般の人々に手を出してはいけない武士道。欧米では自分たちが優れた民族と思うようになった。日本人はあくまで人間同士。欧州人は野蛮性が人種差別に。アフリカやインディアンは奴隷であるべきだと。それが第二次大戦まで残った。

ヒトラーで人種差別を言えなくなり、言い方を変えて、グローバルスタンダードだとか、国連、WTO、IMFの機関を通して白人至上主義を展開。だが、決して白人至上主義とは言わない。それがいろんな国に浸透。日本でも親米保守が名誉白人。

長崎にエマニュエル大使は行かないと。あの連中をかばう日本人がいる。がっかりした。親米保守はやっぱり酷い。今も白人至上主義。まだ人種差別なき世界にはなっていない。

移民問題、米国に、自由に、いろんなテロ組織、工作員、それ以外はほとんど貧しい人たち。ワシントンがそうさせている。何割もの女性がジャングルの中でレイプ。誘拐、人身売買。ワシントンが加速。その人たちはただの家畜。植民地主義マインドが変わっていない

それがこれから日本にも来る。コロナワ●で日本人はモルモット。あれも白人至上主義。本当に闘うべき敵はそこにある。世界が動き出している中で日本は先頭に立つ使命がある

 

もう一度グローバリズムを終わらせようとしている国は日本しかない

ワシントンは全世界に色んなイヤなことをやっている。全世界のテロの総本山。そのワシントンの支配を終わらせる、どこでテコをいれるか、それが日本。英霊のスピリットがよみがえって…いろんな日本国民に出会っているが、物事を分かっている方が多くいる。戦いたいと思う方々。英霊の精神はまだ生き残っている。

もう一度グローバリズムを終わらせようとしている国は日本しかない。重荷を背負わせているかもしれないが、一緒に戦いたい。日本が米国に対して自立すれば、世界が変わる。英霊たちが挑んだ歴史に残る偉業、もう一度やってみませんか。

米国側でも対日戦争を正当化。残念ながらその通り。ジャパンホロコースト、普通の米国人の意識。中国のプロパガンダに基づいている。南京で撮影された写真で始まる本。洗脳されている。WGIPは日本だけでなく、米国人に対しても

ワシントンにとっては、両者とも邪魔な存在。トランプに投票するトンデモナイ国民、もっと洗脳しなければと、その呪縛を解いて自由になりたい。南北戦争、奴隷制度や人種差別はとんでもないが、リンカーンに関してワシントンが作った神話はやめよう。

政治的な神話はワシントンの得意技。リンカーンやルーズベルトが巨悪から救った神の如しだが、南部の人間として受け入れられない。南部の人たちも日本人のように日教組マインドに洗脳された。だが、リンカーンは相当イヤな人だと思う人は増えている。

ワシントンが全世界の人々をコントロールしようとしている。米国人と一緒になって歴史認識を見直していく、その通り。日本の文化のすばらしさ、間違っていたら素直に間違っていたと言える文化。米国人は素直になれない。間違っていると分かっていても、すぐに言い訳に依存するタイプが米国人の殆ど。

自分たちが良かったとどうしても思いたい。結局、米国は良かったと。南北戦争が終わって、納得できない南部の騎士、北部に抵抗するゲリラ戦、ヤンキーは帰ってくれと。日本人は米国を歓迎して米国が正しいと思うようになった。マッカーサーが帰るときに、民主主義を教えてくれてありがとう?日本人のいいところでもあるが、今でも自分たちが悪かったという側面に。

 

世界中の人々が靖國で手を合わせ、「ワシントン」に対して共に闘いましょう

国連は、戦争が終わって植民地時代とはいえなくなったが、国連を使って同じようなは支配を維持しようとする機関に。安保理、あの戦争が終わらないように、永遠に日本が敗戦国ということを維持させるために国連がある。米国側が本当に恐れているのはドイツと日本だけ。よくならないように、国連、NATO、日米同盟。戦争はその意味でも終わっていない。

国民の立場でどう戦えばいいか。トランプは第二次大戦については意識は間違っている。あまり本を読まない。それにしても、大きなチャンス、再編のチャンス。日本は北朝鮮、中国、ロシアが隣。米国がいても解決にならないし、依存していても傭兵になるだけで、日本の素晴らしい文化が保たれない。日本は傭兵の国ではなく、侍の国。

その国の中から立派な武士が現れるだろう。永遠にそれができないためにも、米国は居座っている。トランプが、それがけしからんというなら、帰ってくださいと言うチャンスだ。

米国民もいろんな戦争で死んでいる、何のため?遠い国に行って一般国民を殺して、帰れば政府に見捨てられて、自殺している元兵士がたくさんいる。あれだけ苦労して撤兵して終わり。米国民も100年、いろんなイヤなことをさせられた。なぜあの人々を殺さねばならなかったか、そこから自由になりたい。

日本が独立したら、ワシントン帝国は滅びる。お互いの独立のために、ワシントン帝国と闘いましょう。英霊がやったことに焦点を当てて、米国ではなくワシントンだ。

喜んで闘う人々がたくさんいる。米国人としてありがたいこと。グローバリストと闘った英霊の偉業は永遠に歴史に残る。世界の人々が靖國で、ありがとうと手を合わせるべき。宗教とは関係ない。グローバリズムに対抗して人間性を守る。それが靖國参拝。