松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

日本でついに「コスタイペ筋注」なるレプリコンワ●が承認されたようですが、治験で18人の死者を出したベトナムでは認可されず、日本で世界最初に実用化されるようです。安全性は従来のものとあまり変わらないという結果を出した試験のやり方もかなりおかしいと井上先生は指摘しています。「歩けない、排せつもできない」そう訴えるワ●被害者たちの訴訟が動き出していますが、「専門家」たちもmRNAワ●禍を知らないはずがなく、それを言うと「メンバーから外される」との彼らの自己保身が、国民の健康のことよりも優先しているようです。

 世界中が新型コロナmRNAワ●をやめているために経営が苦しくなったモデルナ社は、日本をターゲットにワ●ビジネスを進めていますが、どうも、今度は「がん予防」のワ●開発に進出するようです。今回は、もう一つ、この癌の問題についても焦点を当ててみました。

実は、数か月前に本シリーズで井上先生が「抗がん剤」の弊害について述べたコメントを紹介したところ、日本における新型コロナの集団免疫状態を最初に指摘して話題となった、あの上久保靖彦先生から、これに真っ向から反論するメッセージが私に届きました。そこでは、抗がん剤の有効性や、食事などによる癌の自然治癒など無理であることなどが指摘され、「よしりん」や内海氏も槍玉にあげられていました。これについて、本番組では井上先生から詳細な反論がなされていますので、ぜひ、ご覧頂ければと思います。

要は、癌とは免疫系の問題であり、何事も悪玉善玉のオールorナッシングで考えることは誤りである、人間は様々な細胞やウイルスなどと共存しているのであり、動態的に物事を見る必要があるというのが、井上先生のお立場。ただ、mRNAワ●が免疫を弱め、ターボ癌の原因になること自体については、両先生ともご意見は一致しているようです。

 9月28日(土)には、4月の池袋公園、5月の日比谷公園に続く集会&パレードデモがお台場の有明(東京臨海防災公園)にて、ほぼ一日中、開催されます。私、松田も15:30以降の第二部の集会で登壇する予定です。今回の番組では、林千勝氏とともに主催者のお一人である井上先生から、この国民的イベントに寄せる思いやメッセージも紹介しています。

 「終戦後から続くGHQの見事な洗脳教育で、『お人好しで何度でも騙されるオモテナシ遺伝子集団の日本人』が誕生し、…この歳になり初めて『日本の本当の近現代史を学ぶ機会を与えてくれた』のがワ●である。」ぜひ、皆さまもこのイベントにご参加ください。

 今回も井上正康先生から多数のコメントをいただきました。

 

◆松田学のニュース解説 新型コロナ最新情報 オミクロンの正体120

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<井上正康先生Q&A>

 

➀本記事に関して

・自己増幅型の新型コロナワクチン承認へ、少量接種で効果が持続…厚労省部会が了承

https://news.yahoo.co.jp/articles/4ee4c2199935e6e855c65a4a9e362892c1f0a074

 

➀-1 レプリコンワクチンは、この「Meiji Seika ファルマ」が開発したもの以外に、日本ですでに承認済みのもの、承認の見込みのものがあるのでしょうか。

 

A)

このレプリコンワクチンは「米国アークチュルス社が開発したモノであり、それを明治製菓ファルマ社が日本の福島で『コスタイベ筋注』と命名して製造している」とされています。ベトナムの治験で18名もの死者が出た為にベトナムでは認可されず、日本が世界で初めて承認したものである。これを一変承認した事を根拠にして、今後は新たな変異株に対してもレプリコン型ワクチンを治験なしで使用させようとしている。

これは完全な間違いである。

 

➀-2 そもそもレプリコンワクチン開発の動機は何でしょうか?

 

A)

長期間体内に留まる“難分解性mRNAワクチン”が様々な免疫異常を誘発して深刻な被害を出しており、どの国もこれを使用しなくなった。そこで、“すぐに分解されるが、mRNA遺伝子が体内で自己増殖して長期間スパイクを産生するレプリコンを“次世代型ワクチン”として開発した。しかし、これはこれまでのmRNAワクチンと同様の被害を出すのみならず、それ以上の被害を出す危険性が有り、決して接種させてはならない。

 

➀-3 「副反応の頻度に違いがみられなかった」とありますが、信憑性はあるのでしょうか?

 

A)

そもそも新薬の治験ではプラセボとして“外観は本物と見分けが付かないが、中身は生理食塩水などの無害な物”を使用するのが基本である。しかし、プラセボ群として副作用の強い従来型mRNAワクチンを選んだ事は基本的間違いである。“極めて有害な従来型mRNA製剤と比べて副反応の頻度に違いがみられなかった”との事実は、従来型と同様の“短期間的障害が有る”事を意味し、“長期的副作用”に関しては不明である。

意図的にこの様な初歩的ミスを犯している理由は、生理食塩水のプラセボでは明らかな副作用が明確になる為に“敢えて有害なmRNAワクチンをプラセボ群に選んだ”と考えられる。

 

➀-4 「承認された場合は、国や製薬会社は安全性の調査を続けるべきだ」と専門家も述べていますが、承認する前に安全性の調査を終えるべきなのではないでしょうか?

 

A)

それが医学常識です。しかし、時間をかけて安全性をチェックすれば“後遺症だらけで死者が激増して使えるシロモノではないとの結果”が出るので、武見厚労大臣は決してやらせません。厚労大臣は医者でもないので『近い将来、自分が未必の故意の殺人罪で訴えられる』などとの想像力が働かないのでしょうね。海外では訴訟だらけになりつつあります。

 

➁本記事に関して

・「私は歩けないんです。排せつができないんです」新型コロナワクチン接種後 “下半身不随”3年の男性 “国を訴えた”裁判の行方は

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1414493#google_vignette

 

➁-1 mRNAで下半身不随になるのは、どのようなメカニズムでそうなるのでしょうか?

 

A)

mRNAワクチンは脂質ナノ粒子(LNP)の表面を細胞融合剤であるポリエチレングリコール(PEG)でコーティングされており、細胞融合機能により「脳組織のバリヤー(脳血液関門と呼ばれている)を簡単に突破」します。その為に脳組織や神経組織で有害なスパイク蛋白が産生されて自己免疫的に傷害されます。

脳から下半身(下肢の筋肉)までの長い距離を走っている神経回路がスパイクによる免疫病態で障害されやすい理由です。長い神経回路なので、その途中の何処が障害されても神経が麻痺する事になります。

 

➁-2 現場の医師も「ワクチンが原因」としているのに、病院がワクチン後遺症の存在を認められないのは、国が認めていないから、というのは、医療や医学の在り方として本末転倒ではないでしょうか。国のワクチン政策を事実上決めているワクチン分科会の医師たちも、本当は臨床で分かっているのではないでしょうか?

 

A)

ワクチン政策を決めている分科会の医師も余程の藪医でない限り「ワクチンが原因である事」は分かっていますが、それを認めるとメンバーから外され、「政府や厚労大臣に忖度するイエスマン的医師のみがメンバーになる仕組み」により、医学的非常識がまかり通っています。尾身茂などはその典型であり、その功績で「結核予防協会の組織に天下りのご褒美」を与えられています。

日本の多くの医師たちは「卒業時にヒポクラテス宣言を行った事」を思い出し、意思の本分に立ち返らなければ医療不信は益々酷くなり、国民から軽蔑される職種になりかねませんね。

 

➁-3 本件ワクチン訴訟で原告の主張が認められる可能性はあるのでしょうか?諸外国の事例に照らして、いかがでしょうか?

 

A)

訴訟はまだ始まりに過ぎず、今回は第1陣で13人が原告でした。一方、第2陣も控えていて、遺族会9人、患者会が原告予定です。さらに規模拡大の可能性がある中で、10月から新型コロナワクチンの定期接種も始まり、この裁判の行方が注目されている。

これは医学的にはワクチンの後遺症であることは明白であり、国が起こした日本史上最悪の薬害である。これが勝訴しない様では医学や意思の存在意義はなく、国も司法も既に無いに等しい事になる。

 

➂本記事に関して

・米モデルナ、多角化苦戦…損益均衡2年先送り、インフル・がんワクチン「想定より時間」

https://answers.ten-navi.com/pharmanews/28718/

 

➂-1 モデルナ社の経営上の苦戦は、新型コロナワクチンの接種を日本以外の多くの国々がやめたことが主因なのでしょうか?それを補うべく、日本国民にはワクチン禍の真実が知らされないまま、工場建設などのビジネスが日本で進められているということでしょうか?

 

A)

はい、ファイザーもモデルナも膨大な薬害でワクチンの売り上げが激減し、それを株主に追及された際に「今度はガンが増えるので抗がん剤で売り上げを伸ばす」と発言した。一方、ワクチンビジネスで遅れをとった日本は経済産業省の補助金で世界最大のmRNAワクチン工場を津波で人が居なくなった福島県南相馬市に建設し、それが稼働開始している。

今後、これで新たな薬害やパンデミックを誘発すれば、世界中から訴訟や賠償請求がくる事になる。それを払うのは国民の血税であり、日本の未来は極めて暗い。

今、国民が目覚めて政府に対して声を上げなければ、日本の未来はないであろう。河野前ワクチン担当大臣(通称デマ太郎)、岸田首相、武見厚労大臣は史上最悪の犯罪者として厳しく裁かれなければならない。

 

➂-2 「年内を予定する新型コロナとインフルエンザの混合ワクチンの申請にリソースを集中させる」とありますが、これはあの「フルロナ」のことでしょうか?これまで、この混合ワクチンは未だ実用化されていなかったのでしょうか?この2つの別の種類のウイルスに共に効くワクチンというのは、そもそもあり得るのでしょうか?

 

A)

ハイ、そうです。2年前に米国で「コロナとワクチンが同時に拡がる事を『フルロナ』と呼び、それに対する診断キットや遺伝子ワクチンが開発されたが治験が失敗し、来年に北半球(日本を指す)で人を用いた実装試験を行う」との発表があった。

今、サル代わりに日本でその治験を兼ねた人体実験が始まろうとしている。これが岸田首相が『日本を治験大国にする』と海外に約束したことの内容である。

理論的には二種のウイルスに対するワクチンはあり得るが、遺伝子ワクチンでは逆のことが起こり、大惨事になる。コロナ風邪やインフルエンザのワクチンは有害無益である。医師も厚労省も『ワクチン学の原点』を思い出す責任がある。

 

➂-3 モデルナは「がんワクチン」を開発しているようですが、がんは予防接種で防止できるものなのでしょうか?

 

A)

ウイルスや癌細胞にmRNA製剤で対応すること自体が基本的誤りであり、新型コロナmRNAワクチンど同様に失敗する事は目に見えている。『欲が判断を誤らせる典型的な病原体ビジネスや癌ビジネスは悲惨な結果に終わる』であろう。

 

④がんについて、抗がん剤を否定する井上先生の数か月前の本番組でのコメントについて、上久保先生が概ね、つぎのような反論を私に送ってきています。それぞれについてコメントをいただければ幸いです。

 

1)ワクチンについては真実ですが、日本の標準的治療における抗がん剤治療に特におかしいところはありません。この4年間があまりにもひどかったために、全否定したい人がたくさんいます。しかし、これまで否定して、がんに標準的治療をしないで、自然療法でいけば、全員癌で死にます。早期に自然消退するのは癌になったひと6万から10万に1人です。

 

A)

上久保氏は現代の標準的癌ビジネスを担ってきた専門家であり、その様に考えるのはごく普通である。私は分子病理学者として様々なガン治療病態も研究してきたが、『現代のがん医療は極めて不十分であり、ガン医療利権の弊害の方が大きい。

米国議会では既にこの事が議論されて抗がん剤の使用が激減し、それに伴い欧米ではがん死患者が激減し、逆に抗がん剤が流れ込んできたん日本のみでガン死患者が激増している事実』がある。これは今回の病原体ビジネスと同じ問題に起因している。

その対局に近藤誠氏の『ガンと戦うな』『ガン放置療法』などの名著は「既存のガン医療に疑問を持つ多くの医師に受け入れられている事実」がある。

上久保先生は「新型コロナの初期には優れた貢献をされた」が、ガン医療を俯瞰的に再評価する勉強をされる必要がある。

 

2)癌は生体の免疫の監視機構からエスケープして免疫で殺されずに生体に残って増植しているわけです。自然治癒力をその時点で超えた訳で、自然経過に任せたら増殖していくのが当たり前ではないですか?癌になた状況(遺伝子変異が蓄積して無制限増殖=悪性腫瘍の定義)で、それ嘉ら食事を変えても止められません。すでに癌化して生体の免疫の監視もすり抜けているわけです。癌の予防でできるだけ良い食事にするのは反対ではありません。しかし、我々は高度経済成長時から公害大国で農薬や添加物とかバンバンの食料でやってきて、それで少なくとも世界一の平均寿命である訳です。

 

A)

これは事実であるが、癌病態も動的バランスで診る必要がある。日本は長寿国であるが、『寝たきり世界一』であり、『先進国中でガン死が増えている唯一の国』である。その事実を客観的に考える必要がある。

『遺伝子変異で発症する癌細胞も個性豊かな自己の細胞』であり、良性腫瘍から悪性腫瘍まで千差万別である。又、免疫特性も百人百様であり、両者のバランスで癌細胞の増殖速度が影響され、オールorナッシング的に考えるのは誤りである。

体内で遺伝子変異した癌細胞も免疫系で部分的に制御されており、免疫不全状態になると癌細胞が一気に増殖を開始する。

抗がん剤でリンパ球を殺したり、mRNAワクチンで免疫不全になると急速にガン細胞が増殖転移するのはこの為であり、mRNAワクチン接種者で『ターボガンと呼ばれる極めて増殖転移が激しいガン細胞が生じる理由』も免疫力との相対性バランスが関与している。

医師は『ヒトは動的平衡で生きている事』を理解する事が基本である。

 

3)日本だけ癌が増えてるとミスリードし、それは日本だけ治療が遅れており、食事が悪いとミスリードしてるよしりんや内海さんも無茶苦茶です。まず、粗死亡数、粗死亡率でミスリードして日本だけ癌が増えてるという地点から話をすると間違えます。各国人口ピラミッドが異なり年齢構成も違うわけですから、高年齢層が著しく多い日本で癌が多いのは当たり前です。年齢調整死亡率では日本は他国と異なっているわけではなく、男性はほとんど変わらず、女性はむしろ死亡率は低くなります。

 

A)

『ガンは生活習慣病』なので、食事や生活スタイルが大きく影響する事は事実である。しかし、ガン医療の暗部に関しては内海医師や吉野医師の発言の多くは正しいと考えられる。

各国の年齢別発症~死亡率が重要なのは事実であるが、『日本のガン専門医制度のタコツボ的弊害』は世界でも群を抜いている。ガン研究者の耳には痛い事であるが、「日本の専門医制度全体が巨大製薬企業のカモにされている事実」を直視し、俯瞰的に考える事がガン医療従事者に強く求められる。

 

4)以上は、これまでのデータであり、ワクチンでこれからますます癌が増えることはまた別の話ですので、誤解なきようお願いいたします。これからワクチンで増える癌のために、私は万能抗がん剤を開発しています。よしりんらは、抗がん剤などの、標準的治療を否定していますので、それに従えば、ワクチンにより癌が増えたら食事療法やメタトロンをする訳ですから、全員死んでいきます。以上につきまして、井上先生のご所見をいただけれぱ幸いです。

 

A)

「遺伝子ワクチンで増える癌のために、上久保先生は『万能抗がん剤』を開発しておられる」との事ですが、そんな物が出来れば有り難いですね。しかし、ガン研究の現場を半世紀間も見続けてきた井上には『生存欲にかられた戯言』の様に聞こえます。

『癌細胞を異物として敵視する発想』は人間の欲望に過ぎす、彼らも自分の細胞の一部である。『新車が中古車になり、やがてポンコツ車として廃車になる事』は自然の摂理である。

『コレステロールを善玉や悪玉に、腸内細菌を善玉菌と悪玉菌に二分して考える事も妄想』に過ぎません。コレステロールに善悪は無く、腸内細菌も免疫的に個性豊かな動的バランスの上に多細菌社会を形成しており、それがホストの免疫系のレジリエンスに影響している。

『癌細胞を異物とみなる欲望』から解放されたところに『ガン医療の着地点がある事』を理解した医師がガン患者を幸せに看取る事ができる名医である。先生、頑張ってください

 

⑤9月28日の有明でのパレードデモ、国民集会に寄せる先生の思いや、呼びかけメッセージをお願いいたします。

 

A)

終戦の年に広島県で生まれ、貧しかったが内地で直接的な戦争を一度も経験せず、「頑張れば右肩上がりの幸せな人生で思い切り医学生物学の研究」を楽しませて頂いた。それは全て両親の愛情や国民の血税の恩恵である。人生は一度限りの奇跡的な命の旅であり、この様に恵まれた人生を与えてくれた両親、祖父母、多くの日本人に感謝したい。今度はその恩恵を日本の若い世代に向け、彼らが素晴らしい日本で人生を全う出来るための『安全で安心できる着地点』を確保してやることが『良い歳の大人の責任』である。

終戦後から続くGHQの見事な洗脳教育で『お人好しで何度でも騙されるオモテナシ遺伝子集団の日本人』が誕生し、その完成品が我々後期高齢者であるが、この歳になり初めて『日本の本当の近現代史を学ぶ機会を与えてくれたのがワクチン禍』である。

『過ちて改めざるを是過ちと言う』との名言があるが、後期高齢者の私には『9・28有明防災公園でのWHOから命を守る国民運動』は「次世代の日本人に夢のある日本の国を継承したいとの想いが舞台」であり、『冥土への良い土産』と思っている。

9・28有明国民集会は日本の最後の関ヶ原への先鋒的戦いの幕開けでもある。これを名画『君たちはまだ長いトンネルの中』のなるせゆうせい監督と共に『国民が主役のドキュメンタリー映画』にし、言論弾圧が強まる来年からの戦う武器にしたい。

昨日、映画作成の為の『クラウドファンディング』を立ち上げた。日本を愛する方々は是非クラファンの応援で一緒に戦っていただきたい。その様な思い出9・28の国民運動に一日本人として参加するつもりである。

 

 世界がこんなに変わっているのに、総裁選を見ていると日本は変わらない。急ぐべきことはたくさんあるのに。なぜ選択的夫婦別姓?石田和靖氏との過日の生配信対談では、日本のメディアが報じない世界情勢が語られました。

 

  まず、最大の親日国でもある産油国、アジェルバイジャンという国をほとんどの日本人が知りません。実は、欧州への石油供給を担う同国がいま、世界秩序転換のカギを握っています。

 この転換をもたらしたのはバイデン政権の愚策であり、ブーメランのように西側諸国に跳ね返ってきただけの対ロ経済制裁であり、ウクライナと中東の二つの戦争。同国がロシア寄りに転じたことで、ロシア、アゼルバイジャン、イラン、そしてインドへと南北につながる経済回廊が形成されつつあります。

 ロシアはこれから世界のエネルギーを支配し、いまやG7を経済規模で抜いたBRICSを主導する国になる。世界一の人口大国であり、成長するインドがマーケット、そこに産油国がエネルギーを供給する国際経済システムが世界の中核になる。

 そして、プーチン氏は東の北朝鮮やベトナムを巻き込んで、西の南北経済回廊とともに中国包囲網を創ろうとしている。日本にとっての問題は中国なのですから、日本もこれに加わった方が良い…石田氏は日米安保よりもロシアとの関係のほうが日本の国益上、重要になるとしています。

 いま、世界では米国離れが急速に進展し、欧米G7主導の世界秩序からグローバルサウス=BRICSを中心とするそれへと歴史的転換を遂げようとしています。その求心力となるのが、欧米が対ロ経済制裁に使った米ドルから離れようとする動き。

 この大変動にどう向き合っていくのか…これこそが、総裁選、そしてその後に予想される解散総選挙の最大のテーマにならないようでは、日本は生き残れないかもしれません。

 

◆「越境3.0チャンネル、石田和靖氏登場!大胆予測!ロシアは〇〇になる?!国際南北輸送回廊とは?」松田政策研究所代表 松田学 × 越境3.0Ch 石田和靖氏

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●現代版ロシア南下政策、「国際南北輸送回廊」でインドまで

ロシアは歴史的に南下政策。不凍港と緩衝地がほしい。NATOに囲まれたら大変。ウクライナが緩衝国でなくなった。これまでは軍事的手段、今は経済回廊。アゼルバイジャン、イラン、インドがある。水路だと大変。上からズドンと、エネルギー回廊を南北で。プーチンの野望である。

アゼルバイジャンは近年は西側を向いていた。カスピ海に面する親日国。だが、殆どの日本人はアゼルバイジャンを知らない。イランと密接な関係。イランの3割はアゼルバイジャン民族。人口1,000万人で北海道と同じ面積。上にロシア、下にイラン、西にトルコと大国に囲まれている。西側資本が石油開発し、政治的には西側。だから、国際南北経済回廊はなかなか実現しなかった。

アゼルバイジャンは経済的にはイランだが、政治的にはイランともぎくしゃくしていた。欧州への原油供給基地。バクー油田はサウジのガワール油田をもしのぐ。世界最大級の天然ガスもバクーに。トビリシ、ジョージア、トルコへとつながるパイプラインが06年から整備。他方でロシアがコントロールするパイプラインが、チェチェンを通って黒海へ。

旧ソ連が崩壊したが、石油はロシアがコントロールしていた。そこでアゼルバイジャンは泥沼の経済に。それが90年代。泥沼からの脱却のため、アリエフ前大統領が考えたのがBTCパイプライン。バクー油田をロシアの支配下から解放する。そこで、西側資本と結んだ。これで西側諸国のエネルギー源になった。ドイツ、イタリアにもパイプライン。そこで、アゼルバイジャンは西側べったりに。

それが急激に変化している。バイデン政権のおかげ。彼は世界のあちこちでパワーバランスをひっくり返している。ウ戦争とハマス戦争のG7側の対応、ちょっと違うのではないか。ガザ攻撃、ダブルスタンダードの米英に新興国がモノ申している。

アゼルバイジャンもトルコもイスラム教。ほぼ同じ民族で、言語も関東弁と関西弁の差もない。外交政策も二人三脚。そのトルコがイスラエルに対し強い批判。全品目貿易禁止。アゼルバイジャンは元々、イスラエルとも親しい。イスラエルの原油は同国から。アゼルバイジャンの武器はイスラエルから。それでもトルコに追随してイスラエルを批判。

イスラム協力機構で話し合われたのは、イスラエルへの石油禁輸。ロシアも、しかし、国家収入を失うのでいきなりストップできない。誰かが同じ量を買えば、禁輸は成り立つ。57国での共同採択にはハードルは高いが…。石油で締め上げる。イスラエルは厳しい。

アゼルバイジャンはウ戦争については今すぐ停戦というスタンス。しかし、欧米からの武器で戦争継続されていて、アゼルバイジャンは中立。欧米の対応を見つつ、アゼルバイジャンが発表したのが、BRICSに入りますということだった。結構、センセーショナル。

ウ戦争が始まった年の8月にEUのフォンデアライエンがウに行って、石油供給量を2倍に引き上げてくれと首脳会談をした。バクー油田は欧州の石油を支えている。LNGも欧州に。アゼルバイジャンは欧州経済の肝を握っている。それが今回、ロシア寄りにシフト。

 

●欧州の石油の元栓はBTCパイプライン、アジェルバイジャンの欧州からの離反

変化はナゴルノカラバフ戦争が契機。日本ではあまり報道されていない。アゼルバイジャンの領土内にナゴルノカラバフがあり、そこにアルメニア人が入り、不法占拠状態だった。それを巡って両国が闘う。アルメニアを支援したのがロシア。アゼルバイジャンの裏にトルコ。露土戦争の再来。第一次はアルメニアが勝ち、占拠状態。

アゼルバイジャンはBTCパイプラインで一気に経済成長し、たくさんの投資が入った。石油メジャーがたくさん入り、国民も豊かに。資金力が増し、国防も強化。そこで再開した戦争でアルメニアを倒した。領土回復。二次にわたる戦争。

ナゴルノカラバフのエリアが安定した。南北輸送回廊を通す重要拠点に。戦争が解決し、BRICSに入り、トルコやイスラム協力機構と一緒にイスラエル非難声明。そのタイミングでプーチンがアゼルバイジャンを公式訪問。自分と敵との間に仲間をロシアは置きたい。コーカサス地域からイラン、インドにつながる重要プロジェクトが現代版南下政策。

インドという14億人の巨大マーケットがある。インドには石油がない。世界的な産油国群がインドに石油を注ぐ。インドの経済成長は加速する。モディ氏はインド国益の外交。

関わる国々のいずれにも、この回廊は大きなメリット。アゼルバイジャンは交通の要路でもある。欧州からみれば、元栓を閉められる可能性。ロシア、イラン、アゼルバイジャン、そしてトルコも加盟申請中、コーカサス地域が全部、BRICSに。そこが敵にバンバン石油を出すか?新マーケットのインドもある。エネルギー支配。ガスと石油で。

BRICSに支配されると、欧州は枯渇。何もなければビジネスで欧州にも出すが、西側グローバリストとまた何か戦争でも起きれば、BRICSは石油を武器にすることになる。

欧州のロシア制裁はブーメランだった。ガスを止められた、ドイツ経済はボロボロに。秩序の大変革が南北回廊で起きる。世界地図が変わる。

 

●なぜ日本は尊敬されているのか、その日本がこのままでは孤立化に向かう

このアゼルバイジャンは日本人をリスペクト。世界ナンバーワンの親日国。唯一日本だけ、ビザを無料にしている。イラン、ロシアもそうだが、日本が関われるチャンスあるのに、日本はロシアを敵視し、イランやアゼルバイジャンにはほとんど関心を持っていない。

ここから日本が排除されつつある。バクー油田など、世界有数の油田。それが親日国。アゼルバイジャンとの外交でエネルギー問題は解決されるかもしれない。日本の外務省では米国のためになる提案をしないと却下される。民主党政権に言われたことをみんなで考える組織。アゼルバイジャンを知らないのは日本にとって大きな機会損失。

対ロシア制裁で失ったものは極めて大きい。もったいない。米国一辺倒の外交は総裁選で変わらない。コバホークだけは、グローバルサウスを含めてブリッジ外交と言っているが。

 

以下、後半会員向け

https://live.nicovideo.jp/watch/lv345828434

 

なぜアゼルバイジャンは親日なのか。エルトュール号事件。当時のトルコの王様は明治天皇が大好き。技術などを学ぼうと官僚を日本に派遣、しかし帰路、串本沖で座礁、大爆発し、流された。串本の魚はその日に取れた魚でないと、明日はもう食べられないぐらいのその日暮らし。なのに、みんなで30日間、手当てした。50人を助けた。

これがトルコの歴史教科書に書いてある。トルコ人はみんな日本人に感謝しなければ、となる。そのトルコと兄弟国がアゼルバイジャン。同国では3歳から親日。日本が大好きになって大人たちが子供にそれを教える。

アリエフ前大統領は、泥沼経済のちゃぶ台をひっくり返したヒーロー。98年に戦後復興のロールモデルを日本にみた。橋本内閣のときに日本に。日本を視察して、世界初の被爆国で最貧国になったのに、こんな立派な国に。地方までそう。我々も日本のような国になりたいと。国民に、日本人みたいになろうと。日本と親しくすることが我々の発展になると。

今の日本を見てガッカリしそうだが…。日本は自覚を取り戻すべき。次元が違う親日。アゼルバイジャンにとって特別な存在が日本。日露戦争でロシアをやっつけたこともある。そういう位置づけが日本にあることは知っておいたほうかいい。

 

●大胆予測、ロシアはズバリ、こんな国になる:BRICS世界秩序の盟主に

今やアゼルバイジャンもロシア寄りに。軸足をロシアに。トルコもそう。NATOを抜けるだろう。トランプもNATOは必要ないと。NATOは空中分解。新しい世界秩序。なのに、岸田総理は「NATOの高みを目指す」?

ロシアはズバリ、石油支配の国になる。ロシアに経済制裁しているグループとそうでないグルーブに分かれる。後者がパレスチナを国家承認し、グローバルサウスであり、中心がBRICS。その枠内の新セブンシスターズの7社。これまでの100年は米英7社の石油メジャー。イランもそう。払うべきを払わず、BPの前身はイランから石油を奪っていた。

それが、パワーバランスが変化。新興国の新セブンシスターズへ。ロシア、中国、マレーシア、イラン、サウジ、ベネズエラ、ブラジルの7か国の石油会社。全てBRICSに。イランは入った。サウジも入る予定。マレーシアはタイを追っかけて入った。ベネズエラも入った。

グローバルサウス=BRICS=オペックに近い。その中心がロシア。輸送回廊もロシアが考えた。アゼルバイジャンがBRICSで、南北ブリックス。その全体をコントロールするのがロシア。ガスも含めて世界のエネルギー支配国になる。食料、資金面も。

国家として余剰資金は湾岸諸国。世界の政府系ファンド上位にズラリ。その湾岸諸国がみんなBRICSに入りたがっている。産油国が順番待ち。優先的に入れていく。通貨もBRICS新通貨。その方向に向かっているのは事実。基軸通貨まで行かなくても、決済システム。スイフトのような。

 

プーチンが考える中国包囲網、自国の国益を考えるなら日本はこれに加わるべき

中国は中国でBRICSの中心になりたがっているが、なれない。上海協力機構、経済の分野で商売優先。BRICSは経済に加えて政治的な色合いが強い。一帯一路と経済回廊は互いに支え合う関係に。物流ルートとしての一帯一路は縦と横で競合しない。

ただ、南北輸送回廊は中国包囲網。プーチンは北朝鮮とベトナムを訪問。プーチンが描くのはBRICSの主役に躍り出るシナリオ。緩衝国。中国は敵国ではないが一枚岩になれない。黙らせる。本来なら日本もここに加わるべき。

日本がやるべきは日米同盟ではなく、南はベトナムと北はロシアとの同盟で日本の安全保障は固いものに。中国が問題。しかし、自民はみんな中国利権?

小泉環境大臣が国立公園に再エネ、釧路湿原がパネルで。グローバリストであり、中国どっぷり。日本の国益や経済を考えると、ロシアとの関係を強化し、樺太から北海道にパイプライン、そうすると、中東の有事の影響を日本は受けない。今やっているのはロシアも中国も北朝鮮も核保有国をみんな敵にして危機を招いている。

ロシア中心の秩序が生まれてくる。いろんな国がこれに同意。産油国も。ロシアは対日感情が良い。そのロシアがエネルギー支配国。そこと組もうとしているのが湾岸諸国。石油輸入国である日本がそこから離れている。

いずれにしても米国べったりは危険。トランプならいい感じで突き放してくれる。ウ戦争が終わったらどうなるのか。日本は債務保証をしている。それも国民には知らされていない。

ナゴルノカラバフは重要。その復興に日本の技術を導入したいと。日本の為に予算を割きたいとアゼルバイジャンが。日本流のインフラでと。期待しているのに日本の企業は知らない。メディアが流さない。石油を買っている電力会社が中東のことを何も知らない。大企業幹部は新しいことをしようとせず、イメージだけで危ないと。リスク計算もせずに。

 

世界秩序はG7主導からからBRICS秩序へと歴史的転換に向かっている

BRICS全体はどうなる?G7のGDPを抜いた。それは5か国の話。それだけで抜いた。さらに色々な国々が入ってきている。これからBRICSが世界の潮流になる。G7からBRICSに入れ替わる。世界秩序が欧米秩序から大転換する。

マスコミを疑え。2024年を皮切りにドラスチックに世界が変わる。生き残りのために思考を変えよ。テレビでは未だにウが勝つと言っている。メディアとの接し方は考えたほうがいい。米国信者、米国が倒れることはないと信じている。大統領選後、内戦が起きるかもしれないのに。世界の米国に対する見方が変わってきた。

ドル離れがそう。一枚岩になれる唯一のテーマがドル排除。対ロ制裁でスイフト決済からの排除、ドルを使う国々が困る。その国々がドルに依存しない経済を作らねばならないというのがBRICSの求心力。石油は決済と連動。ペトロダラー排除。

BRICSは巨大だが、まだヨチヨチ歩き。どこでまとまって一体感に?これを左右するのもロシアの手腕にかかっている。ウ戦争で中ロの距離感は縮まっている。バイデンが3年半で世界を変えてしまった。ハリスはもっとやばい。世界は破滅の道か。トランプになっても、米国の衰退のスピードを落とすだけ。

ハリスは増税、言論統制、移民、究極の左派。日本ではハリスと同じ政策を誰がやるのかの総裁選。ということで小泉か?彼がプーチンやトランプと対等に渡り合えるか?どれだけ薄っぺらい人間かすぐに見抜かれる。日本はこの程度の国かになる。アゼルバイジャンからの尊敬すら失いかねない。

 殆どが左の米国メディアが伝えるような、ハリスの支持率が高いなどというのはあり得ないが、トランプの勝利確実というのはやや微妙になってきた…。国際情勢に精通する宮崎正弘氏に、今回は米大統領選について語っていただきました。

米国の現状は、「多数派の専制」(トクヴィル)から「少数派の独裁」へ。さすがに民主党の全体主義が行き過ぎて、最近ではトランプ支持への鞍替えが目立っていますが、どちらが勝っても暴動か内乱が起きる。いずれ「シン南北戦争」になる…

 以前、私は、米国はUnited States of Americaではなく、Divided States of Americaではないかと発信したことがありましたが、宮崎氏も同じことを仰っています。USAでなく、これからはDSA?

 トランプが勝てば米国経済も少しは良くなりますが、財政破綻状態の米国の衰退が少し延びるだけで、長期的には世界秩序の大変動が起きる。その中で日本はますます自立を迫られるが、危機的状況に至れば日本国民も目覚めるか…総裁選で選挙の顔が選ばれるようでは絶望的かもしれませんが…。

 

◆宮崎先生に訊く!米国大統領選挙 トランプvsハリス どちらが勝っても暴動、内乱がおきる!?』ゲスト:評論家 宮崎正弘氏

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米国メディアは左でトランプが嫌い。ハリスの能力は度外視で支持率が高いと、あり得ない数字。どの激戦州で?みんなハリスではなく党に入れる。何があても40%ぐらい取る党。

 

10年前はテレビが支配的だったが、今はネットの意見が50%まで伸びていて、主戦場はネットに。ここに出ている意見で投票を決めかねない。この点がハリスが脅威になる点。若い人は新聞もテレビも見ない。情報空間の変化が今度の選挙にかなり影響。

 

トクヴィルが米国を観察して、51%が勝利したら49%が無視される「多数派の専制」だと。今は逆。「少数派の独裁」。性感覚の異常が10%で、少数派なのに、これが多数派の意見に。民主党執行部が極左。彼らが大統領候補を決めている。

 

ケネディが党を出るというと徹底的に妨害し、裁判で1,000万ドル使わせて選挙妨害。ボディガードをつけないので、自分で雇って選挙資金の半分を使わせる。こうなると、トランプと合流だと。司法長官かCIAの長官で取引。上院が多数とらないと難しいが、今の勢いなら共和が両院を押さえるだろう。

 

トランプ圧勝だったのが、今は圧勝はきつくなった。若い人がブラウン管だけで判断する。日本もそうだ。

米国で日曜日に教会に行くのは今は3分の1ぐらい。キリスト教を信じているのは、黒人やヒスパニック。バイデンはカソリック、トランプは敬虔な長老会派。神の加護で暗殺を逃れた。神に選ばれたと本当に信じている。拳を上げた、あれは残る、硫黄島の星条旗のようなもの。民主党はネットに出ないよう邪魔している。

 

オバマは裏側でバイデンを仕切っていた。バイデンの閣僚人事もほとんどオバマ。偽善の際たるもので、ヘビースモーカー、奥さんは男?ぐらいの迫力。オバマ政権が続いている。

オバマもヒラリーも医療機関を取れ。ここを押えたら国民を支配できると。彼らは本気で思っている。大金持ちと貧困の国では、平等社会の日本のようなことは達成不可能。

 

完全な専制政治。それがほころびが出た。ケネディにむ続いて、ギャバ―ドもトランプ支持に。欧州は皆、次はトランプだと思っている。軍事産業も。ネオコンにもトランプに乗り換えようという動きがある。

 

バンスはトランプと瓜二つ。クローンだとも。大統領選の一番のイシューは不法移民。トランプは強制送還すると。現状では移民は米国で破格の厚遇、NYもどこも、それで財政がパンク。いま、NYなどからテキサスやフロリダへと60万人以上が移動。民族大移動、ゲルマンの移動に匹敵。これは形を変えた内戦だ。

 

大統領選でどちらが勝とうが暴動が起きる。ハリス有利との偽りの世論が流され、ハリスが敗ければ、それなのに落ちたと。トランプが敗けた場合は、不正選挙だと。米国はUnited States of Americaではなく、Divided States of Americaになる。

 

合衆国憲法修正第二条では、国民は武装して良いと定めている。2億7千万丁の銃がある。すでに武装のことを考えて国民が引っ越しを始めた、治安がよいところに、テキサス、フロリダ、アリゾナ辺りに。

 

トランプだと米国はややいい方向に行く。理想は小さな政府。バブルは遠のく。ただ、米国の欠陥は36兆ドルの赤字。これを年4.5%の金利で返済?永遠に借金が肥大化。米国のパワーは中国より先に衰退に向かう可能性が大。米国の衰退を少し先延ばしする効果しかトランプにはない。

 

では、次は?中国?インド?欧州はもう衰退しているから。インドもカースト制度があるから望み薄か。ササン朝ペルシャがある。また興隆するかもしれない。中東か。

世界の秩序変動が長い目でみると起きる。

 

日本は自分で立っていくしかないが、逆に危機的状況になると、日本人は立ち上がるかもしれない。総裁選?まさに、「政治を軽蔑する国民には、軽蔑に値する指導者しか誕生しない」(トーマス・マン)だ。