刺繍の難しさ!!生地目との戦い??
刺繍で使用する刺繍版(データ)は、一度作ると他の商品への転用が可能です。
例えば、ポロシャツ用に作った版をキャップに直接刺繍したり、縁取りを加えてワッペンにしたりする事が出来ます。
今回はアパレル様からのご要望で、
キャップ用に製作した刺繍版をニット帽に刺繍したいという事でした。
完成品が下の写真になります。
元の刺繍版(キャップ用)で、作ったのが下の写真になります。
縫えるのですが、仕上がりがイマイチ・・・・。
キャップの場合には凄く綺麗に刺繍できたのですが生地目の粗いニットに縫うと、このようになってしまいます。
当然、これでは出荷レベルでは無いので、この生地用に版を修正します。
生地目に負けないように、下縫いを何度も行い線の幅も広げ、糸密度も濃くします。
今回は刺繍版製作担当のマツブン小林くんが、会長と相談しながら何度も修正し完成しました。
生地目との戦い!!
凄いでしょう~(笑)。