「思い出の刺繍機」本日退社です・・・。
本日(12/3日)は追加分刺繍機と入れ替え分刺繍機の納品です。
今まさに納品中です!!
新しい機械が納品される事は喜ばしい事なんですが、
この入れ替える古い刺繍機には思い入れがあるんです。
僕がマツブンに入社した翌年に前社長(父)と亡専務(母)が、借金をして買ってくれた物なんです。
当時のマツブンは記録的な最低売上で前年売上(僕が入社時)が全盛期の八分の一まで下がっていた時なんです...。
この刺繍機は、今までマツブンが使っていた物とは違う物で、簡単に言うとマツブンにとっての新市場開発向けなんです。
この新市場が取れるかどうかも分からなかったのですが、二人の気合で借金をして購入してくれた物です。(笑)
当時、この機械担当は僕だけだったので新規営業活動をしながら、夜この機械で縫ってました。
今では、この新市場がマツブンの大黒柱になったのですが、当時の両親にとっては勇気のある投資だったと思います。
この機械が納品されて、ちょうど12年(一回り)、あっと云う間でした。
機械に納品日を記入する癖のある父。写真がこれです。
なんか、これを見るだけでジーンとしちゃうんですよね・・。
両親と仕事をすると、言わなくても良いような事までも、ついつい言ってしまうんですよね。
今では自分が生意気に言ってしまった事の後悔ばかりです。
最近ふと思ったのですが、
ちゃんと両親に会社を継がせてもらった事のお礼を言ってないなぁと
先ずはここから始めます!!