Q 43歳、以前リプロでも2度診察頂き、今までも松林先生にお聞きしたかったですが、勇気なく、しかし後悔ないようにと決めました。
2013 7月 自然妊娠、臍帯ヘルニアのため死産(帝王切開)
2015 2月 自然妊娠、35週緊急帝王切開にて出産
2017 タイミング、人工授精妊活開始
2019 5月 地元、体外受精で受精せず
2020 1月 タイミング法、化学流産
2月 タイミング法、8週稽留流産
9月 他院、ロング法にて5ヶ採卵 PGT-A実施1個移植、陰性
染色体G-band検査 転座なし
その後も、受精卵少なく、2段階胚移植やPRP実施、陰性3回
2022 7月 リプロ大阪、AMH 0.54、DHEA、ビタミンD低値
ERPeak、子宮鏡異常なし、子宮収縮なし
不育症検査(甲状腺、抗リン脂質抗体、血液凝固系)基準値内
8月 採卵 初期胚2個、胚盤胞1個
11月 移植、陰性
リプロでダメならと落ち込みお休み期間に入りました。
体外受精ではできないのかと悩み、成功法を踏襲すると信じて、
2023 3月 おやすみ期間に自然妊娠 9W稽留流産
2024 6月 最後の卵、初期胚移植も陰性
9月 自然妊娠、9W稽留流産
今年リプロでの最後の移植にしようと思い、陰性で諦めるようにしましたが先月の妊娠で、また諦めがつかなくなりました。年齢的にこの3度の流産はやはり染色体異常なのでしょうか。2回は心拍確認後です。また不育症の数値も年齢とともに変化するのでしょうか。着床が問題だと思っていたところ、着床するならとまだ諦められないので、手立てはありますか。自然じゃないと受精しない人もいると先生のブログで拝見しましたが該当しますか。不妊クリニックでは、受精後からの診察も可能ですか。流産は原因不明と言われるため、このままトライしかないのでしょうか。この先やれることがありましたらご教授ください。
A 原因不明不育症です。体外受精胚移植では妊娠せず自然妊娠しますので、自然妊娠で妊娠したら原因不明不育症の対策をしっかり行う以外にないと思います。原因不明不育症の対策には定まったものがないため、病院によって治療方法が異なります。また、流産になってしまった場合には、必ず流産胎児絨毛染色体検査(POC)を行なってください。POCで染色体異常があれば、不育の対策が間違っていた訳ではありません。染色体正常であれば、不育の対策の見直しが必要になります。妊娠が判明したら、不育症認定医のいる施設で直ちに治療を行うことになります(リプロ大阪でも対応可能です)。
なお、このQ&Aは、約3週間前の質問にお答えしております。