Q 第二子に向けて治療中
下記のような経緯をたどっている中で、どこまで移植前に検査をしておこうか悩んでいます。移植結果を踏まえてアドバイスいただけないでしょうか。
◾️第一子
採卵32歳、移植32歳:6日目4BBで陽性判定→出産33歳(緊急帝王切開)
移植関連検査
慢性子宮内膜炎(BCE)と子宮鏡:異常なし
子宮収縮→あり(ダクチル服用)
ERPeakと子宮内フローラ:未実施
◾️第二子治療開始 35歳
卒業後スクリーニング検査全て異常なし
移植関連検査:子宮鏡異常なし 発赤などもなし
32歳時に採卵した凍結胚を順次移植(ダクチル服用)
1回目:G-CSF+6日目3CC+6日目4CC(自費周期)→hCG 0.4
2回目:スクラッチ+初期胚8G3(保険周期)→hCG 0
保険にて再度採卵し、5個胚盤胞を凍結することができました。今回はすべて5日目でAA2つ、AB1つ、BC2つです。貴重な胚を移植する前に必要な検査をしておきたいなと考えています。保険移植で残り5回チャンスがあります。先日の診察ではERPeak、子宮内フローラ、BCEをすすめられましたが、金銭的、身体的負担を考えると全てをするのか迷っています。着床の窓については出産後変化している可能性があるので、先進医療で加入している民間保険も使えそうなのでしようと考えていますが、前々回の移植で少しだけ妊娠反応が出ている場合でもBCE検査もしておいたほうがいいでしょうか。痛みがあるのでできればしたくないという気持ちが働いており、ビブラマイシンを事前に自分で服用しておくという
方法もあるのかなと思いましたが迷っており、ご意見賜れますと幸いです。
A 出産後2回陰性の場合には、ERPeakとBCEのどちらか、あるいは両方が引っ掛かっている場合がほとんどです。したがって、この両者の検査をお勧めいたします。着床障害オプション検査のリストには、「全く反応が出ない方、あるいは少ししか反応が出ない方」と記載していますので、BCE検査もしておいたほうが良いです。その場合、ビブラマイシンを事前に服用しておいても良いですが、BCE検査は実施しておいた方が良いです。
なお、このQ&Aは、約3週間前の質問にお答えしております。