Q&A3082 卵子提供で妊娠9週子宮内胎児死亡 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

Q 45歳、台湾で卵子提供をうけ、妊娠9週で子宮内胎児死亡でした。今は台湾に入国出来ず。何も治療はせず、子宮頸がん検査を受けました。移植を待つ間、何か検査は続けるべきですか。
 

A おそらく、PGT-Aで正常受精卵を移植したものと思われます。正常受精卵が子宮内胎児死亡や流産に至る場合には、不育症関連検査を全て網羅してから、次の妊娠を目指すのが良いでしょう。リプロダクションクリニック では、銅亜鉛採血、25OHビタミンD採血、HOMA-R採血(耐糖能)、不育セット採血(免疫および血液凝固など)を行っています。

 

なお、このQ&Aは、約2ヶ月前の質問にお答えしております。