Q&A2215 寝ても座ってもいられない程の激痛があります | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

Q 34歳、卵巣嚢腫(チョコレート嚢腫と皮様嚢腫)

 

座ってられないほど、肛門周囲がズキーンと痛むことがよくありました。第1子の出産際に陣痛と共に肛門周囲がズキーンと激痛で、寝ても座ってもられない程でした。赤ちゃんも降りてきていないのにこの激痛に助産師さんも不思議そうでした。とうとう降りてこず、帝王切開となったので何とか出産できました。子宮内膜症、ダグラス窩嚢腫がある場合はこのように陣痛の痛みが強くでたり、産道が開かず自然分娩困難となったりするのでしょうか。何か対策はあるのでしょうか。

 

A このような場合に、正直なところ、根本的な解決策はオペ以外にはないと思います。特にチョコレート嚢腫がある方では、しばしばみられる現象です。もちろん一時的に生理を止めるのはありです。

 

なお、このQ&Aは、約3ヶ月前の質問にお答えしております。