嬉しい報告:リプロ東京に転院してすぐ妊娠①② | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

①2017.1.15「Q&A1336 36歳、第二子希望」にて回答をいただいた者です。
リプロ東京に転院し、妊娠、出産することができました。本当にありがとうございます。偶然にも、ブログで回答いただいた日のちょうど1年後の今日が、子供の出産予定日でした。実際は1ヶ月早産で12月に生まれてしまったのですが、NICU、GCUを経て、先日無事に退院できました。
昨年ブログで回答いただいた後、人工授精で3回トライしましたがダメでした。ちょうどその時期にリプロ東京が開院したため、体外授精を視野に入れてステップアップ。自分でもびっくりするくらいのスピードで誘発、採卵、移植と進み、ありがたいことに1度目の移植で結果が出て5月に陽性判定をいただくことができました。胚盤胞が1つしかできなかったので、当時は落ち込み、ダメ元での移植でしたが、リプロダクションクリニックの技術力の高さのおかげで子供を授かれたことに感謝しています。移植後は休暇を兼ねて旅行に行ったり、自由にのんびりと過ごせたことも良かったのかもしれません。
今回妊娠に至れるまで4つの病院を渡り歩きましたが、自分の年齢など色々と焦っていたこともあり、リプロ東京でのスピード感ある治療が、私には合っていました。松林先生、超ご多忙な日々だと思いますが、これからもお身体に気をつけて、より多くの妊活を頑張るご夫婦を救っていただけたらと思います。感謝しきれないほど感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました!!

 

②リプロダクションクリニック東京での初回の胚盤胞移植で妊娠し、2244gの元気な男の子を出産しました。
1年半ほど他院で治療していましたが、着床すらせず。昨年3月に貴院開院と共に転院。採卵、移植までは竹内先生に大変お世話になりました。不足分の不育検査を実施していただき、プロテインS活性、抗リン脂質抗体、ビタミンDで引っかかり、対策したところ1度目の採卵、1度目の胚盤胞移植(4BA)で人生で初めての着床、妊娠しました。32年間、一度の着床すらなかったので本当に本当に感謝しております。ありがとうございました。
出産予定日は2月4日でしたが、12月24日の夕方から前駆陣痛と出血があったため夜間の救急外来で診てもらったところ、子宮口が3cm開いていて緊急入院。そのまま翌朝に本陣痛がきてしまい、34w1dでの出産になりました。逆子だったので緊急帝王切開予定でしたが、お産の進むスピードがあまりに早く 破水して赤ちゃんの足が出てしまい、逆子でしたが普通分娩で出産しました。母子ともに健康で、3時間10分というスピード出産となりました。ただし息子は在胎37週未満の2244gだったため、現在 GCUに入院中です。私は搾乳した母乳を届ける毎日を送っていますが、我が子は本当に可愛く、毎日の通院 頑張れています。
卒業診察時までは松林先生に診て頂き、抗リン脂質抗体の数値が高く出産時までヘパリン注射となりましたが、こんなに可愛い我が子と出会えたため、ヘパリン注射を頑張って良かったと心から思います。なお、貴院からの転院先の産科は松林先生に直々に電話をかけてもらった病院です。担当医になってくれた先生も不育専門医で、ヘパリン推奨の方でした。出産までは墨東病院でヘパリン注射を処方してもらい、副作用が出ないか血液検査で経過を診てくださり、とても心強かったです。
現在、貴院には凍結胚が初期胚を含め6個あります。卒乳して第二子を考えた時には再びお世話になろうと思っております。貴院に転院してから1年未満でトントン拍子に出産できたこと本当に感謝しております。ありがとうございました。松林先生は、大阪と東京の往復でとてもお忙しいでしょうから、お身体くれぐれもご自愛ください。貴院の先生方、看護師さん、受付スタッフの方々にも何卒よろしくお伝えください。

 

コメント:皆様の嬉しい報告を聞くと、リプロ東京を開院して私達も良かったと思っております。