最近読んで良かった本 その37 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

最近読んでよかった3冊を簡単に紹介します。

 

なお、紹介の順番は五十音順にしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん:想いを伝えるシチュー」友井羊

 

 

スープ屋しずくは、マスター麻野暁の亡き妻「静句」の想いが詰まった場所。美味しいお料理のみならず、お店に持ち込まれる数々の謎を次々と解き明かして行く麻野。朝食の常連客の一人である奥谷理恵は、麻野に想いを寄せつつも告白できずにいた。シリーズ3作目の本書では、いよいよ理恵が動きだします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「放課後」東野圭吾

 

 

女子校の放課後、クラブ活動に勤しむ女子高生たちと教師を描く物語。その中で起こる殺人事件が二つ。ひとつは密室で、もうひとつは衆人環視のもとで行われた。頭脳明晰な犯人は、密室に二つのトリックを仕掛ける。衆人環視にもトリックが、、、東野圭吾のデビュー作であり、江戸川乱歩賞を受賞した本作。デビュー作とは思えない書きぶりに、東野圭吾さんの実力を思い知らされます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「名探偵の呪縛」東野圭吾

 

 

推理小説家である主人公が、図書館へ調べ物をしに行った際に別の世界に迷い込んでしまいます。そこでの職業は探偵、名前は天下一大五郎。依頼人である市長さんから、街の中心にある聖者記念館から盗まれたある物を取り返して欲しいという依頼をされ、引き受けます。調査を進めるうちに、市長の娘と共に殺人事件に巻き込まれますが、天下一探偵は見事な推理で事件を解決していきます。記念館保存委員会が集結した洋館でさらに殺人事件が起こります。天下一探偵はどう推理するのか?盗まれたある物とは?本格推理小説を愛してやまない東野圭吾さんの想いが伝わってきます。