Q&A193 生理が軽くて心配 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

Q 最近の生理が軽くて心配です。治療前は、かなり痛みもひどく、6時間おきに痛み止めを内服していました。量も多く1週間くらいはダラダラと続いていました。現在、治療を休止しています。2日目の量は多いのですが、以降は本当に少量で5日目には終了しています。痛みはほとんどありません。内膜が薄く、今後の治療にもさらに影響するのではと不安です。
①量の少なさ=内膜が薄いと考えてしまいます。流産の影響もあるのでしょうか。胎嚢確認後の流産でしたが、子宮内掻爬の処置はしておらず自然流産でした。
②現在、頭痛外来で処方されたパルギンとテルネリンという薬を寝る前に内服しています。治療再開するうえでも何か影響はあるでしょうか?

A 生理の量については、下記の記事を参考にして下さい。
2013.8.13「Q&A43 内膜が厚いのに生理が少ないです」
2013.9.12「Q&A71 クロミッドで生理が少なくなりました」
2013.10.23「Q&A118 流産後生理の量が少ないです」
2013.10.30「Q&A126 生理の量が大きく変化します」

パルギンもテルネリンも筋緊張性頭痛のお薬です。妊娠治療に影響はありませんが、妊娠判定後の服用については担当医に確認が必要です。