今から10年前、22才の頃の僕は『歌手』という夢を追いかけ、埼玉で一人暮らしをしていました。
都会の風は冷たいな~と思ったことも随分ありました。
しかし、音楽の楽しさを教えてくれた先生方…。
短期間でしたが、地元・袋井でピアノと声楽を教えてくれた山鳥先生、上京して歌と人間性を指導してくださった茜まさお先生、そして松永伍一先生、五木寛之先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
その他にもたくさんの方々が手をさしのべ、背中を押してくださいました。
本当にありがたいな~と思います。
上手く行かない事を誰かのせいにしていた20代前半…
振り返ってみますと、青かったなぁ~と思います。
ある時、作詞家の星野哲郎先生が『君の歌は青い、若い!…青いというのは青春というぐらいだから…ほめ言葉です!』と声をかけてくださったのを思い出します。
またデビュー前、静岡放送の公開録音で会う度に励ましてくださった浜松出身の作曲家・西條キロク先生も先日、天国へ旅立たれました。
人生を振り返るにはまだ早いですが、常に振り返りながらそして前を向きながら一歩ずつ、ゆっくりと、マイペースで頑張って行きたいと思います。
それにしても今日の風は冷たいなぁ~
芯から冷える寒さですね。
皆さんもご自愛くださいませ。