作詞作曲の茜まさお先生のもとで歌を習っていた21 歳〜22歳の頃、
幅を拡げるために、民謡と浪曲を勉強をしなさい!と言われ
タウンページで板橋の民謡教室を探し、民謡のレッスンを受けさせて頂いた時期がありました。
板橋区にあった中野日出美民謡教室の中野日出美先生です。
比較的入りやすい有名な民謡の、花笠音頭や黒田節など、先生の三味線でマンツーマンレッスンをして頂きました。
「謙良節」は日出美先生が尺八を吹いて、すぐに歌って教えてくれました。
その後、僕が途中で引っ越したりと、
残念ながら長くは続きませんでした。
その後は年賀状だけのやりとりになってしまいましたが、
ある時、先生が亡くなったと喪中のハガキが届いた時は、優しかった先生を思い出し、偲びました。
演歌の世界でも最近は、民謡からヒット歌手になった福田こうへいさんや、人気急上昇の二見颯一くんや彩青(りゅうせい)くん、
2017年に日本有線奨励賞を一緒に受賞した木島ユタカさんも
魅力的な声ですよね〜
2022年に前進座のお芝居「雨あがる」で渡り芸人役として、民謡を一節歌う役がきたので、
日本歌手協会でも日頃お世話になっている民謡の原田直之先生のお宅にお邪魔して
先生にお手本を聞かせてもらった事も、
とても幸せな経験でした。
そんな中、少し前に中村滉己(なかむらこうき)さんという
若手の津軽三味線奏者で民謡歌手の方の存在を知りました。
都内で
コンサートがあると知ったので銀座の王子ホールに伺ってきました。
客席にはクラッシックコンサートにいらっしゃるようなお上品なマダムのような方がたくさん…
その他、日本を代表するようなクラシックの演奏家の方のお顔もあり、期待感が増します。
カジュアルな服装で登場すると、
アカペラの民謡から始まり、ピアノと津軽三味線のコラボ、紋付き袴姿で新しくアレンジした民謡「ホーハイ節」をファルセットと地声を自由自在に、のびのびと朗々と、そしてテンポよく…と。
最後まで、あっという間のコンサートでした。
今風の20歳の青年ですが、津軽三味線も、民謡の喉も素晴らしい才能を感じました。
また、機会があったらライブに伺いたいです。
ぜひ、皆さんもYouTubeなど検索して聞いてみてください〜
それにしても、
民謡〜
いいですねー
子守唄や童謡と同じように
故郷や子供の頃を思い出す・懐かしい調べです。