いま読んでる本
竹田恒泰先生の著書
「旧皇族が語る天皇の日本史」
天皇陛下が「譲位」の御意向との事で皇室のあり方について議論され始めました。天皇陛下は私たち国民のために頑張っておられます。
「国民のための天皇」の原点をつくった天皇が江戸の世にいました。
第119代光格天皇
光格天皇は世襲親王家のひとつ閑院宮家出身。
天明の大飢饉のとき京都でも被害を受けて、禁裏に何万の民衆がかけつけ天皇に祈願しました。いわゆる「御所千度参り」です。天皇は幕府に民衆救済を認めさせ、非常事態時には幕府に意見することができる先例をつくりました。光格天皇も「国民のための天皇」といえる存在だったのです。