肥前の石炭王 高取伊好の屋敷
高取伊好
杵島炭鉱を買い取り、石炭で財をなした唐津の富豪です。肥前藩出身の大隈重信とも親交があり、大隈が高取の屋敷に来たこともあるそうです。
邸内は撮影禁止!
能楽堂があったり、洋間があったり
障子や床の間には七宝焼の細工が組み込まれていたり。
目の前が唐津湾なので、庭には黒松が植えられ、窓ガラスも砂や海風に耐えられるようになっています。
平成になって、高取一族で屋敷を破却する前に屋敷の写真集を発売。
これが建築学者の目に止まって、屋敷の保護を訴えられたそうです。
屋敷は唐津市が管理することになって、一般公開されたそうです。