昭和20(1945)年8月14日
③玉音放送の録音盤
同日23時に昭和天皇が宮内省に入られ玉音放送のレコーディングが始まりました。
④終戦前夜に起きたクーデター
翌日未明、畑中健二陸軍少佐と椎崎二郎陸軍中佐らはクーデター決行のため近衛師団司令部にいる森赳 近衛師団第一師団長・陸軍中将を銃殺。いわゆる「宮城事件」です。
畑中少佐と椎崎中佐らは森師団長の印を使って近衛師団に偽命令として皇居(宮城)の占拠と和平派の掃討、玉音放送録音盤を奪取することを命じました。
東部軍にも協力を要請しましたが東部軍司令官の田中静壹 陸軍大将は陸軍青年将校の暴挙に激怒!
単身皇居に向かい幹部将校を説得。
田中陸軍大将の指揮下のもと反乱軍は持ち場に戻りました。
玉音放送録音盤は見つけ出すことができず、クーデターは失敗におわりました。
⑤大罪を謝し奉る
阿南惟幾 陸軍大臣
鈴木首相に今までの内閣における言動についての非礼を詫びた後、陸相官邸で酒を酌み交わしていました。
そこで遺書「一死以て大罪を謝し奉る」という言葉を遺して割腹自決しました。
話はまだまだ続きます!