多摩川スモールマウス釣行(2月13日、14日) | Mechabass(メチャバス)

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多摩川や横利根川に通ってます。

今週は、春の嵐が吹き荒れ、気温がかなり上がるという予報でした。

予報通り、荒れ荒れとなりました。二日間とも多摩川に釣りに行ってきましたので、報告します。


2月13日(土)


この日は、夜、仕事に出ないといけなかったため、釣りに行くかどうしようかと悩んだ。結局、昼ぐらいに行くことを決断、13時半に登戸のいつもの駐車場に到着。支度を始めると、急に腹の調子が・・・。早速、公衆トイレに駆け込み、難を逃れる。


再び車に戻り、支度をして、釣り場に向かう。天気晴れ、気温22度(!)、南西の風、やや強し。やはり、先行者がかなりいる。みな、気温が高いことから、魚の活性が上がるのでは、と考えているのだろう。しかしながら、有望ポイントは空いていたので、すかさず入る。


期待とは裏腹にアタリすらない。ところが、3時くらいになって、急にバタバタっと周りの3人が1匹づつ釣りあげた。「祭り、始まったのか!?」、出遅れてなるものかと、神経を研ぎ澄ますが、やっぱりアタリすらない・・・。


結局、その後は、周りもパッタリと釣れなくなった。


午後5時終了。またしても、ボーズ。これで、7連敗・・・。



2月14日(日)


昨晩から今朝に掛けての仕事は午前4時に終了。家に帰って5時頃就寝。9時半頃、目覚める。風の音がすごい。雨もそこそこ降っている。そのうち、雷まで鳴り出した。こりゃあ、釣りはムリだな、とその時は判断。やはり、この日、関東地方は「春一番」ということになったことを知る。


正午ごろ、急速に天気が回復してくる。風は相変わらず強いが、雨は完全に止んだ。これは、出撃するしかない!


午後1時くらい、いつものポイントに到着。かなり暑い。と、いっても車の温度計は昨日と同じ22度の表示。風は昨日以上に強い。ただ、昨日は少し冷たい風だったが、今日は、生暖かい風に変わっている。それで体感的にも「暑い」ということになったのだろう。昨日よりは、人の数は少ないが、それでも、いつものエリアにはよく見る顔ぶれが4名ほど、すでに思い思いの場所でやっている。釣れているのだろうか。

有望ポイントには、すでに先行者が入っていたため、すぐ隣の場所で始める。まずはライトキャロ。完全に追い風の状態なので、めちゃくちゃ飛ぶ。いつもは届いていない場所まで届いているので、ちょっと期待。数投目で、ラインがすーっと持っていかれる感じがしたので、アワセを入れてみる。ノッタような気がしたが、すぐに抜ける。魚の感触は無かったため、これはゴミか何かだろう。


しばらくして、先行者(みな顔見知りだったみたい)グループは、ポイントを移動していった。少し話している声が聞こえたのだが、どうやら上流側のポイントで結構アタリがあるとかの情報を得たらしい。その上流側が気になるところだったが、自分はそのまま、今のポイントで続けることにする。


結局、例のエリアをほぼ独り占め状態。広範囲に探っていく。


ライトキャロでは反応が無かったため、スモラバに変更。エグジグ3/32オンス+エグジグホッグ。キャストしてズルズルと引いてくる。しばらくして、ピックアップ寸前のところで、唐突に「ゴン!」といういいアタリ。ラインが動いたらアワセようとするが、なかなか動かない。シビレを切らして、とりあえず、アワセを入れてみる。ノッタ!


久しぶりのいい引き。バレるなよ~と祈りながら、寄せてくる。しかし、その引きにキレが無い・・・。なんと・・・、40センチくらいのズーナマくんであった。



このズーナマくん、針を外そうとしたら、急に暴れ出し、ラインをぶち切って逃亡・・・。おれのエグジグ返せ~。


気を取り直して、再度エグジグ。しばらくして、岸に近いところで、今度は小さな「コン」からのラインが動いたため、アワセを入れる。ノッタ!


小気味いい引き。今度はバスだ!いっきに岸際まで突っ走る30cmくらいのスモールの姿が見えた。「やっとキターッ」と思ったのも束の間、ブチっとラインが切れる。ラインブレイク・・・。


あ~ぁ、折角キタのに・・・。


ということで、あっという間にエグジグ2個、帰らず・・・。


しかたなく、次、エグジグハイパーの5/64オンス。気のせいか、この1/64オンスの違いが大きい。前もそうだったが、5/64オンスに変えた途端にアタリが無くなる。気のせいだと思うが・・・。


その後、再度、ライトキャロに変更。しかし、やっぱり反応なし。


時間は午後4時40分。だいぶ、日も傾き始めてきた。そんな折、一人のオジサンが近づいてきた。


オジ:「どうですか。出ましたか?」

オレ:「いや、全然釣れないっす。さっき、ナマズ釣りましたけど。40cmくらいの」

オジ:「そりゃあ、大きいっすね」

オレ:「いや、ナマズにしちゃあ、そんなに大きくない方です」

オジ:「それもそっか」


話し始めて、ふと思い出したのだが、この人、前に話をしたことのあるオジサンだと気づく。そういや、あん時、「バス釣ったら、駆除してくださいね」って言われたっけ。


そんな中、話をしている最中に、おもむろにキャストしたルアーに違和感が・・・。

ラインがするするっと動いていく。「ムムム・・・」、ここでグイーっとアワセを入れる。ノッタ?竿先に若干の重みが伝わったものの、軽い、軽すぎる。さらに、グイーーーッと竿をあおる。ノッてる、ノッてる!


オレ:「なんか、きました」

オジ:「あ、きましたね!」


オレ:(やべぇ、ここで釣れちゃったら、このバスくんの運命は?? でも、釣りたいし・・・)


そんな事を考えながらも、一気に寄せてきて、引っこ抜く。



20センチくらいのおチビさん。


ここまで、長い道のりだった。やっと長いトンネルを抜け出ることができた。わーい。


はてさて、このおチビさんの運命や如何に・・・。内緒・・・。


そのすぐあと、隣の人にもバスがヒット。30cmくらいのスモールであった。そっちがよかったなー。



その後、日が落ちるまで粘ったが、結局、この一匹どまりでした。


そう言えば、ヒットルアーのことを言ってませんでした。ヒットルアーは、イモ40でした。

何はともあれ、よかった、よかった。


【使用タックル】

ロッド: フェンウィック テクナGP ミッドストローリングスペシャル TAV-GP64SULJ
リール: 04ステラ2000S 
ルアー: ゲーリー イモグラブ40 ウォーターメロンシード

フック: がまかつ 不明 (ワーム300 #1?)

ライン: ダイワ フィネス・ブレイブ(フロロ) 3.5ポンド