昭和のスカピン 1979年花組『紅はこべ』 | matsuのどやさ日記

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デラックス系ホテル(主に関西)を中心に、宝塚、ディズニー、その他自分の好きなことを書いているブログです。

もうしばらくで紅ちゃんの大劇場トップお披露目である星組公演『スカーレット・ピンパーネル』が初日を迎えます。
土日祝しか行けない私は予想通りのチケット難で何とか某社の貸し切り公演S席を確保。

この『スカピン』、ご存知の方も多いと思いますが1979年にミュージカル・ロマン『紅はこべ』のタイトルで花組で上演されています。
『スカーレット・ピンパーネル』はブロードウェイミュージカルの宝塚版、『紅はこべ』はオークシー夫人の原作をもとに柴田侑宏先生の脚本・演出のオリジナルミュージカル。
私、この『紅はこべ』を観劇しています。

当時の配役は次の通り
パーシー:松 あきら(まっちゃん)
ショーヴラン:みさと けい(ピンちゃん)
マルグリート:北原千琴(マチコちゃん)
キャサリン:上原まり(ヨーコちゃん)

まっちゃんはベルばらのフェルゼンもそうでしたけど、品の良い貴族の役があっていて、冷静沈着な「紅はこべ」リーダーでした。
もちろんこの作品でも、笑えるセリフはありましたよ~(^^♪

マルグリートは当時売り出し中でフランス人形のように可愛らしく美しいマチコちゃん(北原さん)。
この公演で退団されたのです。可愛らしいだけでなく、凛とした品もあって、ただただ見惚れていました。

ショーヴランのピンちゃん。当時、身長170㎝は歌劇団でもなかなか居なくて、舞台映えすること!
「紅はこべ、紅はこべ!…〇〇××〇…(セリフ忘れた)このイギリス野郎!!」とイラつくセリフは迫力があって、めっちゃカッコよかった。
この役といえば、ちえちゃん(柚希礼音さん)の当たり役だけど、ピンちゃんもちえちゃんに勝るとも劣らないショーヴランでした。

キャサリンはヨーコちゃん。歌劇団はマチコちゃんをかなり押していたので当時のヨーコちゃんは準娘役トップみたいな位置付けでしたけど、歌もお芝居も上手くて実力はマチコちゃんより上でしたね。原作にはない役のようなのでヨーコちゃんの為に書かれたのでしょう。

あんまり詳細には覚えていないけど『スカピン』が上演されると、この『紅はこべ』を思い出します。
2本立てだったので上演時間も短かったけれど、かえってすっきりして判りやすいストーリー展開でした。
今でも主題歌のサビの部分は歌えます(^^♪

写真は当時のプログラムから。
イメージ 1

イメージ 2

この『紅はこべ』は南風まいさん、春風ひとみさん、杜けあきさんの初舞台でもありました。



今回の星組『スカーレット・ピンパーネル』も、とっても楽しみ♪
伝説の新人公演といわれている紅ちゃんのパーシー再び!です。
紅ちゃん、がんばって!そして星組の皆さんも!
応援してます!!