宝塚花組公演『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | matsuのどやさ日記

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宝塚花組公演『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』を観劇してきました。

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ファン歴の長い私ですが、宝塚の『エリザベート』は初めて。
2000年の東宝版は観劇していたのですけど…。

再演ごとに人気も、どんどん上がっているように思う『エリザベート』
100周年は再演するだろうと予想していたので、上演が発表された時には喜びました。

しか~しチケット入手は恐ろしい程、難易度が高い!!

とりあえず貸切公演が多かったので、それらの公演をチェックしてチケットを何とか入手しました。


トート(死):明日海りお さん
トート閣下。美しいです。歌も安定していて上手い。
死の世界の王でありながら、ふとした表情が少年のような雰囲気もありました。
こんなに美しい死(神?)なら、私も愛されたいくらいです(笑)

トートって、オスカルと同じように演じる人で、様々に変わりそう。
歴代の今までのトートも観てみたいですが、明日海トートは若い帝王(王子)という雰囲気でした。


エリザベート:蘭乃はな ちゃん
今までのらんちゃん、そんなに歌が上手いと思ってなかったのですけど(ごめんなさい!)、かなり上達された印象です。「私だけに」のソロも見事でした。まだまだ公演中に上達されそうな気配です。
1幕ラストのらんちゃんは特に美しかったですねキラキラ


フランツ・ヨーゼフ:北翔 海莉さん
みっちゃん、やっぱり上手い!!
青年から老年のフランツまで完璧に演じ分け、歌はもう神がかってました。
エリザベートの部屋の前で、開けてくれ~♫と訴えるフランツ。
歌であれだけ、妻に癒しを求める気持ちが表現できるとは!!
心が震えました。
みっちゃん、凄いわ、感動です


ルイジ・ルキーニ:望海 風斗さん
私の中でルキーニといえば高嶋 政宏さんの印象が強いので、だいもんくんのルキーニは体が細い。当たり前か、女性ですものね。
でも歌も上手いし、狂気じみたところも女性が演じているとは思えない迫力でした右上矢印
(自分がもしこの公演に出演するならルキーニを演りたいです(笑))


ルドルフ:芹香 斗亜さん
若さゆえの理想と現実に悩む皇太子。歌も安心して聞けました。
これからの活躍が楽しみ。
役替わりの柚香 光さんと共に、これからの注目株ですね右上矢印


それにしても『エリザベート』、どうしてこんなに人気なんでしょう?
チケット入手は『ベルばら』以上に難しかったように思います

それに今回劇場内の雰囲気がいつもの公演とは明らかに違いました。
何か客席の期待感が空気に現れているような…。

明日海りおさんの大劇場トップお披露目公演であり、トップ娘役の蘭乃はなちゃんのサヨナラ公演ということもあるのでしょう。

重厚なドラマで美しいメロディが多いミュージカルだから?
エリザベートが美しく、魅力的な女性であるから?
宝塚ファンはブルボン王朝とかハプスブルグ家に親しみがあるから?(笑)


『エリザベート』。もしかしたら、将来は『ベルばら』以上の伝説を作るかも…です