劇団四季「ライオンキング」 | matsuのどやさ日記

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デラックス系ホテル(主に関西)を中心に、宝塚、ディズニー、その他自分の好きなことを書いているブログです。

大阪四季劇場で「ライオンキング」観てきました。

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1997年、ブロードウェイで初演され、翌年劇団四季にて日本初公演。
初演時、ジュリー・テイモアの衣装デザインが素晴らしく、マスク(仮面)や・パペット(人形)を駆使した手法は絶賛されていた記憶があります。
著者もタイトルも忘れてしまいましたが、その頃読んだミュージカルを題材とした新書では、著者の方がオープニングから、これほど一気に引き込まれたミュージカルは初めてだったと書かれていました。

長年気になりながら、なかなか観る機会が作れませんでしたが、ようやくの観劇です。

結果は、やっぱり素晴らしかったキラキラ
衣装も舞台デザインも民族的なもので、まるで動く博物館のよう。

ヒヒのラフィキのアカペラから始まる「サークル・オブ・ライフ」。
劇評で読んだように、オープニングから一気にアフリカの世界に導かれます。
舞台前の両袖で演奏される民族楽器の生演奏も舞台演出に効果的でした。
どのような場面になるんだろう?と思っていたヌーの大群のシーンも「なるほど!」と納得。

ディズニー映画でお馴染みの作品でもあるので、園児や小学生を連れた親子連れも多かったです

親子のふれあいや主人公シンバの成長、勧善懲悪的なストーリーは子供にもわかりやすいし、オープニング、キリンや鳥、象などの動物が舞台に現れていくところは大人でも驚きです
作品の最大のテーマである「生命の連環」は、劇中いたるところに感じられました。
15年間もロングランを続けていることに納得です。

子供たちに人気のキャラクター、ティモン(ミーアキャット)とプンパァ(イボ猪)はなんと関西弁。
大阪四季劇場の入っているハービスENTは阪神電気鉄道が運営しているので阪神タイガースのテーマ曲「六甲おろし」も歌ってくれます。
大阪ならではの演出ですね。

エルトン・ジョンの音楽も素晴らしく、大人も子供も大いに楽しめるミュージカルです。

個人的には華やかで、乙女心(!?) がときめく(笑)「美女と野獣」の方が好みですけど、「ライオンキング」もオススメです