こんにちは。MLB好きのMatsuです。

ロサンゼルス・エンゼルス現地観戦3日目。

ついにシアトル・マリナーズ(SEA)との3連戦最終日となりました。

そして今日はシティコネクトユニフォーム着用日。トラウト選手の後ろ姿がカッコいいですね。


観戦記①はこちらから

観戦記②はこちらから


  6月11日(日)

ホテル内のスターバックスで朝食

今日はデーゲーム観戦です。連日の試合観戦や時差ボケで、さすがに疲れが出てきたので、試合前にスケジュールを入れないようにしました。


朝8時半からホテルのスターバックス(K2 koffee kitchen)で少し優雅な朝食にします。


カフェラテ(グランデ)、フルーツボウル、トマト&モッツァレラのホットサンドイッチ。



写真にすると地味💦ですが、フルーツは量が多くて新鮮、ホットサンドはチーズが伸びに伸びて食べ応えあり。味は良かったです。

カフェラテは、アーモンドミルクラテを頼んだはずが、またもや普通のラテに。

英会話力の壁に阻まれています😅


それでは突然ですが、ここでクイズです!

先ほどの朝食、税込で何ドルでしょうか?


答えは


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32.46ドルでした!

1ドル=140円で換算すると、4,544円!!

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アメリカの物価は、総じて日本の1.52倍ぐらいというのが私の実感です。

物価高や円安に加え、消費税(カリフォルニア州アナハイムは7.75%)、店内飲食ではgratuity(チップ)が税抜価格1520%かかるので、総額になると結構驚くことがあります。


現地に行く方は、球場を含む店内飲食は案外料金がかさむことを頭に入れておいてくださいね。


gratuityは、客が会計時に1520%の中から決めます。スターバックスでは、タッチパネルで15%18%20%3択から選ぶようになっていました。

私の感覚からすると、普通のサービスを受けただけなのですが、飲食店での慣習や給料の補てんといった意味合いがあるのでしょう。


なお、テイクアウトや地元スーパーを活用すれば、もう少し節約できるとは思います。


この旅最後の球場へ

朝食後部屋で少し休憩して、11時ごろホテルを出発!

今日も曇り空。道のりは完全に理解したので、元気に徒歩で球場へ。(結局3日間曇りが続き、野球観戦には最適の日々となりました。)


スタジアムまでの道のりは、ホテルや高級住宅が並び、とても環境が良く、歩きでも安心でした。


下のホテルは、Embassy Suites。実はこのホテルにするか最後まで迷いました。Embassyの方が少し高級で部屋が広く、球場までの距離が近いです。

エンゼルスの試合中継を見ていると、時折このホテルの広告を見かけますね。

次の機会があれば、泊まってみたいな。



高級住宅の通りに沿って背の高い木が並んでいました。日本の都市部ではなかなか見ない景色です。


アナハイムの治安については、球場周辺で複数人や男性が歩いて行く分には、ほぼ問題ないと思います。

ただ、こちらも海外です。特に女性少人数の場合や夜間の場合は、周りに不審人物がいないか気をつけて移動してくださいね。


エンゼルスタジアムに到着🏟️

そして、この旅最後のエンゼルスタジアムに到着。徒歩移動が多い野球観戦では、スニーカーのありがたさが身に染みます。


ホテルからの徒歩時間は最短記録を更新して約20分。何事も慣れが肝心ですね。


今日は開場の少し前に到着したため、家族連れが大挙入場待ちで並んでいました。


入場記念品(Give Away)

今日のGive Awayは、Trout Youth Jersey。

その名の通り、若者(3〜17歳のKids)に限りプレゼントされるレプリカユニフォームです。先着15,000名限定。

この日は背番号27の子どもたちを球場で多く見かけることになります。今日ほどキッズが羨ましいと思うことはありませんでした😅



​ART OF THE GAME

試合前は、まだ行っていないお店を散策したり、お土産の買い足しをしました。


3塁側通路には、ART OF THE GAMEという一画があります。こちらには、サイン入りのボール・写真・ユニフォームなどメモラビリアが展示販売されています。



お店のおじいさんがこちらを見ている気がしますが、写真嫌いだったらごめんなさい。

サインボールでは、大谷選手とトラウト選手のボールがやはり群を抜いて高額ですね。

大谷翔平選手1,495ドル、マイク・トラウト選手1,195ドル。



デトマーズ、サンドバル、ウォルシュ、ウォードなどエンゼルスの主要な選手たちのサインボールも。

(移籍したマーシュ選手のボールも😭今はフィリーズで頑張っていますね。)



昼食に憧れの一品を

私がMLBの球場に行けたら「これを食べたい」と思っていた一品がありました。


それは

ホットドッグ🌭です!

209エリア後方のClassic Hitsというお店に、ホットドッグやドリンク類が売られていました。

Classic Hitsは3塁側を中心に球場内のいたる所にありました。



シンプルなホットドッグはAngel Dogと呼ばれています。お値段は7ドル。

一緒に頼んだ500mlペットボトルの水は5ドルです。

※上記価格に消費税7.75%とgratuity15〜20%がかかります😱


会計時、オニオンとピクルスはもらったものの、ケチャップとマスタードが見つからず困惑。



お店の人に尋ねると、店の側方にセルフ式で、ケチャップやマスタードなどをかける場所があるとのこと。



なるほど。そういうシステムなんですね。


そうこうして、完成した私のAngel Dogはこちら。



ケチャップとマスタードをかけるのにコツがいるようで、少し不細工な出来栄えに😅


しかし、一口頬張れば、味はこれぞ本場!

この日は試合観戦に集中するため、ドリンクは水にしましたが、きっとビール🍺に合うだろうなという独特の風味がありました。


本場のホットドッグをかぶりつきながら(人によってはビールを片手に)MLBの試合を観戦する。

何とも魅惑的な食事ですね🇺🇸


これで私の小さな夢がまた一つ叶いました👏


シティコネクトユニフォーム

今日のエンゼルスは、通常のホームユニフォームではなく、シティコネクトという限定ユニフォームで試合を行います。



クリーム地にレトロなロゴのユニフォーム。

今日のキッズたちの主役トラウト選手は特によく似合っていると感じました。

可愛いデザインなので、シティコネクト好きの方も多いのではないでしょうか。


スタメン発表時のスクリーン映像も、シティコネクト仕様です。



3試合目(対SEA)

13時7分、国歌斉唱を経て、いよいよプレイボール。早く観たいけど、まだ終わってほしくない複雑な感情です。

大谷翔平選手は、今日も2番・DHで元気に出場です。


今日のエンゼルス先発は右腕グリフィン・キャニング投手。97マイルのフォーシームと制球の良さが持ち味。巧みに相手打者を打ち取るタイプです。


初回は2アウトから、3番フランス選手にヒットを許すも、牽制球でタッチアウト。テンポの良い投球でエンゼルスに流れをもたらします。


エンゼルス打線はこの流れに乗り、初回からテイラー・ウォード選手が先頭打者ホームランを放ちます👏

その後、5番マット・サイス選手にタイムリーが生まれ、2点を先制します。


この日は、昨日とは逆にエンゼルス打線が爆発。

2回には、9番ザック・ネト選手にソロホームラン。

3回には、2番大谷選手、3番トラウト選手に連打が飛び出し、チャンスを拡大します。

前の2試合でヒットのなかったトラウト選手にもヒットが出て、一安心です😭

その後、サイス選手とハンター・レンフロー選手の連続タイムリー2ベースで6点差。


4回以降は、マリナーズがヘルナンデス選手、フォード選手のホームランなどで点差を3に縮めます。


7th Inning Stretch(セブンス・イニング・ストレッチ)

7回表終了後には、観客のリフレッシュタイムとして、7th Inning Stretchという小休憩が入ります。


3試合とも、7th Inning Stretchがありましたが、日曜の試合が一番印象的だったので、こちらで取り上げます。


今日は、女性歌手の方が凄まじい声量で国歌斉唱を行いました。7回にもう一度"God Bless America"を堪能します。



さらに7th Inning Stretch といえば、"Take me out to the ballgame"の合唱です。

現地の人々は、この牧歌的な曲に合わせて体を揺らし、歌います。アメリカ人の大らかさ、陽気さとともに、ベースボールの歴史の一端に触れ、ジーンと来るひとときです🇺🇸


カード勝ち越しは

試合は終盤。8回裏にはザック・ネト選手のこの日2本目のホームランが飛び出すなど、エンゼルスのリードが広がります。


そして9回は、ジミー・ハーゲット投手がきっちり試合を締め、試合終了。3連戦最後は、9-4でエンゼルスの勝利となりました!


このカードは、エンゼルスが2勝1敗でマリナーズに勝ち越し、アメリカンリーグ西地区3位をキープしました。



今日の大谷選手は、ヒット3本を放ち、チャンスメイクでエンゼルスの勝利に貢献しました。


私が見る限り、このカードの両チームを比較すると、若手の台頭、投手陣、チームのまとまりという点で、エンゼルスの方が上回っている印象です。


今後のエンゼルスは、ポストシーズン(プレーオフ)進出に向け、同地区上位のレンジャーズやアストロズ、またワイルドカード争いのライバルであるヤンキースなどとの熱い争いが期待できるのではないでしょうか。


3試合観戦してみて

今回の現地観戦は、前年末に思いついてから、WBC2023での侍ジャパン優勝(特に最後の大谷vsトラウト)により決意したものです。


その後、ホテルの比較〜予約、航空チケット・試合チケットの予約、仕事の調整、ESTAの登録などさまざまなタスクを経て、ついに実現しました。


現地では、両チームの熱戦により、おかげさまで純粋に楽しく観戦できました。

中でも、大谷翔平選手は、初戦で先発登板と3安打(うち1ホームラン)、2戦目1ホームラン、3戦目3安打と、実力を十分発揮してくれました。大谷選手、本当にありがとうございました。


ただ、いざ終わってしまうと「祭りの後」のような一抹の寂しさもありました。でもここまでが観戦旅行の味ということですよね。


今回の現地観戦を振り返ると、ベースボールだけでなく、現地の文化や人となりに触れることができ、自分の考え方もじんわりと広がった気がしています🇺🇸


私は、今回の観戦旅行に際して「地球の歩き方」から先人たちのサイト、ブログ、noteまでさまざまな情報を参考にさせていただきました。

ただ、それでもまだ「もう少し現地アナハイムの情報・雰囲気が知りたいな」という思いが残ったのでした。


そこで、自分が現地観戦できたら、今度は次の方へのバトンタッチとして情報共有しようと勝手に心に誓い、今回ブログとして残すことにしました。ネタバレにならない程度に😅


次は、これから現地観戦される方が、素晴らしい試合や出会いと巡り合えますように🙏

私はまたしばらく日本で大谷選手とエンゼルスを応援しつつ、次回現地観戦するチャンスを探っていきたいと思います😊


観戦日の記録はここまでとしますが、私が利用した施設・お店・サービスの情報は、あらためて番外編にまとめたいと思います。

それでは一旦さようなら👋