ある日の収支帳30(2006年3月)

 

これは自分が37年以上に亘り悪戦苦闘を繰り返しながらパチンコ・パチスロを打ってきた記録の一部です。

 

2006年のパチスロ業界はみなし機設置期限が迫る中、各メーカーから様々な仕様の5号機が多数リリースされました。

 

2007年7月末には全ての4号機が撤去され、本格的な5号機時代へと突入していった時期です。

 

そんな時代にどんな機種を打っていたのか振り返ってみましょう。

 

ゴーゴージャグラーV(北電子)、沖縄サイコ~!嵐(NET)、ジャグラーTM(北電子)、大ヤマトA(ビスティ)、主役は銭形(平和)、麻雀物語(平和)、南国育ち(オリンピア)、おそ松くん(Daiichi)、吉宗S(大都技研)、雷蔵伝(平和)、キングパルサーA(山佐)、鬼浜爆走愚連隊(銀座)、夢夢ワールドDX(SANKYO)、忍者ハットリくんV(Daiichi)、New島唄-30(オリンピア)、俺の空(ロデオ)、真・モグモグ風林火山(NET)【2006年3月に打った機種】

 


 

2006年3月某日

 

2月までは稼働のメインを張っていた『沖縄サイコ~!嵐』でしたが、3月に入るとホールでの入れ替えが急速に進むという形でバブルは終焉を迎えました。

 

次なるエース機種の登場が待たれるところ。

 

今回は出張か何かの用事で上京し、延泊して新宿で打った時の二日間になります。

 

 

「G西口店」18:50~22:50

 

記録には無いのですが、東京に行ってこの時間から打ち始めている時点で出張の帰りという線が濃厚だと思われる。

 

閉店まで打っているので延泊する気満々だったのであろう。

 

勝ってムフフな店で延長戦か負けて一人寂しく部屋飲みか。

 

そんなのことを考えながら打つのも楽しかったんですよねえ。

 

数あるお店の中から選んだのは、数年前まで悪評で全国にその名を轟かせていたGグループ。

 

2006年にはどうだったかは知りませんけど、程良く空いているのが田舎者には入りやすかったりもするのです。

 

覗いてみると自分好みのラインナップが揃っていたので、ここで打つことにしました。

 

まずは「雷蔵伝」から。

 

 

初当たりに11,000円使うも、ボーナスゲーム中のJACハズレによる次回の解除ゲーム数短縮やビッグに恵まれたこともあり、1箱カチ盛りのメダルを獲得する。

 

二の矢は「大ヤマトA」。

 

 

この機種は一時メインの次くらいの機種になり得る存在だったのですが、あまりにも簡単なストック判別法だったのと情報の広まりが早かったせいで地元でも短命に終わってしまいました。

 

今更な機種なので期待せずに判別したところ、1台にストック有りの反応が。

 

総回転数から複数個は厳しいですが、放出まで打とうと手を出したらこれが誤算。

 

初当たり後にセルフストックしたと思われる分も放出するまでと回した結果、24本の投資を強いられ捲ることが出来ませんでした。

 

最後は記憶にありませんが、おそらく好挙動だったと思われる「おそ松くん」を1回だけ当てて流している。

 

今なら大勝利でしょうけど、当時なら辛くも勝利といったところ。

 

さすがに高級店は諦めた可能性が高い(何が)。

 

 

「雷蔵伝」投資11,000円、B5R0、獲得1,626枚

「大ヤマトA」投資24,000円、B3R1、獲得941枚

「おそ松くん」投資3,000円、B1R0、獲得346枚

総投資38,000円、獲得2,913枚、交換58,000円、この日の収支+20,000円

 


 

2006年3月某日

 

「G西口店」10:00~22:00

 

翌日も新宿で朝から勝負する。

 

昨日と同じ店に開店時間ちょうどに到着。

 

狙いは「大ヤマトA」でのリベンジです。

 

ストック有りの挙動から放出まで打ち始め、ビッグ1回レギュラー3回の時点でストックが無くなりヤメ。

 

17K投資でREG1回分の出玉のみと見事に返り討ちに遭いました。

 

その後「吉宗」のゾーン狙いで20K使うもノーヒットに終わり、お茶濁しで「ジャグラー」を打っている間に「南国育ち」の打ち頃台を見付けて若干回復する。

 

最後は大好きな「雷蔵伝」と思った矢先、ストックが期待できる「キンパルA」が空き台になりました。

 

かくなる上はキンパルに望みを託すことにしよう。

 

これが悪運強く、投資8Kの初当たりから一度も128Gを抜けることなくB11R9の20連チャン。

 

大捲りで勝負を決める。

 

これが昨日なら良かったのですが、さすがにこの日は最終の特急で帰りました。

 

 

「大ヤマトA」投資17,000円、B1R3、獲得143枚

「吉宗S」投資20,000円、B0R0、獲得0枚

「ジャグラーTM]投資2,000円、B2R1、獲得410枚

「南国育ち」投資16,000円、B6R5、獲得1,540枚

「雷蔵伝」投資5,000円、B01R、獲得0枚

「キングパルサーA」投資8,000円、B11R9、獲得4,065枚

総投資68,000円、獲得6,158枚、交換123,000円、収支+55,000円

 


 

まだ次のエース機種と呼べる台には巡り会えていませんでしたが、1月の初打ち以降数回打っていた「New島唄-30」を増大する店が増え始め、何となく行けそうな気はしていました。

 

 

狙い目は認知されていても、余りの大量投資に途中で諦めてしまう人も居る。

 

この機種に比べたら今の「沖ドキ!」なんて可愛いものです。

 

100Kなんてのも珍しくありませんでしたので、相当な恨みを持っている人も多いことでしょう。

 

末期にはフグの白い告知ランプが焼かれ、キレイな台など残っていない様な状態でした。

 

自分はかなり打ち込んだ割に最大の損失になる取り切れずヤメも無く、まずまずの結果を残せたと思います。

 

5号機は出初めの頃に数機種触りましたが、結局はまだ設置のあった4号機にすがっているような状態でした。

 

それしか無くなれば打つしかなくなるのでしょうけど、みなし機撤去まであと僅か。

 

パチスロ冬の時代をどのように乗り切っていったのか、今後もお伝えしていければと思います。