言い訳じゃ無いですけれど、

 

昔の台は今より目押しが難しかったですよね?

 

老眼に抗う甚之丞です。

 

昔の機種はリールの幅が細かったり描かれている絵柄が小さかったのは当然の事ながら、一般的にどのメーカーどの機種もコマ数が全部で21個と決まっておりました。

 

今では結構20コマの機種もありますが、コマ数が少なくなれば必然的に1コマの有効範囲は広がりますからその分目押しも楽です。

 

自分が1.5号機を打った時代などは、同じ機種でも台ごとにボタンの反応やリールの停止位置にバラつきがあるなどということも珍しくありませんでした。

 

それに比べ現在は格段に進んだ製造技術によって部品から筐体に至るまでムラ無く作り出されています。

 

そういったことも含めて目押しに関しては昔の方が遥かに難しかったと言えるでしょう。

 

加えて情報入手すら困難だっだ時代にあっても目押し一本で喰っていたプロは存在していました。

 

あの方達今はどこでどの様に暮らしているのでしょうか。

 

引退して隠居生活を送っているのか、それとも今もプロとして現役を続けているのか非常に気になるところです。

 


 

最近サミーさん主催による超ディスクアッパー選手権の全国大会が開催され盛り上がったりしているのをとても嬉しく思います。

 

第二回P-SPORTS 超ディスクアッパー選手権HYPER (sammy.co.jp)

 

 

もっとも前回アプリで20,000点ラインで苦しんだ自分には出場など到底縁の無い話ではあるのですけれども。

 

しかし見ているだけで爽快ですよ、自分には出来ないことをやってのける様を見るのは。

 

若い人たちがパチスロをeスポーツのように楽しめるのは業界に新たな血を送り込むきっかけになるでしょう。

 

もちろんホールで打てば競技とは言えませんが、これからのパチスロの未来を背負う世代の育成になる可能性を秘めている気がします。

 

 

 

パチスロが目押しで喰えた時代は遠い昔の夢物語のよう。

 

それでも今も目押しが完璧なら機械割100%以上を謳い文句にした台が数機種登場し続け、喰えないまでも負けない程度には楽しめている。

 

4号機中期に液晶を搭載した機種が市場を席巻するようになっても一定以上の需要と供給があったのは、昭和からの根強いファン層の支えがあったからとも言えるでしょう。

 

ただ最近の機種は自分には便利過ぎます。

 

スライド打ちが出来るのは良いとして同時押しって言うんですか、あれにはどうも馴染むことができません。

 

その内ボタン1つで3リール止まる時代がやって来たりするのでしょうか。(*´ω`*)

 

あんなにいろいろ付いてるのだから最低限ボリュームは標準装備にしていただきたい。

 


 

ところでディスクアッパー選手権ではサミーに水をあけられた感がありますが、自分にとっては今も昔も目押しと言えばユニバ系機種なのです。

 

特に昭和の時代に打ったユニバ系1.5号機から目押しの重要性を知り、下手くそながらも努力と挑戦を重ね少しずつですが成長してきました。

 

ですから、

 

「目押し機種はユニバーサル」

 

この称号は譲ってほしくないんですよねえ。

 

 

そこで、再び目押しに注目が集まるなか自分なりの昭和生まれ向きレトロパチスロ選手権を勝手に考えてみました。

 

主催はもちろん「ユニバーサル」(現ユニバーサルエンターテインメント)さんにお願いしたい。

 

まず予選は4号機「ビーマックス」によるリプレイ外し。

 

ボーナスゲーム中に毎Gリプレイが成立している状態で延々と外し続けます。

 

「ビーマックス」にしたのは「大花火」等と違い外すラインが変わりますから、特定個所を毎回一周のタイミングで外せてしまうのを防ぐため。

 

約2分間(123秒)MAX30回で成功した回数により上位○名を予選通過とする。

 

仮に完璧に外せても時間が掛かると回数が少なくなってしまいます。

 

これなら出されたお題による不公平さもありません。

 

本選は1.5号機の「ファイアーバード7U」か「トロピカーナ7X」を用いてのBIG獲得枚数チャレンジです。

 

「トロピカーナ7X」(メーシー販売)

 

 

使用する攻略法は自由とし、制限時間も設けません。

 

運の要素をなるべく減らす為、1人2回挑戦して獲得枚数の多い方を記録とする。

 

決勝は上位2名により3号機「コンチネンタル」において、スタートとともに4枚入れで強制BIGを成立させてからの1枚掛けチェリー抜き対決!

 

↓わにちゃんねる様より参考動画

 

60分でどちらが多く抜けるかで優勝者を決めます。

 

単純な作業の上に時間が長いように感じますが、昔の兵(つわもの)なら終日やり切ったとも聞き及ぶ。

 

連チェリー奪取と最初の4枚入れを落ち着いて成功出来るかが勝負の鍵を握ります。

 

正直映像としては地味かもしれませんが、攻略法なんてほとんどは地味なもの。

 

1号機から1.5号機を打った世代は50~60歳くらいの方が中心になるでしょう。

 

ついに日の目を見る時がやってきたのです。

 

そんなおじさんたちでも出来るんだぞってところを見せられる「夢舞台」が。

 

 

と、いうのはどうでしょうか。

 

もちろん異論は受け付けます('ω')ノ

 

全国に潜んでいるかつて「目押しの猛者」と呼ばれた人の登場を期待せずにはいられません。

 

パチスロの黎明期や0号機時代から触れてきた人ならば計算上はかなりの年齢になられているはず。

 

当時の貴重な話を聴けるなんてそう滅多に有りませんから、絶好の機会になるでしょう。

 

 

上の案はあくまで個人的な願望ですが、全国のオールドファンからアンケートを募れば更にもっと面白いアイデアが沢山出てくると思います。

 

ただちょっとメーカーの意図していない攻略要素があり過ぎるかもしれませんね。

 

無理は承知の上でお願い致します。

 

ユニバーサルさんどうか開催を検討して下さい。

 

もちろん自分はギャラリーとしてですが、それでも想像するだけでワクワクします。

 

「そんなのお前に言われなくても検討しとったわ!」

 

が最高の反論です。

 

 

最後に。

 

家スロ用に「トロピ」や「ファイアー」を基板やリール制御は当時のまま現代の筐体で蘇らせた機械をリリースしてもらえると嬉しいのですが。

 

故障の際に部品が流用できればコストも安く済みますし、ユニットを入れ替えて複数機種遊べるようになっていると尚良しです。