3月20日、MLB開幕戦観戦記の続きです。
追い上げられたマリナーズは4回、イチローのフォアボールもあり、1点を追加
そのウラ、一旦はライトの守備に就くイチロー。
これからアスレチックスの攻撃が始まろうかというタイミングでスコット・サービス監督が交代の指示。
イチローはライトスタンドに手を上げてからベンチへ。
まだ試合中盤なのに、チームメイトとハグ。
特別な時間だったと思います
イチローの代わりには、ファーストからジェイ・ブルースが回り、ファーストにはダニエル・ボーゲルバックが入りました。
マリナーズは攻撃の手を緩めず、5回にもツーアウト2塁からライオン・ヒーリーがタイムリーツーベース
レフトのチャド・ピンダーがダイビングキャッチを試みたものの、わずかに及びませんでした。
このプレーでベルトを切ってしまったのに、そのままプレー続行
日本では考えられないよな
この直後、ティム・ベッカムが左中間へ豪快な2ラン
マリナーズがリードを5点に広げました
アスレチックス打線はマルコ・ゴンザレスの前に5回、6回と3者凡退。
開幕投手を任されたマルコ・ゴンザレスは6回69球、7安打4失点(自責3)で、後続をブルペンに託しました
7回は2番手でニック・ランベロー。
ちょっと誤算だったかな
フォアボールとヒットでランナーを溜め、マット・チャプマンにライトスタンドに運ばれる3ラン
右バッターが右方向に引っ張ったようなバッティングでした
プレシーズンゲームを見ても、アスレチックス打線は強力
ランナーを溜めて中軸に回ると、点差があるとはいえおもしろくなると思っていたら、まさにそんな展開になっちゃいました
まぁ、この流れを作ったのはJ・B・ウェンデルケンだね
6回から5番手で登板し、2イニングをパーフェクトピッチング
覚えていない方がほとんどだと思いますが、プレミア12のアメリカ代表で来日した選手です
8回はフェルナンド・ロドニー。
途中出場のディラン・ムーア。
この試合がメジャーデビュー戦で、メジャー初打席はフォアボール。
このあと、メジャー初盗塁も記録
2塁へのヘッドスライディングは完全に飛んでました
フェルナンド・ロドニーが後続を抑えると、9回はルー・トリビノ。
クリーンアップを3者連続三振で、最後の攻撃に望みをつなげたけど、その前に立ちはだかったマリナーズのクローザー。
ハンター・ストリックランド。
まさにメジャーの剛速球というボールを投げ込んでいました
イチローも見守る中…
2つの三振を奪うなど、きっちり3者凡退
ホームラン5本が飛び交った乱打戦を制したのはマリナーズでした
アスレチックス 7-9 マリナーズ
勝:マルコ・ゴンザレス 1勝
敗:マイク・フィアーズ 1敗
S:ハンター・ストリックランド 1S
そうそう…
試合終了直後に、ディー・ゴードンとティム・ベッカムが写真を撮り合います。
なかなかいいですね
マウンドまで向かってナインを出迎えるイチロー。
ヒーローは逆転グランドスラムのドミンゴ・サンタナでした。
とにかく、ここでは書ききれないほど、メジャーリーグのベースボールを堪能
試合後にもいいことがあって、本当に1日楽しむことができました
以上、MLB開幕戦の観戦記でした。