だから 外科医は・ | 町医者日記

だから 外科医は・

普段 かかる病気はせいぜい30~40種類 という本があるそうです。                  我々外科医は 患者さんが診察室に入ってくる様子で つまり 歩き方や表情や顔色 で おおよそ5~6種類の病気は 頭の中に思い浮かびます。     その後 診察しながら やっぱり この病気や とか あれ?ちょっとおかしいぞ  とか 思いながら診断していくわけです。              最初に思い浮かぶ病気の数が 多い程 名医といえるのかもしれません。               知識と 経験で 思い浮かぶ病気の数が おおくなります。 経験したことのない病気は 頭の隅にはあっても 思い浮かばないものです。                     初診で3つしか病名が浮かばない医者と 20の病名が思い浮かぶ医者では  どちらが患者さんにとっていい かは 明らかでしょう。                       が 20の病気を鑑別する検査などは 当然 健康保険では認められません               で 名医も 3種類の病気しか思い浮かばない医者も 同じ 結果に なるのです。          めったにない病気は 思いついても そっと心の中にしまってしまう ことになるのですよ。                  で 外科医は患者の顔色だけみて判断する と言われるのです                    でも そういわれるようになったら 外科医として一人前  ということなんですけど・