氷の刄(やいば)
言葉は 氷のやいば ぐさりと 心に突き刺さる 何気ない一言で 喜び 傷つく 氷の刄 自分が 傷ついたぶんだけ 他の人を傷つける お互い様 と思えるようになるまで 喋る言葉を 失う 傷つけられるのが いやだから 傷つけるのが恐いから 言葉を 失う 言葉を 発せずに 生きてはいけないと気付いた後から 恐る恐る 少しづつ 言葉を 声に出す。 おねがいだから 傷つかないで と 思いながら 言葉を 声に出す。 恐る恐る 発した言葉に 喜んで くれる 人 が いる。 と ふと 気がついた 時 少し 喋るのが 楽に なった。 何気ない一言に 傷ついたり 傷つけたり お互い様