名医とへんな患者さん | 町医者日記

名医とへんな患者さん

むかーし。こんな患者さんがいました。                  先生、風邪ひきました、喉が痛くて、鼻水がでます、お腹もすこしゆるいです。            で診察すると確かに扁桃炎です、で、お薬だしときますから、暖かくして水分たくさんとって、ゆっくり休んでください。                 と、定型文のように言うと、薬はいりません。と。 なかには薬を嫌がる人はいますので、  そーですか、では点滴しますか?  と言うと、点滴も注射もいりません。と。                 ん?  なにしにきたの?と思いました、思いますよね・                      薬も注射もいりません、でも先生、治してください、明日は大事な用事があって今日中に治さないと困るんです、と。                   で、暖かい味噌汁のんで、あたたかくしてゆっくり寝てください。                  で、味噌汁ですかー、といいながら帰っていかれました。                      翌日の夜。その患者さん、満面の笑顔で、先生、治りました、薬も使わず注射もせず治りましたと報告にきてくれました・なんども、先生は名医です、先生は名医です、といいながら・・風邪には味噌汁が効くんですねー、といいながら・・                                    ありがたいことです。日々のすべてのことに感謝。