不安の中で、、、米国もつらいよ | 評議会のブログ

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いやいや、米国大統領選挙は意外やった。とにもかくもトランプが次期大統領っちゅうことや。トランプは、アメリカの公共性である行儀の良さ言うやつを壊した。それに対して大方はふざけるなやったし、共和党もそうやった。せやけど、蓋を開けて見れば、そんなネガティブなもんを変革へと導くやろうとのプラス的なもんが働き、大方の予想を覆した。

なんでやろか? アメリカの現状・現体制に対して、不満層の不安情念の現れやったんやろ。行儀の悪さも何もかもが「現状打破」として期待され、許容され、支持された。ニッポンの嫌韓、ネトウヨ、右傾化に傾くもんらと米国も同じやったかもしれへん。

ニッポンも大統領選挙があったら、嫌韓、ネトウヨ、右傾化の候補が米国より圧倒的に勝利してたやろな。ニッポンの復古主義や、特に第2次大戦史観への歴史歪曲、修正的な言動で正当化を目論み、顕在的なもんと潜在的なもんらで圧勝するな。

ヒラリーは、そう言った意味で、現状維持的であり、チャレンジャー的な色彩が薄かった。先進国では、ITや金融・バイオといった高度知的産業にだけ富と尊敬が集中されてまう。それ以外の人らの生存権は再分配で保証されるにしても、誇りや名誉は無視される傾向がある。ヒラリーは、かのような体制を肯定したわけや。

せやから、民主党大会の大統領候補選において、サンダース支持票がトランプへと流れたもんもあるとか、、、労働者を労わなあかんねん。米国も疲れ切ってるわけや。国や地域に根ざし、高度に知的やない労働に対する評価と分配の仕組みを変えなあかん。トランプはそんな労働者に訴えた。生活がままならへんかったら、高度な理論も現状維持も受け入れ難い。

ニッポンは、なにをもって誇りや名誉を取り戻すって、裏を返せば劣等感の現れでもあることに加え、疲弊してる者は、嫌韓ネトウヨ右傾化に傾く。下手に振る舞うと集団で悪者にする危険性をはらませ、ニッポンの未来をどこまで信じるてるんやろか?

ニッポンの統一教関係に携わって、様々な立場になっても労働者階級でありながら、理論や偽の愛でお腹が満たされたと思い込んでは餓死する日はいつになるか? 労働組合より卑劣に成り下がり、権力者に媚びては更に下のもん(カイン)を虐める。

トランプは勝利宣言スピーチをした時、冒頭で分断の傷を癒やして団結を・・・と言うメッセージをした。ああ、なんやかんや言うても分別はあるんやなと言ったイメージが見えた。ちょっとはホッとしたわ。



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