本能寺の変って気になるよね | 南町のレトロゲームにっき

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僕が小さいころから、好きな歴史上の人物・偉人のトップ1・2は、

 

織田信長と坂本龍馬だった。

 

いまでも変わらないと思う。

 

専門家でないド素人だけど、出版されてる本とかを読むのは好きなので少しはわかる。

 

 

 
2人とも英雄であることに間違いはない。
 
時代の転換点にいたこと、ズバ抜けた発想力と行動力、カリスマ性・・・
 
共通点は多いのかなと思うけど、
 
最大の共通点は、
 
死に方に謎があるということ!
 
 
 
信長は本能寺の変で明智光秀に討たれたのは間違いないんだけど、
 
動機が不明(謎)。
 
坂本龍馬の暗殺は、実行犯(もちろん黒幕も!)が不明(謎)。

 

この解けない謎に対して次々と新説が出されて久しい。

 

恐らく・・・この謎は解けないと思う。

 
 
 
人気ナンバー1と2の信長と龍馬は、
 
一緒に酒を飲みたい偉人のナンバー1と2でもある(当たり前か)!
 
 
僕は信長と飲んでみたいなぁ。
 
すごんできたら、デコピンしてやるぜ!!←ウソ
 
 
 
つい最近、鹿児島に住んでる個人宅から西郷隆盛の肖像らしきものが出てきたけど、
 
もしかしたらとんでもない証拠とか出てくる可能性はあるからみんな期待してると思う。
 
 
 
日本史上最大のミステリーと言っても過言じゃないよねー。
 
でっ。
 
先日このような番組が放送されていたんだけど、
 
ちょっと文句を言いながら  ダラダラ  と・・・
 
 
 
レトロンはずっと昔から「徳川家康」黒幕説です(エラそうにw)!
 
光秀はそそのかされたのではなく、利害が一致したんだと思っています。
 
少しだけ理由と語ると・・・
 
・最終的に誰が一番得をしたのか(徳川家康)
 
・参謀の「天海」=明智光秀説
 
・日光の「明智平」など、徳川ゆかりの地に明智の影が
 
・春日の局(光秀の重臣、斉藤利三の実娘)の登用
 
・光秀は京都にいた家康を討たなかった
 
・本能寺の変の翌日は、長宗我部攻めの予定だった(光秀の重臣、斉藤利三の妹が長宗我部元親の奥さん)
 
・山崎の合戦(天王山)のとき、家康は光秀の援軍に向かっていた(川の増水で渡れず)
 
 
まぁ、どれも推測の域を出ません。
 
 
 
他にも、室町幕府黒幕説(近衛家説も)や羽柴秀吉黒幕もありますし、
 
突飛なものではイエズス会黒幕説というのもあります。
 
レトロンが小さいときの通説は、「怨恨説」でした。
 
 
いずれにしても、のちの時代に書かれた【勝者の歴史】ほど当てにならないものはありません。
 
単なるクーデター(謀反)であったとしても、
 
前政権を倒す正当な理由(大義名分)がなければいけないので、
 
政権を握ったのち作られる歴史書には、前政権がどんなけひどいことをしていたのか!ということが記載されます。
 
勝てば官軍、負ければ賊軍。
 
秀吉、家康の影響下にある書物は信用できませんね。
 
一番良いのは敗者側の書物が残っていればいいのですが、そんなことはまずありません。
 
では、負けた側を弁護するようなものはないのか?
 
信用できるものが1つあります。
 
 
 
利害関係の薄い第3者が書いたものですね。
 
フロイスの日本史。
 
フロイスはポルトガルの宣教師で、イエズス会士として日本で布教(宣教)しており、信長や秀吉とも会っています。
 
本国の命令により、日本におけるイエズス会の活動を記録・・・となっていますが、恐らく日本の政治状況の報告(スパイ活動)だったと思います。
 
「いま、日本はこういう状況になってます」
 
という報告をあげることで、キリスト教の布教の戦略を練ろうと考えていたんじゃないかな?
 
なので、客観的要素が強い書物になってると思います(読んだことないけど)
 
信長だけに、室町幕府だけに、など誰かに肩入れする報告書などに価値はありませんからねー。
 
 
ちなみに、人物名や地名などはポルトガル語(?)で伝えるために、当然アルファベットで表したんです。
 
信長をどう読むか、例えば
 
NOBUNAGA(ノブナガ) と NOBYUNAGA(ノビュナガ)
 
では大違い。
 
漢字で「信長」と書かれていても、現代の読み方「のぶなが」とは限りませんし、
 
もしかしたら「しんちょう」と言われていたかも知れませんしねー。
 
これにより、当時の日本人がどのような【発音】をしていたのかがわかります。
 
日本でも、韓国人の「金」(キム)さんを「きん」と読む、読ませるのと似てるかな?ちと違うかw
 
ここは歴史上、大事なポイントだと思うんですが、それは後日・・・
 
 
 
敵は本能寺にあり!!
 
有名なセリフですが、本当にそんなことを言ったのかは疑問です。
 
いったい誰が聴いて、それをどうやって伝えたのか。
 
あきら100%言ってないとは言いませんけど、これから戦争を行うのにかっこつける必要はないと思います。
 
 
 
本能寺の変は、旧暦の6月2日の 【未明】 にあったわけだが、実は朝だったという。
 
これは納得できる。
 
何故なら「旧暦」の6月2日(つまり6月1日の夜~翌朝)は、
 
新月。
 
つまり真っ暗なのだ。
 
何故新月かと言うと、旧暦は「月」の動きに合わせて暦を作ってるので、
毎月1日は新月(真っ暗)で、15日が満月、そして段々欠けていくことになってる。
 
月の周期は29.5日だから、太陽暦と比べ少しずつズレてくのだが、それは「うるう月」という1ヵ月を設けて調整。


昔の新月はさぞかし真っ暗だったことだろうから、いくらなんでも本能寺を取り囲んでいたとしても決行しなかったと僕は思う。
 
なぜなら真っ暗ななか、信長が闇夜に紛れて逃げることは容易に想像できるからだ!
 
なんなら明智兵を1人殺して、鎧などを着用すれば顔などわからないだろうから逃げられてしまう。
 
夜明けと同時に攻撃したというのは論理的に考えれば正しい選択なのだ。
 
旧暦の6月2日は、現在の暦に置き換えて計算すると、6月21日だそうだ。
 
 

 
僕が小さい頃疑問に思ったことがある。
 
早速 脱糞 脱線するよ!!
 
マンガやドラマで必ずこのシーンが登場する。
 
幸若舞(こうわかまい)の「敦盛」の一節である。
 
にんげん50年・・・と思いがちだが、実は
 
じんかん ごじゅうねん げてんのうちを・・・」なのだ。
 
意味も、「人生50年・・・」と思いがちだけど、実は深い意味があって、
 
要約すると・・・
 
「人の世の50年は、天界(下天住人)の1日にしか当たらない。なんと儚きことだ」
 
信長が49歳で死んだこともあり勘違いされるけど、人生50年という意味ではなく、【人の世の50年は天界からみたら一瞬で儚いもの】ということ。
 
 
脱糞 脱線しましたね。
 
 
僕が小さい頃感じた疑問はこうでした。
 
なんで死ぬ間際のことまで詳細にわかっているのか?
 
明智軍13,000に対し、信長側は30人~100人ほど。
 
みんな死んじゃうでしょ?
 
謀反が光秀と分かって信長が言った有名なひと言・・・
 
「是非に及ばず」
 
良いも悪いもない、仕方のないことだ、という意味だと思う。
 
状況から考えて、この場に明智兵はいないはずだから、信長側の誰かが聞いたのを伝えたとしか考えられない。
 
けど、脱出無理っしょ・・・
 
 
と思ってたんだけど、実は本能寺から脱出した人が数人いた!!
 
女性たちと

弥助 だ!!
 
弥助ってだれ?
 
って思いますよね?
 
 
弥助とは、信長の家臣でアフリカ系の黒人です。
 
もとはイエズス会が連れてきた奴隷で、珍しいものが好きな信長が気に入って家臣に取り立てたんだとか。
 
めちゃくちゃ大きくて強かったらしいです。
 
当時の大人の男性の平均身長が150~155cm程度だったらしいんですけど、弥助は180cm以上あったと記録されてます。
 
現在の感覚なら2メートル以上はあると思います。
 
奴隷として連れてこられたのに、いきなり「サムライ」に取り立ててもらえた弥助。
 
本能寺を脱出して
 
近くに宿泊していた長男信忠のもとへ知らせにいき、
 
その場で明智軍と戦って捕まったとのこと。
 
信長の行動・・・是非に及ばす発言から、弓矢で応戦、その後槍を持って戦い、負傷したのち自害・・・
 
こんな詳細な話はきっと弥助が伝えたんだろうなって思っています。
 
女性たちも観ていただろうけど、実際の戦闘の場にずっと留まってみていたとは思えませんからね。
 
弥助は信長と一緒に戦っていて、途中で援軍要請に派遣された可能性は高いと考えています。
 



演出のお話。

 
 
この番組は「事実に基づいて」再現してます・・・なんてうたっていたけど、
 
この場面を見てわかるとおり、信長が直接今川義元を討ったように演出するのはどうかと思う。
 
 
 
分かりやすいとは思うんだけど、事実じゃないと思うし・・・
 
「事実に基づいて・・・」というんだったら、こういう演出はやめるべきだよなー。

 

今川義元は斬られて死んだけど、浅井長政は籠城後に「自害」だしね。

 

 
 
長篠の戦い(1575年)は鉄砲の威力を発揮させたイメージがあるからだろうけど、
 
信長が直接武田勝頼を鉄砲で撃って殺したんじゃないしね。
 
長篠の戦いで敗北した勝頼が死んだのは、それから7年後の1582年です。
 
最後は裏切りに遭い自害。享年37。
 
武田家の末裔は、宿敵であった上杉謙信を頼り・・・現在も続いてらっしゃるとのこと。

 
 
レトロンの同級生に長曽我部くんがいます。

戦国大名の末裔だそうです。


天下統一目前というけれど、

こーやって見ればまだまだ。

中国の毛利、四国の長曽我部、九州の島津、関東の北條、東北の伊達や越後の上杉もいます。
 

柴田勝家と戦っていた上杉謙信サイドの城である

魚津城は、本能寺の変の翌日である6月3日に落城。

昔は情報の伝達が遅かったから本能寺の変があったなんて分からなかったんですよね。

社長が部下に殺された!なんて知ったら、敵国を攻めてる場合じゃないもんね。
 
 
森蘭丸(乱丸)とその弟たちは、本能寺の変で死にました。

美少年のイメージが強い蘭丸ですが、小姓(主君の近くにいて世話する人)に選ばれる人は機転が利いて強くなければなりません。

ボディーガードみたいなもんですから。

恐らく全員で時間を稼いだことでしょう。

蘭丸たちの父親もこれより前に死んでいて、信長に忠誠を誓ったイメージはここにあるのかも知れませんね。
 
 
 
その後の信長はどうなったのか、色々な伝承や説があります。
 
 
 
明智方のことが書かれた公家の日記などにもあるので、恐らく本当だと思うのですが、

信長の遺体は見つからなかったそうです。

業火に焼かれて骨すら残らなかったのか・・・

骨しか残らなかったとしても、信長の遺体は見つからなかった!なんていうだろうか・・・?

見つけた骨を信長の遺体だ!と言っちゃうのが当然ぽいんだけどなぁ。

もし脱出していれば、その後の歴史に出てくると思うので、本能寺で本当に死んだんだと思います(;´д`)

 

 
それにしても、役者の演技が素晴らしかったね( ̄▽ ̄)ゞ

大杉漣さんもよかったし、筧利夫さんは画面に引き込まれるような演技で観ていて面白かった!

ちょっとした時代劇や映画なんかより面白かったよ。

 

完。!!

 

 

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