以前にちょびっとだけ書きましたが、グレハンさんの参考になればと思い、また書きます
電池交換です
ナムコの三国志(中原の覇者/以下、三国志とします)は、私が三国志にハマる入口になったゲームです。
戦国時代を中心に歴史好きになった原因は、小学生のとき母親が「マンガ 人物日本の歴史」という25巻セットを買ってきたから。
日本の歴史(小学生) ⇒ 三国志(中学生) ⇒ 世界史(高校の専攻) ⇒ 幕末史(大学の専攻)
と、ずっと歴史三昧
現在は日本の古代史に興味があります。
で、
500円で買った三国志を性格診断からはじめて・・・
なつかしい
終始ワクワクしながら楽しんでいました。
25年近く経っていましたが、軽快なBGMはしっかり覚えていましたね
難点は、セーブするのに「命令書」1枚使うので、気軽にセーブできません。
命令書を使って戦争や内政、武将探しなど行うので最初は1枚が貴重なんです。
劉備で始めた場合、城が増えるまで暫くのあいだ3枚ですから。
で、今日はお腹いっぱい~♪と思って、セーブしました。
念のため、リセット押してロードします。
うん、大丈夫!ちゃんと電池はもっている!
翌日ロードしたら・・・ロードできません
消えています・・・
その日も同じようにセーブしてみましたが、数時間ならロードできても、長時間経過すると消えていました。
ほかに3本買ってもダメ。
その3本なんか、一時的なセーブもできませんでした
電池交換の途中経過を撮影することはなかったので、雰囲気だけ載せておきます。
これはカセットと激闘の痕です
主にドライバーとの戦いの傷跡ですね
開けたらこのような感じになっています。
小さく動かないように、気持ち程度ですがセロハンテープで補強してます
上の画像の、上にあるのをカセット(上側)、下にあるのをカセット(下側)とします。
なぜ、ナムコ製のカセットは電池交換が難しいか
カセット(下側)についている、『基盤』(緑のやつ)の真ん中の黒いポッチが犯人です
アップはコレ。
本当は基盤を外したかったんだけど、元に戻せる自信がなかったので、くっつけたまま撮影。
真ん中に『柱』があって、カセット同士をくっつけています。
どんなにひっぱっても、抜けることはないので、完全にくっついているのではないかと思いました。
写真中央の銀色の丸いのが、電池です。
カセット(上側)のアップ。
4本買って、全て電池がなくなっていてセーブができないのなら、たぶん他も無理。
三国志以外のゲームは25年経っていても、すべてきちんとセーブ&ロードできるけど、これだけは出来ない。
じゃぁ、自分でやるか
色々試してみたんだけど、最終的に使ったのはコレ。
上から、ペンチ、段ボールカッター、ドライバー。
すべて100円ショップで買ったものです。
ペンチはあまり使わなかったかも。。。
活躍したのが、段ボールカッター
刃はあるんだけど、段ボールなどを切る用に作られているので、多少触っても皮膚は切れない。
とはいっても、力を入れて勢いよく切ったら皮膚も切れるから要注意だよ。
コピー用紙で指を切ってしまうのと同じです。
で、当時どうやったかは撮影していないので、こんな感じってのを・・・載せます
私がやったのは、写真で分かる通り『柱』を切ったことです
まず、カセットの上側と下側を開く。
これがなかなか大変。
この写真は中の柱が切れているので、大きく開いていますが、実際はほんのちょっとしか開きません。
この時点で無理やりやると、カセットが割れてしまうと思います。
カセット内部にある『ツメ』が、非常に深くひっかかっているからです。
パキッって割れたような音がしますが、ツメが外れた音なのでご安心を。
やっと開いても、力を抜くと閉じてしまうので、
ドライバーを使ってうまく使って隙間をあけ、そのまま差しておきました。
ドライバーだとカセットの閉まる力に負けて、スルッと抜けてしまうので、私の場合は近くにあったペンチの柄の部分を差してドライバーと交換しました。
柄の部分はゴムで出来ていたし、厚さもちょうどよかったので活用。
慣れてきたら、ドライバーを挟んだままで作業したんだよね。
再現VTR?
カセットに隙間を作って、
ドライバーを差し込む。
この時ドライバーは口でくわえてました。
中の様子がまったくわからないので、小型の懐中電灯もくわえて作業したんだ。
で、基盤を傷つけないように、柱を段ボールカッターで
ごーりごーりごーり
地道に作業を続けましたね
指は2回くらい切りました
コツを掴むと作業ははかどりますが、
やり始めが一番大変でした
柱はプラスチックの円柱なので、段ボールカッターだと刃がひっかからないんです
ツルツルすべってしまうので切れません。
ちょっとずつやって、溝をつくってからはスピードがあがりました。
多分、ノコギリでやればもっと早くて楽かも知れませんが、基盤を傷つけたくないので段ボールカッターを使った次第です。
週末の空いた時間、例えば嫁さんが買い物や美容室いっている短い時間にやったりしていたので、半年くらいかかりました。。。
横からのショット!
溝がいくつも見えます
ナナメになっているのも、段ボールカッターを入れる角度がナナメだったから。
柱が切れたら、簡単に開きます
基盤を外したら、電池を外して、100円ショップで買ったゲーム用電池を取り付けます。
もとの電池はハンダ付けされているのでうまく剥して取り外すのですが、新しい電池をつけるときにハンダ付けで固定するのは面倒なので・・・
セロハンテープで固定しました
問題なくセーブもクリアもできました
上部のシールの粘着力が落ちていたので、またまたセロハンテープで補強
ほぼ透明だから目立たないので活用できます。
伝わっているかどうかわかりませんが、カセットを割らずに開封の儀を行うためには、なかの柱を切断するしかないと思います。
私の手段は時間も労力もかかっているのでオススメできませんが、参考にしてもらってもっと良い方法があったら教えて頂きたいです
なぜなら・・・あと3本もあるからです
では