今日は、三国志(中原の覇者)について書いてみたいと思います。
1988/7/29発売 ナムコ シミュレーション 6,900円
当時の記憶での面白さ 100/100
現在やってみた面白さ 100/100
思い出度 100/100
オール100をつけさせて頂きました。
三国志 中原の覇者(ナムコ)です。
何回かに分けて書こうと思います。
このゲームのおかげで三国志に興味を持ちました
ついに書くことにしました、三国志 中原の覇者です!
もったいぶって、もう少し先になるかと思っていましたが、書きたくなってしまったので書きます。
サンゴクシというと、コーエー(光栄)もあるので、ここでは「三国志」=ナムコ、「三國志」=コーエーとします。
実際にクニという字が違うので、そうします。
三国志は、忘れもしない中2の日曜日、例によって弟がやっていたのを取り上げたゲームです。
取り上げたというのはオーバーだけど、途中から割り込んでプレイさせてもらったということ。
2人同時プレイとか、交互にプレイできるゲームじゃない限り、終わるのを待つしかないからね。
当時は部活で忙しく、平日も19時頃まで練習、土日祝はほとんどが試合で遠征に行っていたんだ。
弟は小学生なので、平日もできるだろ!!って一喝して、無理やりやらせてもらったことが多い。
女神転生もそうだったんだよ、あれ?書いたかなぁ?
試合が午前中で終わった場合、午後に家に帰るといつも弟がファミコンをやっている。
疲れているので、後ろから涅槃仏(ねはんぶつ)状態で眺めていると、面白そうなのをやっているぞ!?ってなるんだ。
でもね、三国志は違った・・・
なんか動きがないし、じっくり考えてやっているからつまんない。
早く交代して、オレのやりたいゲームをやらせろ!なんて言ってケンカしてたんだ。
まぁ、それでもずっと見ているうちに、色々疑問が出てきて、弟に聞いてみると、なんか面白そうだな・・・ってなったんだ。
で、結局取り上げた。
コーエーのほうは、三國志です
当時シミュレーションゲームでも、このタイプのはあまりやったことがなかったと思う。
ガンダムのゲームがシミュレーションだったと思うが、どっちが先だったか・・・記憶にないので後で調べます(ガンダムのは、こういうタイプのシミュレーションじゃないけど!)
実際自分がやってみたら、非常に面白かった♪
とにかくゲームの三国志で、本当の三国志に興味を持ってハマってしまったのは事実で、とても思い出深いんです。
三国志 → 三國志 → マンガの三国志(横山光輝) → 小説の三国志(吉川英治) → 三国志演義(挿絵付)と進んで行って、ほかにもビジネス本含むいろいろな書物に発展していった。
今でもゲームや、雑誌、小説やマンガなど三国志関連はいっぱい持っているよ!
驚いたのが、超スーパー飽きっぽい、あのイダくんが三国志全巻(60巻)を集めて読んでいたことにとってもビックリした!!!
ラジコン買っても2日くらいで飽きちゃって僕にくれて、次の日に似たようなラジコンを買うイダくんが。
ファミコンのカセットを買っても、下手したら1日で飽きて僕にくれるイダくんが。
ジャンプやコミックを買って、数時間で飽きて僕にくれるあのイダくんが。
なぜ三国志は飽きなかったんだ!?
たくさん思い出が甦ってきて、全部は書けないかもね。
う~ん、4つも持っています。
いったん思い出から現在に戻ります。
三国志は4つ持っています。
何故か!?
それはセーブが出来るものが欲しかったからです。
この三国志以外のカセットは、多分ほとんどセーブが出来る=バックアップ電池が活きているんです。
どんな古くて汚くても、セーブが出来るんです。
この手のゲームでセーブが出来ないなんて、クリアするまでずっと電源入れっぱなしにするしか方法はない!
でも、それは危険。
仕事中とか不在時に火事にでもなったら一大事!
それで売っていれば即買うことにしてました。
一番安いので105円、高いので1,500円くらいしたと思います。
しかーし!全て電池は切れていました。
電源を入れた状態なら、セーブして、リセットしてもセーブした所から再開するのもあったけど、電源切って次の日にやるとNG。
何故、電池を交換しないで何個も買ったのかって?
ナムコ製のカセットは、簡単には分解できないのです。
秋葉原のショップに持っていけば電池交換してくれるらしいんだけど、できないのもあるらしい。
それが多分ナムコ製だと勝手に思っている。
だから何個も買った。
でもダメだった。
激闘の痕です
ならば仕方ない!
自分で交換してやろうじゃないか!
ということで、格闘の日々が始まりました。
まず普通に開けようとしても開かないので、ツメを壊さないようドライバーを2本使って隙間を作り懐中電灯で中の様子をチェック。
なるほど。
円筒状の柱が見えるぞ。
この円柱が、カセットの上と下をジョイントしているんだな。
他のメーカーのカセットはツメはあるけど、ジョイント部分はない。
無理に開けたらカセットごと割れそうだ。
色々考えた結果、100均で段ボールを切る(あまり鋭くない)ノコギリを購入。
ドライバーとペンチを駆使して、隙間を作り、ノコギリでギーコギーコ!!
これが難しい!
プラスチックは折れない限り、元に戻ろうとする力が半端ないということがわかったんだ。
だから隙間を作っても、ノコギリを動かしているうちにすぐバチン!と閉じてしまう。
反対側。こちらからも切りました。
土日の空いている短い時間を使って、切り続けました。
約半年。
ついに切れました♪
あまり切れないノコギリを使ったのは、手を切ってしまうから。
それでも指を切って血を出しましたよ。
ツルツルしたプラスチックは、よく滑る。
しかも円柱だし、よく切れる刃物だったら本当に危ないと判断した。
1回に多分数ミリも切っていないけど、いったん溝が出来れば早かった。
溝が出来ないと、刃が滑って全然切れないし、逆に指を切ってしまう。
早かったといっても、溝が出来てから1ヶ月以上はギコギコやってたと思う。。。
半分切れたら反対側からもチャレンジ。
中が現れたときは達成感が半端なかった。
で、100均で購入した電池を取り付け、はんだゴテなんてないのでテープで動かないように留めました。
蓋をしめて、端子部がぐらぐらしないことを確認して、ファミコンに突き刺しました!
タイトル画面。さぁ、はじめるゾ!!
若干、基盤の金属部分をキズつけてしまっていたので、タイトル画面が出るかどうか不安だったけど、無事についたので一安心。
あとはプレイして、セーブしてみて、数日後にロードできるか確認するだけです。
※電池交換に成功したのは去年の9月。その時の状態を写真におさめておけばよかったと思ってます。
まずは性格診断でプレイする君主を決めなければ。
三国志の面白いところは、プレイする君主を性格診断で決めるシステム。
これは盛り上がりました♪
劉備と劉璋は、紙一重だしね♪
おっと、劉備に決定♪
三国志の物語を知っておくと、この性格診断は楽しいと思うよ。
性格診断で君主を決めるっていう発想、とっても良いアイデアだと思う。
このゲームを作った人、遊び心もあってなかなか素晴らしいと思うよ。
予定では半分くらいは書けそうだと思っていましたが、まだまだ続きそうなので、今日はここまでにしておきます。
ゲームの内容も書きたいし、思い出やゲームにまつわる話も書きたいなぁと思っています。