本の話です。日曜日の日本経済新聞の書籍紹介記事の中で、面白そうだ と思って購入したのが、以下の本です。
米軍と人民解放軍 布施 哲著 講談社現代新著
最近、日本と中国の外相が会談したそうで、南支那海、東支那海での海警の活動が報道されbないのは、減ったのでしょうか?
さてこの本を読みますと、人民解放軍、米軍の戦略、軍事技術のことが非常によくわかります。
先日、野村証券のセミナーを聴きに言ったんですが、1000兆円を超える日本の財政赤字を、減らす方法は何か、に関して、① 税金をあげる、② 経済成長を図る、③ インフレにする、 ④ 支出を減らす、等の通常の経済政策の他に、戦争、円をやめる と言う方法があるのだそうです。通貨を替える のは、ジンバブエで実際に使われた方法です。戦争をするのか、せざるを得なくなるのかは、この際問題にしないとして、戦争が起きたとすると、その相手が中国になる可能性はもっとも高いことは、誰も否定しないでしょう。
先日の閣議決定も、中国に関係があります。 リュトワックの戦略論の冒頭にある警句『平和を欲するなら、戦争に備えよ』と言う意味では、一般人は、せめてこれくらいの本は読んで当然かな、と感じました。
この本が指摘していることの最大のことは、中国側から見ると、地政学的にいかに閉じ込められているか、つまり、日本、沖縄、台湾、フィリッピン、シンガポール、からインドに至る米国が支援する国々に包囲されているという感覚を持つか、ということです。
結論としては、とりあえず心配をする必要はありません。日米の哨戒網は圧倒的に進んでいること、等がわかります。しかし、軍事費を無茶苦茶につかっていますので、2030年になると、困難な状況が生まれかねない との指摘があります。
書いてありませんが、安倍首相の真意の中には、自衛隊もこのままでは危ない という意識があるかもしれません。
日本はイージス艦を何隻も持っていますが、日米のイージス艦が搭載しているミサイルの本数は足りない可能性がある、と言った記述もあって、隙 はあるようです。
情報戦のこと、ステルス性能 ということがどういうことか、等、へエーそうなの! という記述もあります。
「兎に角戦争は嫌だ」というような、ダダ子的な平和主義者、現実を見ない人は、これくらいの本は読まないといけないと思います。中国の政治状況、その中で 海警 が突出した行動をとることが、どれくらい危険なことか、等の説明もあって、まだ読み終わっていませんが、とても良い本だと思います。