11月末の講演会・展示会が終わり、まー大騒動が終わった感じで、一息ついているところです。この騒動の間、実にいろいろのことがありました。そのうちの2点を挙げます。


「和光同塵」という4文字熟語を習う機会があったことです。どういうコンテクストで投げかけられた言葉なのかは、省略いたしましょう。意味は、ググレばすぐにわかります。


二番目は、驚くべきお役人の話であります。これは、実話です。最初にお断りいたしておきます。

某県の工業試験所の総務掛の女性の話です。もともとは、その試験所の女性職員(技術系)が、講演会・展示会に参加するというので、県の予算を使う訳なので、支払者対象者リストに我がNPO法人を登録する必要があるということを言って来たわけです。

① 印鑑を押してすぐに投函して欲しいというのです。致し方なく、本局に車を出しました。


② 参加申込者は、当日受付で現金を支払うという申込書を送ってきていたので、領収書を用意しておりましたところ、二日前になって、資料代の2000円を事前に払い込んだという電話をかけてきました。そもそも、当方から請求書をだしていないにも関わらず、2000円を勝手に振り込むというのは、公金にはあってはならないことではないですか?証拠の書類は、すでに送ってあるというのです。しかし、東京に戻りましたが、届いていませんでした。証拠のないのに、受け入れるわけにはいきません。

そこで、当日の朝、このお姉さんに電話をかけて、7000円を支払わない限りは、受け入れることはできない、と伝えたところ、ワーワー言い始めたわけですね。自分の方に挙証責任があることを認めないわけです。朝いちばんだと、通帳を持っている会計も来ないし、どうしようもないわけです。一方、参加したいご当人は、2000円を自腹で払って、5000円の領収書で満足していました。そのうち、会計係がやってきて、通帳を見たところ、県の名前での支払いがありましたので、2000円を返却して、事件は解決しました。


③ ところが、そもそも請求書がないのに、2000円を送金したという自らの落ち度は、どうしようもなく、資料代の請求書を12/2までに送ってくれ、などと勝手なことをメールで言ってきました。僕は11/29に東京を立ちましたから、メールは見ていないのです。次に東京に行くのは、今週の金曜日ですので、待ってもらうしかありません。


④ しかも、こういうようなメールのやり取りで、○○様 なしのメールなので、なんとも、いいようがありません。こういう変な人間が、なんで県の出先機関に居るのでしょうかね。NPO法人ということで、馬鹿にしているのでしょうか?

この本は、先日東京に参りました際に、例によりまして丸の内オアゾの丸善で衝動買いした本であります。内容としては、アベノミクスを滅多斬りにした本です。今度の総選挙の争点が、アベノミクスであるとご本人がおっしゃっている訳ですから、アベノミックスの本はすべて、とは言いませんが、多少は読んでも良いのかもしれませんね。


伊東光晴と言う先生は、理論経済学が専門で、梅干の記憶によれば元気な時には、NHKテレビなどで、悲憤慷慨という感じで、時節の経済問題を論じて居られたように思います。今は、倒れられて、リハビリの毎日ですが、筆は折っていないようでして、岩波書店編集部も、助けているようです。


この本によるとですね、安倍さん、黒田さん、二人をまるめてポイ という感じで斬って捨てています。『アベノミクスによって株が上がった』という言い方を、新聞ラジオテレビがしていますが、光晴先生によると嘘だそうです。原因は、株が低迷する日本を稼ぎ場とみなした、米国のヘッジファンドが日本株を買っているからだそうであります。


日本の経済はアベノミクスによって良くなっている、ということは全然ないのだそうですよ。


科学技術振興によって、新しい産業を興すったって、最もまともな旧帝国大学の維持費用とてどんどん削ってきていますよね。これでは、研究のためには最低維持しなければならない装置もあきらめなくっちゃならない、というような事態にすら立ち至っているのを何とかする、というような話もないわけです。


私めも長らく研究の現場に居ましたので、国の政策と現場から見て感じることには、大きな大きな乖離があることは感じますですね。


こうなるとですね、株価が上がったといったって、本当に自助努力で利益を上げている企業はどこかを見なくっちゃーいけませんね。

世の中には、古楽ブ-ムがあって、その時代の音楽は、その時代の楽器で演奏されるべきである、という哲学があります。まーそうかもしれませんが、演奏という一種の技術も、進歩しています。新しい技術で演奏してもらった方が、良いと私は思ってます。


その一例として挙げることができるのは、クラシックギターの演奏です。その昔は、名演奏家のレコードを聴いても、「しゅっしゅっ」というか『きゅっきゅっ』という感じの指が弦をこする音が聞こえましたが、最近の演奏では、この音が聞こえません。荘村清志の最近の演奏では、この音が消えています。つまり、演奏技術ってのは、新しい楽器で、進歩してきていると思います。


本日のNHKFMの夜の番組では、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ という古楽器を使った、シギスヴァルト・クイケンと言う人演奏で、バッハの独奏チェロソナタを聞かせてもらいましたが、音程も不安定、ボーイングも不安定で、まー下手くそでした。


松波順子 さんという解説者が勿体を付けて解説されていましたが、No Thankyou でしたね。

東京国際フォーラムで昨日まで開催されていたIECのgeneral meeting に水曜日、木曜日、金曜日と出ていましたので、東京が途絶えておりました。すみません。


さて、東京国際フォーラムですが、建物としてはもちろん存じておりました。らふぉるじゅるね の会場でもありますからねぇ。しかし、実際のところ、この会議室で会議をやったのは今回が初めてです。実際の感想ですが、会議室の数は、建物全体のボリュームや敷地を考えると、少ないです。会議室の広さも大したことはありませんね。つまり、何が言いたいかと言いますと、デザイン性がひどく勝っている。要するに意匠です。有楽町駅からすぐとう立地、かつ丸の内のオフィイス街が隣である、皇居にも近い、という地域性を考えれば、やむを得ないでしょうね。


それにしても、私が知る青森県のある街に比較しようもないほどであることは、間違いがありませんね。


今回の委員会では、前もっては困っておりました。それは、なぜかと言えは、四流私大の馬鹿教授がやった決定が矢鱈と時間稼ぎをして、なんとプロジェクトが始まって14年経っているという状況になって、何かNP(New proposal)を出すかどうかの判断をしなければならないからなんですね。こういう状況に立ち至らせたのは、四流私大の馬鹿教授であります。


水曜日から始まるのですが、早めにレジストレーションをしようと火曜日に会場に行きましたところ、TC47のチェアマンである、R氏にあったので、問題点を説明して意見を求めたところ、特許のない技術を提案すりゃよい との回答だったんですね。これは良いヒントになりました。これがどうして良いヒントなのかは、馬鹿教授のやったことの説明をしなきゃわからないのですが、何せ14年間の顛末ですから、説明には時間がかかります。


で、木曜日の議論の場には、馬鹿は来ませんでした。特許が関係するので、もどもとのながれの技術は、出せませんが、出せそうなサブジェクトが見つかったので、半年ほど議論して、出そうとの結論を得たわけです。まーこれで、2011年からacting secretaryになったRyuさんの顔を立てたことになりました。この技術は、梅干飴がやってきた技術ではないので、気が楽であります。


で昼ごはんを仲間と食べてまた、会場にもどったところで、R氏に偶然会いました。どうなった、と聞かれたので、顛末を話、金曜日の全体会議で報告することになった、と申したところ、『俺の名前は出すな』と釘を刺されましたが、さすがだな、と思いましたよ。こういう表に出ない根回しってのは、アメリカ人もやるんですね。僕にとっては初めての経験でした。今まで、何とかならないか、と会議で会うたびに、R氏には話していましたが、さっぱり反応がなかったんですね。


これであとは金曜日の全体会議でぼそっと説明して終わりです。四流私大の馬鹿教授がコーヒーブレイクに近づいてきて、確認するようなことを言うので、お前のやったことは馬鹿野郎だ と言う意味のことを丁寧に申しました。馬鹿にお前は馬鹿だ、というのは、大変危険です。



技術も音楽も、世界中で真似っこをやっているんだなざと思ったというお話をいたします。


昨日、土曜日のクラシックの魔宮で、聴いた話。第一次世界大戦が終わったころ、アメリカではジャズ音楽が盛んになります。で最初、欧州のクラシックの音楽家は、馬鹿にしていたのだそうですが、何せ、ストラビンスキーなんている人も、ジャズっぽい音楽を作曲して、自分たちもやらなくっちゃ、と考え出していろいろ作曲した。その典型が三文オペラだそうです。なぁ~んていわれても、梅干飴には、全然ピンときませんし、先生は聴かせてくださいましたが、全然ピンときません。


要するに、ジャズとクラシックの融合とかいうと、ガーシュインの「パリのアメリカ人」とかいうのが演奏会や番組に出てきますが、現実問題としては多数の作曲の中から良いものとして選び出されている訳なんですね。


ところが、第一次世界大戦が終わったあと、経済の混乱の中から出てきたのは、ご存知ヒットラー。ヒットラーは、ワーグナーが大好きですから、ジャズを取り入れた歌あり、踊りありの音楽には、腹を立てたなんてもんじゃなくって、ですから、その音楽家はみなアメリカに逃げたのだそうです。でもって、アメリカではますますジャズが盛んになったんでしょう。


『外国の真似をする』という現象がクラシック音楽とジャズで起きた との、片山杜秀先生の解説を聞いてですよ、これって科学技術の世界で起きていることが、音楽の世界でも起きていたのか、とびっくりしました。


日本では、1990年からマイクロマシンのプロジェクトが始まりました。それを見ていたアメリカは、マイクロじゃない、我々はナノをやるのだ、とぶち上げて、ナショナルプロジェクトを始めました。そうしたら、霞が関で予算を取るためには、マイクロシステムではなくって、マイクロ・ナノシステムと予算申請書に書くようになったんですよ。ミーハー現象ですねー。本当に。なんと馬鹿な話なんでしょうか。