「ゴールはいらない?!」「幼年期の終わり」と「あの日あのときあの場所で」起きた奇跡について | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

*13日(火)19時から開催するダンス部ワークショップは定員です!ただし、ヴァーチャル受講(Zoom&ビデオ受講)は可能です!今月追加開催します!

 

Boy meets Girlが奇跡を起こすのはお互いにゴールがあるからです。

 

少年と少女が「あの日、あのとき、あの場所で」出会って、そして恋愛の奇跡を起こすのは、お互いにゴールがあるからです。

 

 

だからこそ二人は盛り上がり、そしてお互いにお互いの中に未来を見て、移動のプロセスを楽しむからこそ、恋の苦しみもまた喜びになるのです。それはゴールを見ているからであり、自分の未来像の中でも最良のものを観ているからです。

 

「まといのば」はいわばゴール至上主義であり、セミナーでもその形式を採用してきました。

もともとは気功整体のセッションをしており、そのときも最初に聞くのは「ゴールは何ですか?」ということでした。

 

何を目指しているのか、どこを目指しているのか、何を理想としているのか、どうなりたいのか、どうありたいのか、、、

 

もちろんそのような直接的な聞き方ではない場合もありますし、ヒーラー/メンター養成BootCampのように明確に聞く場合もあります。

そして、いくつものゴールを並べ、その臨場感を共有しながら、複数のゴールが重なったところに生まれる機会の通り道を一緒に探すというスタイルでこれまでやってきました(いや、今後もセッションではその方針で行きます。そうでない場合は別として)。

 

これは言語抽象度ではなかなか表現できないので、言語で当たりをつけながら、臨場感を共有していきます。本当にやりたい何かがあり、それを表現するのが難しいというもどかしさの中で、言語化し続けると、情報空間を移動できます。

 

情報空間移動する中でランタンとなるのが、共感覚です。

 

共感覚と言えば、いま新規メンバーたちは共感覚の習得に血道を上げていることでしょう。

 

リニューアル版のOnLine MenTor受講生が最初の試練というか、難関として提示されるのが、「共感覚の習得」です。

共感覚がなければ気功は難しいのです。

共感覚は別名は「気感」とも言います。「気感」はインナーサークル的な言い方であり、共感覚のほうがアカデミズムによって定義された比較的に科学的な用語です。

スピリチュアルであれば「第六感」などと言うかもしれませんが、そうすると概念が広がりすぎますし、鍛え方の方向性が見えづらくなります。

いずれにせよ、最初の試練が「共感覚の習得」です(今回の7月8月生は少なからずの人が「共感覚」に長けているようで、期待が持てます。ただ動画教材でも忠告しているかと思いますが、共感覚がありすぎるのも問題です。大事なのは論理性であり、フィードバックを認識する注意深さと論理的に考え続けられる知性と体力です)。

 

ちなみに、リニューアル版OnLine MenTor受講生たちは、驚くほどブログが読みやすくなっていることに気づかれている方も多いでしょう。

それが最大の特典なのではないかと思うほどに、ブログの理解度が向上します。

その理由はシンプルです。

系が移動したのです。

「まといのば」という場を外から眺めている状態から、「まといのば」の中で職業訓練としてヒーラーになるべくスタートしただけで、系が移動するのです。そうすると、これまでなんとなくで読んできたブログの記事やその論理が明瞭になってきます(もちろんもっと読解力も知性も磨くべきですが、過去の自分との比較で圧倒的な成長を感じるでしょう)。

 

 

で、話を戻します。

 

端的に言えば、セミナーにおいて受講生にゴールを聞き、その臨場感を推し量りながら、複数のゴールのLUBを取りながら、コンテンツを提供していくというスタイルを終わりにするということです。

これは数年前から幾度も警鐘を鳴らしてきたことですし、RaySalonの騒動もそこに起因するのですが、しかし時代の流れであろうというのが、いまの「まといのば」の結論です。

僕自身とメンバーの間の乖離も広がったとは思います。

 

かつて「まといのば」の姿というか、「まといのば」の前身は同じ学びをする者同士の勉強会でした。渋谷のセミナーで学ぶ者同士で、お互いに知恵を絞って教え合うというスタイルの勉強会がありました。

そのうちに僕自身がリーダーシップを取るようになり、教えるようになり(そして大元である渋谷のセミナーでも、ひょんなことから僕が教えるようになり)、そうやって拡大してきました。

もちろん別な系統の前身もあります(バレエ系の)。

ただ、そのころはまだ受講生との仲間意識も強く、友人関係も強かったのです。

 

ただ、「まといのば」が組織として大きくなり、業界での立場も大きくなり、そのような互助会的な雰囲気もおそらくなくなったのです。

 

僕だけが以前の感覚を引きずったまま、ここまで来てしまい、ようやく何度目か死にかけて、「幼年期の終わり」をめでたく迎えることができました。

 

 

 

ちょっと考えてみても、僕の師匠は受講生にゴールを聞くことはありません(正確には非言語で応答しているとは思いますし、それが僕の次のモデルです)。

 

ですので、今後は「ゴールを聞いて、それに基づいてセミナーを組み立てる(適切なスクリプトを採用する)」というスタイルを終わりにします。

GoodRayMATRAS追加開催がその最後であったのは皮肉なものですが、良かったと思っています。

 

今期のオイルBootCampの初回でこの話をシェアし、BodyDesignBootCamp4期の初回で新しいスタイルでスタートしました。そしてシン・フェイシャルBootCamp2期において、完全にその方法でやったところ、すごいことになりました(自画自賛w)。

 

僕自身はいまだにゴール至上主義の中にいるので、エンターテイメントとしては面白くても、中長期的にこれが吉と出るのか凶と出るのかわからないという気はしています。

 

とは言え、何とかします。

 

少なくとも、僕のスタイルが明らかな機能不全を犯しているのは事実であり、別な方法に変えなくてはいけない現実があります。そしておそらくは良い「機会の通り道」を見つけた感触はあるので、それを採用します。

また、ゴールに関して言えば、個々人のゴールが析出した瞬間にそこに引っ掛けることを意識していけば良いかなとかなり楽観的に考えています(もちろんこれが楽観的すぎており、従来のスタイルに戻す未来も可能性としてはあります。何事も試してみないと分かりません)。

 

時代の流れということで言えば、まずは「漂白化」社会という流れがあり(ゴールを声高に言う事、ゴール自体も漂白化される)、そして豊かさ(という貧困)があると思っています(雑な議論をするならば、ヴァーチャルにすべてが叶ってしまうので、強く求めることが無いのです)。

 

それでも人は人と出逢うし、BoyもGirlにMeetsすると思うかもしれませんが、それすらも漂白されているのという現実があります(結婚は社会制度なので理解できるとしても、たとえばデータとして出てきている性交渉の回避率は実際にすさまじいものがあります)。

 

時代の流れに棹さすつもりも、あらがうつもりもないので、「まといのば」は「まといのば」として機会の通り道を探し続けます(10年以上前から申しておりますが、裏Tに「ゴールはいらない」というものがあります)

 

そのうえでの♫New day, New life♫です!

 

楽しくやりましょう!!