それが、彼らが人生でわずかなことしかできない理由です〜異世界の自分達と重ね合わせる脳の使い方 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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今回の「脳は量子コンピューターか」セミナーをするにあたり、ルー・タイスのボクシング大会のエピソードはリアルに自分ごととして追体験しておいてください。

 

 

どんな話しかと言えば、こんな話しです。

 

c.f.公演数週間前なのにダンサーはいるけど劇場はない衣装もない。でもチケット完売という悪夢 2018年02月14日

 

以前の記事から、そのまま引き写します。

 

公演の主宰者の立場で、想像してみましょう。

 

公演数週間前なのに、ダンサーはいるけど劇場はない、衣装もない、必要な小道具はない。でもチケットは完売」です。

 

(引用開始)

 

想像してみて欲しいのですが、公演数週間前なのに、ダンサーはいるけど劇場はない、衣装もない、必要な小道具はない。でもチケットは完売、、、(汗)

 

いわば悪夢です。

 

寝ているときですら、見たくないタイプの夢です。

 

あなたはそのバレエ公演の責任者であり、主催者だとしたら、、、たとえば夢だったとしても、気も狂わんばかりでしょう。

 

 

 

 

ましてやそれが夢ではなく、現実だとしたら、発狂しそうです。

本番を楽しみにしてチケットを買ってくれた人に対する責任もあります。

お客様は主催者である自分を信頼し、そして舞台を楽しみにして、時間を調整し、チケットを買ってくれています。

 

 

そんな悪夢を現実としてしっかり引き受け、その上で舞台の成功を確信するのが、、、、、ルー・タイスという人です。コーチングの創始者であり、代名詞とも言える存在です。

 

コーチというと大概はスポーツのコーチを連想しますが、そのコーチではありません。いや、ルー・タイスはかつては高校教師であり、フットボールのコーチでした。

その「コーチ」という言葉をマインドの使い方を教える「コーチ」へと昇華させた立役者でもあります。

 

彼はあのルー・タイスになる以前から、そんな悪夢をまったく悪夢と考えないマインドの持ち主でした。

 

悪夢を現実としてしっかり引き受け、その上で舞台の成功を確信しできる人でした。

 

そしてその確信が劇場を引き寄せ、必要な小道具を引き寄せ、衣装を引き寄せます。

引き寄せるというと受動的ですが、実際はもぎ取りに行くのです。力ずくでもぎ取りに行きつつ、運命も味方にしていきます。

 

そしてこう言い放ちます。

 

 

多くの人が、ビジョンやゴールを設定するときには必要なリソース(資源)がどこにあるかを知っておこうとします。それが、彼らが人生でわずかなことしかできない理由です。(p.46ルー・タイス『アファメーション』)

 

 

とは言え、さすがに劇場も押さえるし、衣装や小道具も手配するものです。

(僕はこの逸話に東京バレエ団を創設し、日本舞台芸術振興会をつくりあげて日本のオペラブームを牽引した佐々木忠次さんを思い出します)

 

ルー・タイスは違います。

 

ルーが高校教師でフットボールのコーチだったときのことです。

 

高校の運動プログラムに資金が必要で、それを集めるためのアイディアが必要になりました。

 

いろいろな案を検討した結果、ボクシングのトーナメント大会に決めました。

どうせいつも喧嘩しているのだから、興行として殴り合わせれば良いという発想です。

 

プロレスラーの前田日明さんが不良たちを集めて格闘技をさせて、プロデビューすら目指させるという総合格闘技大会の「ジ・アウトサイダー」のような感じでしょうか(僕も友人の応援に一度行ったことがあります)。

 

「それは面白そう」ということでチケットは即完売します(客席数がわからないのに完売ってどういう意味かはわかりませんがw)。アメリカでも「火事と喧嘩は江戸の華」なのでしょう。

 

ところが、大会の5日前になっても、大事なことがまだでした(汗)

 

それが、、、、、リングが無いのです。

 

リング、、、、

 

ボクシングリングです。

 

リングが無くて殴り合いをしたら、ただの喧嘩です。

 

ファイト・クラブの先取りになってしまいます。

(まあ、それはそれで面白いですが、しかし高校の主催でやれることではないかも)

 

*ブラピがかっこよすぎますねー。

 

リングがなくてボクシングはできません。

リングほどではないかもしれませんが、グローブもありません(ガチの殴り合いになってしまいます)。

 

その上、大事なレフリーも手配できていません。

 

いやーーーこれで絶望して、引きこもりになったり、冷静に理性的に考えて、大会のキャンセルと返金をしないルーが偉大です(Crazyです)。

 

そもそも、チケットを返金しようにも、チケット代から広告費を使っているので無理というのがルー・タイスの判断です。

 

そして、ルー・タイスは「いやーー困ったことになってね」ときっと楽しそうに話したのではないでしょうか、夜間の社会人クラスでこの話をしたそうです。

 

By Jonny Smeds (Jsmeds) - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0,

 

 

すると、従軍中にボクサーだったという生徒がいました。

「先生、私は軍隊にいたころ、ボクシングの選手だったんですよ」

 

運命が大きく転換する瞬間です。

 

「そうなんですか」とルー・タイス。

 

「それで、シアトルでボクシングクラブを経営している友人がいるんです」と生徒。

 

そうして、そのボクシングクラブを経営している友人を紹介してくれます。

 

まさに「弱い紐帯の強さ」ですねー。

 

その友人(ボクシングクラブ経営者)にすぐに電話すると、自分は役に立てないが、また別な友人を紹介すると言います。

 

そして、その生徒の友人の友人に電話すると、幸いにもリングを貸し出すと言われました。

 

そこでルー・タイスはダメ押しします「ただし、レフリーが見つからないかぎり、リングを持ってきていただいても意味がないのです」と。

 

すると、「わたしがレフリーを務めましょう」と言ってくれます。ありがたいことです!!

これでレフリーも確保です(それもリング代にレフリー代まで含ませて。交渉上手です)。

 

その上にダメ押しをします。「あの、実はリングとレフリーが手配できても、ボクシンググローブを手に入れられないと、試合ができません」と(爆)

 

すごすぎます。

 

ルー・タイスの真骨頂です。

 

さすがにその男性はあきれて「あなたは何をお持ちなんです?」と聞きます。

 

ルー・タイスは胸を張って答えたことでしょう。

「私が持っているものは、販売ずみのチケットとやる気十分の子どもたちです。」と

 

その上でまたダメ押しして、ヘッドギアと飲み物用のボトルとゴングまで追加注文します(きっとリング代に含ませたことでしょう)。

 

 

5日前に奇跡的に舞台が揃ったのです。

 

しかし、たしかに舞台を作る上で最重要なのはダンサー(役者、ボクサー)であり、観客です。それが揃っている以上は、胸を張って良いのでしょう。

そしてヴィジョンを描き続け、もがき続けば(そして押しの強さがあれば)夢は叶うのです。

 

リングやグローブやゴングはリソースにすぎないのです。

 

我々が人生でわずかなことしかできないのは、リソースがどこにあるか知っておこうとするからだと、ルー・タイスがドヤ顔で言ったとしても、むべなるかなです。

 

 

 

多くの人が、ビジョンやゴールを設定するときには必要なリソース(資源)がどこにあるかを知っておこうとします。それが、彼らが人生でわずかなことしかできない理由です。(p.46ルー・タイス『アファメーション』)

 

 

でもかなり怖いことです。

 

失礼な言い方ながら、しかしこれは所詮(しょせん)、高校の主催のボクシング大会です。

 

これがもしかしたら最初かもしれませんが、ルー・タイスにとっての最後ではありません。

 

ルーはもっともっと恐るべきスケールで、我々をの想像を絶する「崖っぷち」でヴィジョンをいだき続け、奇跡を起こし続けた人です(彼は「魔法は使わない」と言いますが「奇跡を起こす」とは言います。ここでの「魔法」とは外からの超常的な力という意味です。サインや予兆を待つなと言います。外からではなく、内なる力を信じて、解放せよ、と)

 

(引用終了)

 

ルー・タイスが、

 

多くの人が、ビジョンやゴールを設定するときには必要なリソース(資源)がどこにあるかを知っておこうとします。それが、彼らが人生でわずかなことしかできない理由です。(p.46ルー・タイス『アファメーション』)

 

 

とドヤる時に、彼はどこにリソースを確保するのでしょう。

 

というのが今回のテーマ。

 

それを別の異世界との重ね合わせに確保するのです。

 

それがこの世界で実現してもしなくてもそれはどうでも良いのです。

 

ビジョンが見えたら、それを追いかけるだけ。ただ、そのときには狂気が必要です。そしてその狂気に萎えないように慣れていくことが鍛錬です。

 

c.f.「どうやって魔術を獲得したら良いんだ?」「どうやって医者になったの?」〜スイートスポットに留まる 2022年01月20日

 

ドクター・ストレンジ: How do I get from here to there?

 

エンシェント・ワン: How did you become a doctor?

 

ドクター・ストレンジ: Study and practice---years of it.

 

 

それが分かったら、あとは練習、練習、練習です。それも人生を賭けての練習ですw。

 

そして、僕らが知るべきはエンシェント・ワンの言うように、僕らが知らない世界が広がっているということです。そこにアクセスします。観測することなく。

c.f.あなたが知っている世界。それは数ある世界のほんの一部にすぎないと言ったら?(ドクター・ストレンジ 2020年12月11日

 

 

というわけで、本日お楽しみに!!

 

 

本日、

 

2月16日(木)19時〜(まといのば講座2月②『量子コンピューターとしての脳〜超並列思考と真のコンピューター』)

 

です!!

 

 

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追加開催!

 

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2月23日(木・祝)17時〜(まといのば講座2月予備日)

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5月13日(土)19時〜(第4回)

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