SNSの検閲はたしかに問題だけど、主戦場は認知戦に切り替わっているので、自己防衛を! | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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Cognitive Warfare(認知戦)の前のパラダイムというか方法論が仮に情報統制、もしくは言論統制だとするならば、その差は明確です。

 

情報統制や言論統制というのは、平たく言えば検閲です。

認知戦は平たく言えばフェイク・ニュースです。

 

 

言論統制の定義はWikipediaによると、

言論統制(げんろんとうせい)とは、公権力が検閲制度などの手段を用いて、言論・表現を制限すること。規制の対象や方法は様々である。マスメディアが対象となることが多いが、集会、デモ行進、個人の会話まで規制されることもある。

 

だそうです。

 

公権力が検閲制度などを用いて、言論・表現を制限することという定義は分かりやすいと言えます。

 

いまやその公権力はメディア自体が担っています。メディアの中にはもちろんYoutubeやフェイスブックなどのSNSの運営主体も含まれます。今は単純に言葉を拾って、警告を出していますが、そのうちに意味内容を拾って、警告を出したり、修正したりしてくるでしょう。

その意味で人工知能はパノプティコンの役割をもちろん果たします。

(僕も数年前の記事に対して、今の戦争について書くなという警告が出たりして苦笑します)

 

 

 

情報統制のアキレス腱というか、情報統制をする人にとっての悪夢は、市民が事実を知ることです(真実をというべきかもしれません)。市民が事実を知れば、権力に対する信頼や委託がなくなるという悪夢です。

 

だからこそ、本当のことを言われては困ると権力者は考え、情報を根本から遮断しようとします。報道されなければ知ることもないからです。メディアを取り上げることから、その人の権威を失墜させたり、信頼を奪ったり、はたまた命を奪ったりしてきました。

 

 

でも、ここ最近は戦略を変えてきています。

 

情報統制からパラダイムシフトして、認知戦になっています。

 

認知戦とは平たく言えばフェイク・ニュースです。

フェイク・ニュースをばらまくことで、何が本当なのか分からなくなるという現象が起こります。

良く言えば、ニュースを鵜呑みにしなくなるのです。
人は基本的に性善説に立つものなので、聞いたことは全て真実だと前提しがちです。
とは言え、正常なCriticalThinking(批判的思考)が醸成されるというよりは、全てがフェイク・ニュースに見えてしまいます。

 

アルゴリズムで言えば、インプットとアウトプットがあります。

 

インプット → f(x) → アウトプット

 

 

というモデルで考えたときに、インプットが過剰になると、アルゴリズムは壊れます。

インプットが過剰になると、アウトプットは現状肯定的、権威的、周囲に同調的になります。

別な言い方をすればパニックです。

静かなパニックになり、現状肯定的な判断のみをして、権威に従い、周りに同調します。そして崖から落ちていくのです。

現代のパニックがかつてのパニックと違うのは、冷静にパニックになっていることです。言っていることやっていることはパニックなのに、本人は冷静に考えて判断しているかのように思えてしまいます。

これが認知戦の見事なデザインかと思います。

(当然の前提ですが、洗脳的手法はますます洗練されています)

 

 

 

これに対抗する1つの方法は情報を遮断することです(1つでしかありません。本質的には上に逃げることです。抽象度を上げることです)。

Addictionの域に達しているSNS中毒に対する方法はシンプルで、情報遮断です。
もしくは情報を絞って処理するのも有効です。

まずはパニックを脱して、それからアルゴリズムを正常化させます。

それでも喉が渇くという場合は、古典というスルメを噛み続けるのも良策です。

慣れ親しんだ古典でも、書籍でも何でも良いので、子供が同じ物語の読み聞かせを繰り返しせがむように、僕らの無意識も同じ物語を繰り返し、欲します。

意図的に洗脳的にデザインされた超加工食品のようなメディアからの情報(SNS含む)を浴びるように摂取し続けると、見えないパニックがより深くなっていきます。

 

 

 

入力する情報をシンプルにし、出力する情報もできるだけシンプルにして、ひたすらに情報空間を移動していきましょう。

 

我々の目的や意図は向こう側の世界にあるのであって、たしかに道草も楽しいですが、まずいものを口に放り込まれることはありません。たとえ無料であってもw

 

 

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