なんでみんなあいつらのことで騒いでるんだ?俺が歩道で死にかけても踏みつけて歩くくせに(Joker | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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対岸の火事を対岸の火事と知っていて、それでいて正義感ぶるのは精神をすり減らすと僕は思います。それが本気であるとなおさらです。まだポジショントークの方が良いのです。

遠くで起きている知らない喧嘩に偉そうに口を挟むのと似ています。

それぞれの人がそれぞれの状況で命を懸けているのであって、僕等はそれに対して何を発言しても良いけど、発言した以上は責任が生じることも忘れないようにしないといけません。

対岸で起きている火事ではなく、自分の家の火事をマネージメントすべきです。

 

Arthur Fleck: Ugh, why is everybody so upset about these guys? If it was me dying on the sidewalk you’d walk right over me! I pass you everyday and you don’t notice me!

(なんでみんなあいつらのことで騒いでるんだ?

俺が歩道で死にかけても踏みつけて歩くくせに。

俺は毎日あんたたちとすれ違ってる。

でも誰も俺に気づかない。)

 

世界は繋がっていますし、対岸の火事が燃え広がってくることは十分にあると思います。

いや実際に世界はあまりに狭く、そして影響し合っています。でもそれとこれは別です。

自分を安全地帯に置いたまま、操作された情報と自分の気分だけを頼りに不公平にきゅうりをもらった猿のように怒りを吐き出すのは、自分を消耗させると思います。平たく言えば、上手に愚かになってしまいます。愚かさの滑り台をまたたく間に滑り落ちてしまいます。

いつでも僕等の周りに口を開けている愚かさの地雷を踏まないように、慎重に生きる必要があります(地雷を上手に踏む僕としては、自戒を込めて)。

c.f.つまり、われわれはここで、愚者と賢者の間に永遠に存在している相違そのものにつきあたるのである。 2020年07月24日

 

賢者は、自分がつねに愚者になり果てる寸前であることを肝に銘じている。だからこそ、すぐそこまでやって来ている愚劣さから逃れようと努力を続けるのである、そしてその努力にこそ英知があるのである。

 

 

 

で、ここで、漂白された言語を習得しようと奮闘している僕としては、小林秀雄の「ロンドンオリンピック」の文章と、村上龍さんの「ヒュウガ・ウィルス」の一節を引き、そして10年前の記事のリンクを張って、文脈(コンテキスト)を提示しようとがんばったりします。

c.f.「走れ、走れ! 僕の行けなかった道を」の傲慢 2012年08月21日

 

 

*「五分後の世界」から是非先に読んでください!

 

でも、そういうことが本当に必要なのだろうかと、旧世代(アンシャン・レジーム)に属する僕はふと思ってしまうのです。もし情報が欲しいのであれば、自分から積極的に取りに行けば良いとかマッチョなことを思ってしまうのです。でも、そういうことを考えたりするだけでも、社会からミュートされてしまうのではという恐怖はあります。我々を駆り立てるのはいつも快楽か恐怖です。

 

フェロモン革命においては、不特定多数へのラポールから、コントロールされた特定少数へのラポール(もしくはハイパーラポール)への切り替えが大きなテーマです。

多くの人に愛されたい・好かれたいというのは、もしかしたら資本主義というMoreの暴君からの洗脳だったのかもと思っています。現実的には、数を求めれば虚しくなり、多くの人から好かれたいと思い、願いが叶うと、現実にはストーカーが増え、プライバシーもプライベートも漂白されます(失われていきます)。

 

人間が数に抽象化されると、自分自身も数に抽象化されます。人を家具と思う人間もまた家具なのです。人を見下すものは、自分のことも自分が見下しているのです。

最近、メンバーのお一人が「自分を自分からネグレクトするのをやめる」とおっしゃっていたのが心に響きました。重要なことと思います。「自分を自分で褒めてあげる」とか、「自分の中の幼い子供(インナーチャイルド)を抱きしめてあげる」などの肯定的な表現で語れないところに、闇の深さと、そこから逃れようという強い意志を感じました。

 

フェロモン気功というか、今回のフェロモン革命のポイントは、人間性の回復です。

自分らしさを取り戻すのが「"普通”革命セミナー」のポイントだったとしたら、フェロモン革命は人間性の回復なのです。

従来版の封印してしまったフェロモン講座は、PickUpのすゝめと誤解されるような内容であったので(いや、健全な意味でのBoy meets girlな声がけは良いと今も思っています)、社会の漂白化に合わせてフェードアウトすることにしました。

その封印を解いて、今回、リバイバルすることにしたのは、1つには女性向けのモテを皮切りにして、漂白化社会におけるラポールの作り方をテクニカルに伝えたいと思ったからです。

そしてそれはラポールを超えて、人間性の回復につながります。

 

そんなセミナーをしますので、是非お楽しみに!!!

 

 

 

【まといのば講座『フェロモン革命 〜漂白社会における人間関係の作法〜』】
【日時】 3月25日(金)19:00~22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!

*ライブ(Zoom)受講も、ヴァーチャル(ビデオ)受講も可能です!!