僕が以前つとめていた職場では、3階が和室で、そこに宿泊できるようにもなっていました。
ボスがその華やかな和室を創った時に、泊めたいと願っていたのは高名なフランス人だったのですが、おそらくはほとんど泊まってもらうこともないままに終わったように記憶しています(その高名なフランス人は僕の人生にとっても大きな意味をもった人でした)。
かわりに仕事が遅くなったときに、僕がそこに泊まらせてもらっていました(それ以外のときはセミナーなどでも話したように、漫画喫茶かカプセルホテルに泊まっていました)。
その和室には小さな庭があり(三階なので空中庭園のように)、年末に大掃除などをしたのも良い思い出です。
そう言えばこの時期には大規模な新年会が毎年催されていました。
2階からの階段を上がって、和室の入り口に武者小路実篤の絵が飾られていました。
そこに書かれていたのが、
龍となれ、雲自ずと来る
でした。
*画像はイメージです。
みにくいアヒルの子が白鳥となるように、出来損ないの蛇のようなものが龍となれば、蜘蛛が、いや雲が自然と集まってくるという意味なのでしょうか。
「龍となれ」と言っている以上は、龍ではないものが龍になるのでしょう。
「艱難辛苦(かんなんしんく)汝(なんじ)を玉(ぎょく)にす」的に、何かがあなたを龍にするのだと思います。
「まといのば」のメンバーに常々思うのは、圧倒的な力を持てば、勝手に状況は変わるということです。自分がうまくいかないのは、自分の能力不足だと考えるとスッキリします(もちろん自戒を込めて)。
c.f.プロのヒーラーとして独立するための7つのステップ 〜ゆでガエルからの卒業、創造的回避を破壊せよ〜 2018年08月22日
「雲」を集めるための営業方法やトーク術や広告宣伝戦略などは無駄とは言いませんが、僕らのスタイルにはそぐわない気がします。なぜなら長期的関係が前提となるので、メッキは剥がれ、付け焼き刃は役に立たないからです。騙し的な焼畑農業は短期的にはうまくいっても、長期的にはうまくいきません。
そもそもヒーラーという特質上、マンツーマンで長期に渡って関係を持つのですから、毎月新規顧客が必要なわけでもありません。
圧倒的な力を持つ龍となりましょう!
そうすれば自然と雲も素敵なクライアントさんもチャンスも運も経済的な自由も集まってきます!!