♬そして私たちは憎しみ合っている(Bad Blood) バンドエイドじゃ弾痕は消せない♬ | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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Bad Blood(憎しみ、恨み)と言えば、テイラー・スウィフトを思い出す人は幸いです!

 

いまBad Bloodと言えば、シリコンバレー最大の捏造事件と言われたセラノス事件の全貌の著書名です。

非常に示唆に富む内容です。今月のまといのば講座でひっそりと話題にしたいと思っています。

 

 

 

とは言え、テイラー・スウィフトも最高です!

テイラー・スウィフトのBad Bloodは良いですね。

 

 

ケイティ・ペリーとの確執を歌ったとも言われますが、耳に残る名曲です。

ビデオもかっこいいです。

(グラミー賞の最優秀ミュージックビデオ受賞)

 

And, baby, now we got bad blood
そして今や私たちは憎しみ合っている
Band-aids don’t fix bullet holes
バンドエイドじゃ弾痕は消せないわ
You say sorry just for show
あなたの言う「ごめんね」はただのみせかけ
You live like that, you live with ghosts
あなたはそうやって生きるのね、幽霊と一緒に暮らすの

 

 

とは言え、テイラー・スウィフトではなく、シリコンバレー最大の捏造スキャンダルとも言われるセラノス事件の内幕を描いたのがBad Bloodです。

 

指先から取るわずかな血液であらゆる病気を調べられるという触れ込みで始まったバイオベンチャーのドタバタを丁寧におったドキュメンタリーです。

それゆえBad Bloodとはうまいタイトルです。

 

 

 

 

*マフィアもののNetflix作品も「Bad Blood」と言います。

 

 

とは言え、臨場感を手にしたければ、じっくりと読むことをおすすめしますが、結論だけ簡単に知りたい人はWikipediaを読むか、Amazonの紹介で十分です。

 

本書では、それがきわめて具体的に展開されていきます。

ただ神は細部に宿るので、可能であれば、じっくりと読むことを薦めます。

 

以下はAmazonからの引用!↓

(引用開始)

◆「ショッキングな結末を迎えるサスペンス。ページをめくる手がとまらない。――セラノス事件の内幕は、信じられないほど、ひどい」ビル・ゲイツ◆
「エンロン」以降、最大の企業不正が行われた血液検査ベンチャー「セラノス」事件。ジョージ・シュルツ、ヘンリー・キッシンジャーなど百戦錬磨の大物たちはなぜ若きCEO、エリザベス・ホームズに騙されたのか!? 「指先からとる1滴の血液で、あらゆる病気を調べることができる!」革新的な血液検査の技術を発明したとして、アメリカのメディアから『第二のスティーブ・ジョブズ』ともてはやされたエリザベス・ホームズ。だが、彼女が率いたバイオベンチャー「セラノス」の内幕は、過剰な野心、傲慢さ、虚言、パワハラが渦巻いていた。現代社会の様々な側面が凝縮したシリコンバレー発巨大詐欺事件の全容を、敏腕記者が地道な取材で証言を積み重ねながら、暴いていく。
(引用終了)

 

いろいろと思うところはありますが、本当に恐ろしいですし、システムが一度(ひとたび)動き出すと、それを止めることが難しいのはよく分かります。

 

いずれ間違いや嘘や詐欺は白日の下に晒される、、、と思いたいですが、このウォール・ストリート・ジャーナルの敏腕記者がいなければ、この詐欺サービスは全世界に展開されていたのではないかと思います(すでにサービスは展開しており、被害者は少なくありませんでした)。

見えないところで不具合が圧殺されながら、既成事実化されそうです。

 

 

 

似たような読後感で言えば、SNS(というかフェイスブック)を用いた大衆操作術の暴露ものを思い出します。ケンブリッジ・アナリティカでピンと来る方も多いでしょう。

 

c.f.昔ながらの広告はブランドを構築し、社会的証明を与えるが、行動を変えることはできない 2020年06月07日

 

ここらへんのリアルな手触りはとても重要かと思います。

(もちろんそれは疑似体験にすぎず、それは文字からもたらされる体験なのですが、フィクションではないドキュメンタリーの価値というのは大きいと思います)

 

多くの人が(というかこの世界が)「文字」を重視しますし、そこに臨場感を持っていかれますが(マンボウと言う新しい造語によって私権の制限が再び上塗りされていきます)、重要なのはそのゲームで勝ち残ることではなく、リアルな手触りを持つことです。

生き残るにはゲームに長けることではなく、リアルな足場を持つことです。

 

リアルな手触りということで言えば、僕が好きなYoutuberさんの話があります。

「死体は山には埋められない」という話です。

セミナーで良くする話しですね。

これがリアルな臨場感の手触りということです。

 

僕らは死体が出たら、山に埋めれば良いと考えがちですが、それほど簡単な話しではないという話です。

 

 

「ちょっと考えてみてもらえば分かる」と懲役太郎さんは言いますが、この「ちょっと考える」が難しいのです。経験していなければ分からないことはたくさんあります。

 

そして経験できることはあまりに少ないので、我々は「文字」の仮想現実のゲームから逃れて、早くリアルな鵺(ぬえ)たちと戯れましょう!

 

このBad Bloodがらみで4月に「まといのば」講座を開催します。

ただ、これはリスキーだと思っているので、ふわっとテーマをぼやかして、告知をする予定です。

ですので、予定していたシン・手帳講座は早めに開催します!

(明日募集開始です)