プラトンが描く洞窟ではなく、実は阿片窟に囚われていると考えれば、小麦も乳製品もやめられるかも | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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*アメブロのメンテナンスのために更新が遅くなりました。申し訳ありません。

テクニカルな話をいくつか。

(テクニカルな話というのは、専門的な話ということです。平たく言えば内輪向けの話ですね)

 

まず、テストステロンに関する気功技術を廃盤にします。

基本的には、気功技術を廃盤にすることはないのですが、この技術は廃盤にします。

すでに伝授した人から失われることはありませんが、今後は配らないという意味です。

これは、かなり面白い技術で、良い技術だったのですが、それほど注目を浴びずに引退ということになりました。

というか、別な技術への転生が決まったという感じなので、悪いことではありません(たぶん)。

 

 

次です。

 

僕のクライアントさんの話です。

長年、定期的に施術しているのですが、その症状が今回、一気に改善しました。

完全な解決にはまだまだ程遠いですが、希望の光が見えてきました。

 

神経痛と筋肉の拘縮が激しい方で、鬱も同時に発症していて、かなり厳しい状態だったのですが、一ヶ月足らずでかなり改善しました。

 

 

その秘密は、、、、

 

新しい整体の方法を導入したから、、、、、、ではなくwww

 

 

 

ご本人が唐突にレクチンフリーに目覚めたのです。

(レクチンフリーって何?という人は、「アディトレ」などでブログ内検索してみてください。もしくはガンドリー博士の著作を読んでください)

 

これまでも「穀物は避けましょう」とか、「小麦をやめましょう」とか、「糖質制限で」、、、みたいな話は、クライアントさんにしてきたのですが、「お米好きなんです」「パンはやめられなくて」「食べるものがなくなるじゃないですか」というような感じでうやむやになってきました。

 

 

ですが、家族のことで、どうしても解決しなくてはいけない事態に追い込まれて、小麦からやめてみたら、かなり結果が出たようです。

そこからガンドリー博士のレクチンフリーにハマり、やればやるほど結果が出て、、、どんどんハマったみたいです。良いことです。

 

*中殿筋

 

ちなみにお子さんがいるお母さんなどであれば、子供がやたらに牛乳を飲みたがったり、パンをやたらに食べたかったり、お菓子やジュースなどの糖類はもちろんですが、中毒症状になっていることにうすうす気付いていると思います。

 

また、もちろんご自身もパンがなかなかやめられなくて、「これ、麻薬でも入っているのでは?」と思った人も多いでしょう。

もちろん、パンには誰も麻薬を入れたりはしませんが(それこそ都市伝説レベルですね)、しかしその体感は正しいのです(後述しますが、現在の小麦はペプチドに分解された時点でモルヒネ様物質として、中毒性を発揮します)。

 

そもそも小麦自体は猛烈に血糖値を上げます。甘いものだけが血糖値を上げるわけではありません。

(タピオカなども普通に考えれば劇薬みたいなものですw)

上がった血糖値を下げるために、インスリンが大量に出て、大量のインスリンのおかげで機能性低血糖になり、また血糖値を上げるものが食べたくなります。

 

典型的な中毒パターンです。

 

小麦を摂取 → 血糖値が短時間で急激に上がる → インスリンを大量に分泌して、血糖値を下げようとする → 血糖値が急激に下がる → 低血糖症状が出てくる → また甘いものを食べたくなる →(繰り返し)

 

そしてゆるやかに(いや比較的に短時間で)インスリン抵抗性が生じます。

インスリン抵抗性が増せば増すほど中毒の甘い罠に囚われていきます。

 

タバコなどもそうですが、ニコチンで血流が回復しますが、それは本来の状態に戻るだけで、いつもはタバコのせいで血流が阻害されているのです。ですので、血管が縮小していて、うまく老廃物が運ばれず、酸素や栄養も送られないので、肌に症状が出ます(肌に出ない人もいます。だからと言って、発がん性物質を大量に肺に入れて、肺胞から血流に流し込んでいることは否定できません)。

 

タバコで血流が回復するのですが、タバコによって血流が悪化されているのが一時的に本来の状態に回復するだけです。まさにマッチポンプです。

 

パンも血糖値に関してだけでも同じカラクリです。食べた直後は血糖値が上がるものの、そのことで(インスリンが出て)低血糖になり、また食べたくなって、食べて血糖値が上がって恍惚(こうこつ)となります。

 

 

とは言え、小麦の問題は血糖値だけではありません。グルコーススパイクだけではないのです。

 

有名すぎるグルテンというタンパク質は分解されてモルヒネ様物質として、我々に中毒をもたらします。

ですので、「パンはやめられない」という悲鳴になります!

やめられないのは中毒だからです。悪しきアディクション(中毒)なのです。

(小麦というと健康そうなイメージがありますが、我々が摂っている小麦はグリーン革命のときに作られた矮小小麦です)

 

でも落ち着いて考えて欲しいのですが、それは理性的な叫びではなく、身体の禁断症状です。

もちろん、小麦製品はパンだけではありません。ありとあらゆるところに入り込んでいます(市販のお醤油にも)

 

(解剖直観ではないですが、、、ちなみに、我々は加工食品の中身を化学的に透視することができます(^o^)

 

そう、成分表示です。

 

それも、多い順に記載するルールがあるので、我々は商品の裏面を読むだけで、解剖直観のように化学的な成分を透かしてみることができます。化学の知識があれば、より明確に見えます)

 

 

そして小麦の問題はそれだけではありません。グルテンもその一つですが、レクチンの問題があり、そしてカビ毒の問題があります。カビ毒とは、カビが毒という意味ではなく(カビは毒ですが)、カビの代謝物の毒のことです。これは火を通そうが残留します。

(穀物を食べた動物の筋肉や脂肪にも残留します)

 

食事制限や運動によってもなかなか落ちないお腹や背中の肉の課題はこのカビ毒という考え方もあります。

(それを落とす方法に関しては、いくつかのアイデアがあります)。

 

 

グルテンフリーやカゼインフリーにせよ、レクチンフリー(シュガーフリー)にしても、理論的な反論というよりも感情的な反発が多いのは、それが中毒だからです。それも隠された中毒です。

 

健康に良いと喧伝(けんでん)されているドラッグ(全粒粉パンなど)もあります。

(僕自身はコーヒーもそれに含まれると思います。中毒性がありますし、コーヒーもまたカビ毒汚染の問題から逃れられませんし、カフェインに対する耐性はどんどん強くなり、効かなくなります)。

 

という話はこれまでも、たくさん書いてきていますし、アディトレというシリーズのテーマでもありますので、半年前くらいに集中的に書いた記事を参照してください。

その前であれば、ケトン体質や糖質制限も同様ですね。

美肌クリームやその前の美女ボディなどと通じる話です(いまと見解が異なる点も多々ありますがw)。

 

 

ポイントは、我々の脳と身体はハッキングされているということです。

それは資本主義の餌食になっているということでも、もちろんありますし、善意によって絶望への道が敷き詰められているということもあります。ただし、重要なのは、生化学的に、そして遺伝子的に、免疫学的に、我々の脳と身体はハッキングされているということです。

 

脂肪やコレストロールにまつわる痛恨の歴史的ミスというのは、世界的な悲劇を生み、いまだにかなり深刻です。

1万年前の農業革命もまた痛恨のミスかもしれません。

 

我々はいまだに脂肪や油脂を食べると、それが脂肪になると信じていますが、「それでも地球は回っている」のです。

脂質が中性脂肪になるわけではありません。

 

 

知識を整理していけば、この業界の混乱が見えてきますし、恐るべき資本主義の悪魔性も見えてきます(ただ、そこは今回のアドレナル・ファティーグのテーマではありません。そこに憤ったところで、ダヴィデとゴリアテにはなりません。単にドン・キホーテのような蛮勇で終わります)。

 

僕らは憤ったり、システムの狂気に絶望するのではなく、システムにハッキングして、自分だけ助かろうとすることです。

大事なことなので、繰り返し言いますが、まずは自分だけ助かろうとすることです。

 

 

 

飛行機に乗ると、安全上の注意が流れます。

酸素が薄くなり、酸素マスクが降りてきたときは、まず自分の酸素マスクをつけてから、子供の酸素マスクをつけるように言われます。

これは確率論的に合理的な行動です。

 

親の愛情としては、まず自分の子供に酸素を吸わせたいと思うでしょうが、同じ試行を繰り返したときに、両方が生存する確率はまず親が自分の酸素マスクを確保することなのでしょう。

 

これは、脳のハッキングについても言えます。

 

洗脳から徐々に解けていくと、この世界はすべてが狂っていると思えるでしょう(実際に狂っています)。

でも、狂っていることが異常だと思うのが、異常です(笑)

異常ではなく、それが通常運転なのです。通常運転だから「正常」というわけではありませんが、まずは現実を受け止めることは大切です。

 

それを嘆いて、プラトンのように「哲人政治を!!」みたいな厨二病(ちゅうにびょう)にならないように我々はしましょう。

 

ポイントは社会が狂っていることを前提として、まず自分だけが助かろうとすることです。

大事なことなので、3度言いましたw

 

「家族と一緒に変わりたい」という感動的なことをおっしゃる方がいますが(素晴らしいことですが)、確率論的には家族が最大の抵抗勢力になります(いや、一番の抵抗勢力は自分自身ですが)。

 

ですので、自分だけ抜けることです。自分だけ助かることです。

 

 

身体と脳を再ハッキングして、圧倒的な果実を手にすることです。

圧倒的な成果を達成することです。その成果がどれほどのものかは、言葉にはできないほどです。

 

その視点から世界を再度眺めてみると、すべてはシンプルに見えてきます。

(実際は抽象度が上がって、これまでの世界を見ているので、秩序立ってシンプルに見えているだけですが)。

 

まずは自分だけ脱出しましょう。自分だけ酸素マスクを確保しましょう。

明晰な頭で周りを助けましょう。

自分も酸欠で頭も動かず、身体もしびれてきている中で、周りを全員助けようというのは、傲慢というか、無謀です。むしろ邪魔になります。

 

 

面白いもので、肥満にはマタイ効果が働くように(肥満の坂を転げ落ちるようにして、太り続けます。それ以上、太れないところまで来ると今度は質が変わります。病気を次々と併発していきます。そうやって坂を転げ落ちながら加速していくのです)、健康にもマタイ効果が働きます。

 

ちなみに、肥満が怠惰などという人はもういないでしょうが、実際にこれは自己免疫疾患であり、そして中毒であり、身体のシステムの暴走です。猛烈な意志力を使って、坂を転げ落ちるのを阻止するのがやっとで、坂を登ることなどはできないのです(奇跡が起きない限り)。

 

 

肥満から病気の坂へ加速度的に下っている人には想像もつかないでしょうが、山を登りきると、健康の坂を下りながら、加速度的に健康になることができます(ちなみに全くの健康体に見える人々や指導者たちも、実際は絶望的な疾患や痛みをたくさん抱えています。人は見た目では分からないのです)。

 

 

ですので、一人だけ勝ち逃げしようとう小乗精神がとても大事になってきます。

自分だけ助かれば良いのです。

というか、助かった人しか、他の人を助けられません。

酸素マスクをつけてから、我が子の酸素マスクを準備してあげましょう。

 

というわけで、話が脱線しまくっていますが、どんなに施術の腕が良くても、平たく言えば「医食同源」にはかなわないということです。人は食べたものができています。

肉体だけではなく、性格や人格、行動、体力、考え方などもすべて食べ物(化学物質)とその化学反応でできているのです。

 

このパターンってどこかで見たことがあると思います。

そう。

筋トレも同じです。

結局、食事がほぼ全てです。

 

 

人生のハッキングにおいても、食事は重要です。何を口にするかは重要です。いや、何を口にしないか、かもしれませんが。

 

というわけで、是非アディトレマスターになりましょう!

(受講生は動画教材を見直しておいてください)

(ヴァーチャル受講はまだ募集中です!)

 

ちょっとだけ、グルテンフリー、カゼインフリーをやって、ほんのわずかレクチンフリーを心がけただけで、精神も肉体も変わります。鬱が改善し、筋肉が柔らかくなり、脂肪が燃えるのです。

これが再ハッキングです。

 

楽しんで、人体実験をするようにして、ちょっとずつ変更を加えていくことです。

一気にやろうとするから増悪するので。

そして、試しながら、成功の果実を味わうことです。

 

人体は壮大な化学反応の集積ですので、一筋縄ではいきません。

この人にあうのが別な人には合わないといことがあります。

(たとえば、万人に良さそうな、プロバイオティクスもSIBOの人にとっては、症状を増悪させます。むしろ抗生剤で叩いてからの方が良い可能性もあります)。

 

繰り返しますが、自分だけ助かれば良いと考えて、人体実験をするようにして、ちょっとずつ変更を加えていくことです。

一気にやろうとするから、うまくいきません。

試しながら、成功の果実を味わい、謎解きをしながら、知識を蓄えていくことです!

 

今月のアドレナル・ファティーグセミナーお楽しみに!!!

 

 

【まといのば講座『副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)から観る未来の医療 〜身体を再ハックしよう!〜」】
【日時】 12月26日(木)19:00~22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール受講生、メンター生(修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!(ヴァーチャル受講も可能です!!)

 

 

 

と、その前に気功整体師養成スクール(Boot Camp)ですね!

 

 

【Boot Camp第1弾!!気功整体師養成スクール 〜名人達人への道〜】
【日時】 12月21日()15:00~20:00 

    12月22日()13:00~18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生(もしくはそれに準ずる方、他で「まといのば」の主宰のセミナーを受けている方もOKです)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。