マッサージ店での勤務をされる「まといのば」のヒーラーが増えてきました。
手に技術を持つということはとても大事です。
実際に対面で触れて治せると、ヒーラーとしてはかなり安定感が出てきます。
長期的に成功しやすくなるのです。
ヒーリングの世界も不思議なビギナーズラックというのはあります。そして、それが数ヶ月、数年と続きます。
そしてそのラッキーを幸運ではなく、実力と過信してしまい、その過信が臨場感となって、うまく機能する時期も数年続きます。
過信しているくらいが最初のうちは良いのです。過信が慢心になり、傲慢になったらアウトですが。
過信していても、そのうちその鼻っ柱を折るような事態に次々と出会います。
(これは繰り返しになりますし、実際にメンター生の多くが実際に感じていることでしょうが、親しい人の死に見舞われ、自分が救えなかったことの絶望感に嗚咽する時期が来ます。
また、家族や親友や共同体との突然の別れも経験します。死別だけではなく、離婚や絶縁、村八分ですね)
絶望しても、悲観しても、落ち込んでも、陽はまた昇るのです。
そのときに、自分の意志とは無関係にヒーラーとして、ぱっと手が動くのは有り難いものです。
心は停止していても、実際にヒーラーとして社会に機能を果たせれば、社会復帰が可能です。
逆に遠隔ヒーリングのみにヒーラーはなかなか辛いのではないかと推察します。
「まといのば」の系列のヒーラーはたくさんいますし、その弟子や孫弟子もたくさんいます。会ったことがある人もない人もいます。
「まといのば」としては等身大の情報発信をするようにと言っているつもりなのですが、、、、失礼ながら誇大妄想狂なのではと思える情報発信が多く見受けられます。
まあ、そういうビジネススタイルもあるのかもしれませんが、、、、
(繰り返しますが、「まといのば」としては等身大か、もしくは実物より控え目なところで情報発信する方が、どう考えても長期的にはメリットがあると思っていますし、それを薦めています)
で、その誇大妄想狂的なビジネスモデルはとても消耗します。
いつもドーピングをし続けなければいけないので、疲れます。
そして、お客さんもどんどん耐性がつくので、ますます過激化していきます。
(ですので、多くの誇大妄想狂的ビジネスモデルは情報弱者をターゲットにします。僕は大学を始めとする教育業界とリクルート社のビジネスモデルが似て見えます。いつも新規の成熟しないお客さんをターゲットにしているからです)
で、この誇大妄想狂的なビジネスモデルを採用していると、数年で燃え尽きます。
せっかく自分のコミュニティーが育ってきたところで、戦線離脱する人が多くいます。
コミュニティーなんて砂上の楼閣です。
一瞬で消えてしまうものです。
ですから、絶えずコミュニティーのゴールを更新し続けることでしか、維持できないのです。
(コミュニティーのゴールの更新はシンプルです。
コミュニティーのメンバーに何が欲しいかを聞けば良いですし、あとは自分が盛り上がっているものを紹介していけば良いだけです)
燃え尽きそうになったときに、手に職ならぬ、手に技を持っていると強いのです。
対面で自動的にヒーリングをしながら、系を移動できます。燃え尽きそうな系から、ゴールに向かって再び歩き出す系へ移動できるのです。
実際に目の前の人を具体的に癒やすことができて、自分でもフィードバックが取れて、クライアントさんも喜んでくれて、ついでに対価まで頂けたら、その手触りある現実によって、自分自身が変わることができます。
ですので、手に技を持ちましょう!
ヒーラー希望の素人さんがプロのヒーラーを本気で目指したいと思うのであれば、マッサージ店での勤務は非常に良いソリューションだと思います。
かつてはヒーラー希望の素人が、ブログを書いて、無償遠隔ヒーリングの募集をしていれば、見込み客リストを手にすることができました。
通常は相当な対価を払わないと得られないような体験を無償でできれば、多くの人はその人のコミュニティーに流れ込むものです。
でもこの方法はほぼ飽和しました(市場を変えてトライすれば、まだまだもちろん有効だと思います。たとえば、一般にやりがちなスピ業界ではなく、もっとニッチなところを目指せば有効だとは思います)。
ですので、遠隔専門でブログで集客モデルのみというスタイルからは早々に離れて、マッサージ店で経験値を積むモデルがいまは有効です。
もちろん情報発信は大事です。
その情報発信も、非常に具体的な施術の工夫や気付きなどを、情報提供風に味付けして書いていけば、相当に信頼スコアを高められるように思います。
(味付けは大事です。自分のメモ用に書く人もいますが、それはメモ用であるならOKですが、ビジネス用のブログではNGです。本当はメモが主眼であっても、きちんとクライアントの利益のための情報提供風に味付けすることです)
ちなみにこのマッサージ店モデルも永続するとは思いません。
(いまは永続するように感じますが、そんな方法はありえません)
ですので、今のうちに勝ち馬に乗るのは大事なことです。
そんなメンター生のメンバーの1人から有り難いフィードバックをいただきました!
今月は4日24時がオンラインメンター伝授でした!
そして、この方はマッサージ店で勤務されています!四文字の伏せ字はマッサージ店の名称です!
この方は研修を受けて、現場に出てから、指が痛くて仕方ないということで、メンターのオンラインセッション(LINE通話)を経て、対面セッションで具体的に気功整体の手法をお伝えしました!
彼が「結構衝撃的」と言う方法を是非、堪能してください!!
(引用開始)
伝授ありがとうございます!伝授の日は一日(始まる前から)ずっと眠いですね。不思議です。
ちなみに今日は〇〇〇〇でした。また〇〇に戻り1ヶ月半ぶりに〇〇〇〇復帰して、先ほど連続4人やってきました。対面セッションで教えてもらったこと、効果は抜群でした!!!結構衝撃的です。
研修で教わったフォームや順序は一切無視し、ただ上から筋肉をはがすように、ずらすようにするだけで全員爆睡でした。またほとんど指の痛みはなく、さほど力も入れていないのにお客さんからはちょうどいい力加減とのこと!今まで必死に言われるがまま強押ししていたのに、こんな楽でいいのかと驚きました…
何より解剖学の知識が実践と結びつくのが嬉しいですね!まだまだ精度をあげられそうで楽しみです。
あと、妻にもマッサージをやってみたところ、毎日お願いされるようになって夫婦仲もたいへん良くなりましたw
(引用終了)
家族の理解を得られるのはありがたいことですね。
多くのヒーラーは家族が最大の敵になります。
よく言うのですが、家族を説得しようなどとするのは無駄です。もちろん、気功で書き換えようというのは倫理的にも現実的にもアウトです。
唯一の方法があるとしたら、あなたが経済的に成功することです(お金は多くのことを癒やします。気功は認めなくても、稼いでいることは認めざるを得ないので)、、、、、というのがセオリーなのですが、この方は奥様にも結果を出しています。すごいことです!!
セルフヒーリング、家族ヒーリング、友人へのヒーリングは三大難しいヒーリングです。
その最難関をクリアされているのは、お見事です。
メンター生たちや他の受講生たちが続々とマッサージ店で働いているのですが、彼らが口を揃えて言う最大の問題が、「指が痛い」問題です。
これについては本質的な解決は今月のまといのば講座で公開しますが、それ以前の解決はこれまでも提示してきました。
彼が書いているように、
研修で教わったフォームや順序は一切無視し、ただ上から筋肉をはがすように、ずらすようにする
ということです。
これはきわめて大事です!
この一行だけを、プリントアウトして手帳に挟んでおくと良いかもしれませんw
それくらい重要なエッセンスです。
第一に、研修で教わったフォームや順序は一切無視すること。
第二に、ただ上から筋肉をはがすように、ずらすようにすること。
です!
触り方の手の形などを研修でいろいろ教わりすぎて、混乱しているメンバーも多くいます。
触り方の手の形はシンプルです。
自分にマッサージをするように、人様に対してもすることです。
手の動きというのは、きわめて高度に複雑です。我々は赤ん坊のころから手を操作してきています。その動きはかなり洗練されています。
それなのに、人様に対してマッサージをしようと思った瞬間に、ゼロから手の形を研修で素人から教わろうとしてしまいます。
盲が盲を導く瞬間です。
一切、無視しましょう。
それよりも、自分が自分の身体を無意識でマッサージしている様子を丁寧に観察しましょう。そしてその感覚をそのまま他人のマッサージにも応用することです。
実際には触れ方にはいろいろ重要なポイントがあるのですが(気功整体師養成スクール・アディトレ編でもそこらへんはやりますが)、まずは自分に触るように、人に触ると考えると間違いがありません。
そしてポイントは押すのではなく、ずらすことです。
大事なことなので、繰り返します。
押すのではなく、ズラすのです。
気功技術のゴムゴム(皮膚運動学)などをずっとやっていると、皮下組織(浅筋膜)と深筋膜の境がしっかりとわかるようになります。
そしたら、皮膚をずらし、浅筋膜をずらし、深筋膜を刺激しながら、筋肉同士の癒着を剥がしていきます。
これを段階的にやります。
一気にやってはいけません。
特に冒頭の皮膚ずらしは相当に重要です!!(という内容を先日の「まといのば講座」でやりましたね!)
多くの人が、がっついてまず筋肉のコリをほぐそうとしてしまいます。
我々は筋肉だけの存在ではありません。筋肉というか、興味があるのは筋繊維だけという人が多すぎます。もっと肉体は多様な世界です。そして、他の些細に見える部分を丁寧にケアすると、筋繊維が勝手にズルっとゆるんでくれたりもします。
大きな筋肉を手や指の小さな筋肉で押してつぶそうとしているから、無茶なのです。
押して駄目なら引いてみよ
です。
間違った力比べをするのではなく、北風ではなく太陽になりましょう。
旅人のコートならぬ、硬い筋膜を脱がせるのです。
マッサージを筋肉と筋肉の物理的なぶつかり合いだと思っているからアウトなのです。
筋肉と筋肉のぶつかり合いに見えるラグビーですら、脳と脳のぶつかり合いです。
マッサージはもっともっと洗練されて、もっと精密な芸術であるべきです。
クライアントの脳に対して、皮膚を通して語りかけ、クライアントの脳を導くのが僕らの仕事です。そして導けたか否かは手の感触を通して、すぐにフィードバックが返ってきます。
感触だけではなく、視覚情報としても。
ですので、マッサージというのは、まさに気功そのものであり、内部表現書き換えそのものなのです(そう思っていない、肉弾戦の人が多すぎです)。
その世界では、フィードバックをくださったメンバーが書いてくれたように、知識がそのまま力になる世界です。
何より解剖学の知識が実践と結びつくのが嬉しいですね!
まだまだ精度をあげられそうで楽しみです。
学べば学ぶほど、ヒーリングが上手になり、ヒーリングが上手になると、ますます学びたくなるという良い循環に入れます。
実際にちょこっと勉強するだけで、格段にヒーリングの腕が上がります(僕ら素人は伸びしろだけは誰よりもあるのです。希望しかありませんw)
「学びて富み、富みて学び」とは福沢諭吉は言っていませんが(笑)、この良い循環にアディクションできるのです。
【動画紹介】
また紹介しますが、面白いです!!!!!
非常に重要なことを語っているな〜と思います。
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山里亮太さんの著作を読んで、観ると、山里亮太さんの凄みをますます感じます。
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