冬の寒い日にうっかりと窓を閉め忘れたら、しっかりと凍死するかも。「結界の決壊」という呪いの構造。 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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呪いとは何ですか?

 

と聞かれたら、「雑に張られた結界ですよ」と答えることにしています(いや、表現はちょっと違いますが)。

 

 

僕らは「呪いの技法」などと言うとおどろおどろしいものを想像したり、丑三つ時の藁人形を思い出したりします。

 

そういうものは一種の何というかファッションというか、エンターテイメントでしかありません。

 

しかし、気功の世界に少しだけ関わると、「呪い」や「サイキックアタック」に類する現象が存在することに気づきます。

 

ここでいろいろと恐ろしい体験談を開陳しながら、恐怖感を盛り上げても良いのですが、、、、

時間短縮のためにカラクリを説明します。

 

 

というのも、多くの人は「人を呪いたい」ほど恨んだりして、自分が犠牲になっても相手を呪いたいと心に決めます。その場合はおそらくは自爆テロが一番、成功の確率が高く、呪いは大概は墓穴を掘って終わりです。

 

人を呪わば穴二つ

 

などと言って、相手も殺すけど、自分の墓穴をも掘ってしまうと言われますが、そんなことはありません。

自分の墓穴だけを掘って、そこで安らかな眠りにつくだけです。

そこでは、恨みも消えているでしょうしw

 

というわけで、アップデートされた格言は、

 

人を呪わば墓穴掘り

 

という感じです(語呂が悪い)。

 

 

呪いはもっと洗練されてやるものです(ここでは別に呪いを勧めているわけではありません。ただ知ることは免疫になります)。

 

デートサイトのサクラの皆さんのように淡々と機会的にやるべきものです。そこにいちいち情動を発火させてはいけないのです。

 

冒頭の質問ではないですが、呪いとは何ですか?と聞かれたら、「結界の決壊(けっかいのけっかい)」というダジャレのワークを教えるようにしています。

 

結界が決壊するのです。結界の一部だけが破壊されるイメージです。

 

(「結界の決壊」の具体的なワークはシンプルです。以下の通りです。

 

1.被験者が自分の周りに4つの気の玉で結界を張る。

 

2.術者(呪い手)が、そのうちのひとつの気の玉を取り外す

 

3.フィードバックを取る。

 

たとえば、顔色が悪くなったり、冷たい風が入り込むような感覚や、邪気が侵襲してくるのを感じたりします。身体の軸が崩れて、身体の重心がおかしくなったりも)

 

 

たとえば、こんな状況を考えてみてください。

 

冬の寒い日、すべての窓を締め切って、ストーブの火をマックスにしているのに、なんとなく寒い。どうも底冷えする。

毛糸の靴下を履いているのに、なぜか足が冷える。

 

 

なぜだろうと訝しんでいると、ある瞬間に窓がきちんと閉まっていなかったことに気づき、靴下に穴が空いていたことに気付きます。

 

これが結界の決壊です。

 

ほとんどすべての窓を締めていても、1つが開いていれば、そこからガンガン寒気が入ってきます。

いくら毛糸の靴下であっても、穴が空いていれば、そこから寒さが入ってきます。

 

結界も同様です。

 

雑に結界を張っていると、そこから漏れてしまうのです。

もしくはそこから邪気が寒気のように侵入してきます。

 

これが「呪い」という現象の感覚です。

 

もしこれを意図的に行いたいのであれば、ほんのわずかだけ窓を開けておくことです。

結界の一部分だけを取り除くことです。

もし、全部を破壊すれば、かならず気付かれ、そして反発されます。

全部の窓を解放すれば、一気に冷えますが、一瞬で気づくので次は鍵を厳重にかけるでしょう。

しかし、たった1つの窓をほんのわずかだけ開けたら?

 

気付かぬうちに、どんどん室温が下がっていき、「おかしいな」と思ったときは、凍えています。

 

これが「呪いの技法」です。

 

 

 

繰り返しますが、「呪い」を奨励しているわけではありません(まあ、これだけの情報でできるならば、十分に呪術師の才能があります)。

 

ポイントは「丁寧さ」です。

丁寧さによって呪いから身を守ることができます。

 

冬の寒い夜に、窓を締めるときは、きちんと「丁寧に」閉めましょう。

ちゃんと鍵をかけ、何度かチェックしましょう。

 

 

同様に結界を張るときは、相当に丁寧に張りましょう。

気の玉はそこにまだあるのか、サイズは適当か、暖かさは適当か、きちんと張れているかを確認しましょう。少し潔癖症と心配症が混じっているくらいの完璧主義でOKです。

 

そうでないと自分で自分を呪う羽目になります。

 

「気功は所詮イメージでしょ」って思っている人には、その思っている程度に相応しい結果しか出ません。

一方で、ごっこ遊びに真剣になれる子供のように、気功はリアルだと感じて、本気でやるとそれ相応の結果が伴ってきます。

 

 

イメージはたしかにイメージですし、自由に頭で思い浮かべられるものです。

しかし、それは建築物と同じです。

自由に発想して、自由に図面を引いて良いのです。

しかし、一度外に出したら、法則が支配しているのです。

建築物なら物理法則が支配しています。建築基準は存在します。自由と言っても、重力が無いかのごとく建物を設計し、施工することはできません(地球上に創るならば)。

 

これは物理空間だけではなく、情報空間でも同じです。

そこには厳然たる法則が存在し、我々はそれに従わないといけません。

(逆に、その法則の支配をきちんと理解できれば、我々が法則を支配できます)

 

 

まずは「丁寧さ」が肝心です。

 

手を重ねて、手の暖かさを感じるところか、最大限に丁寧にリスタートしましょう!!!