というわけで、リニューアルしたYogaスクールが、今月からスタートしました!!
かなりすごい結果が出ています!
この先に大きな期待が持てます。
プロのアスリートでもダンサーでもなく、運動経験がそれほど豊富でない人でも体系的にしっかりと学び、ハードに実践するならば、きちんと結果が出ます。
2期Yogaスクールと6月までの2期生向けの講習会が先週末開催されました。
リニューアルしたYogaスクールのキーワードは、、、ざっくりと言えば、トランス、ドット(点)、筋トレです。筋トレは肚トレと言い換えても良いのですが、ポイントは筋肉を鍛えて筋肥大を促すのではなく、基準点を変えるということです。筋肉にとっての基準点を変えるのです。
身体を筋肉と骨とそれらをつなぐ神経系というイメージから、モーションキャプチャーのように、少ない数の点の集合と考えるというのが、新しい概念です。
このブログでもそのイメージとして、イッセイミヤケのモーションキャプチャーの映像を繰り返し紹介していますが、このイメージは強烈に使えます。
身体の上に点をマッピングするのではありません。点に身体がマッピングされているのです。Dotsが主体であり、そのサブクラス(下位概念)として身体があるという世界観です。
点というのは、たとえば、骨盤の前にあるグリグリした場所(上前腸骨棘)や坐骨、内踝(うちくるぶし:ないか)、手首の小指側にあるグリグリした場所(豆状骨)などです。その点だけを意識して、筋肉や骨をセカンダリーにします。
するとどんな世界が見えてくるのでしょう。
圧倒的に高度な身体が見えてくると思います。点だけを意識して、点を意識でコントロールします。
たとえば前屈は骨盤(上前腸骨棘)と坐骨の関係だけを考えてやると、圧倒的に柔らかさを獲得できます。開脚前屈であれば、坐骨を下ではなく後ろへと思うだけで解決です。
ただこのときに点のなめらかな運動を妨げる因子があります。それが筋力不足です。
最低限の筋肉が我々には必要です。
たとえば片足で立っていられないという人に、片足で回転するようなピルエットはできません。
両足で立つことができなければ、歩けないのと同じです。最低限の筋力は必要です(ここでは筋肉と筋力はあえて同じ意味として使っています)。
最低限の筋肉をつけて、点を意識したときの身体のイメージとして、リニューアル版Yogaスクールで繰り返し観たのはこちらの動画です。
猛烈なマッチョではなく、最低限の筋肉が美しくついています。着痩せするくらいです。
これを繰り返し観るだけではなく、受講生は2日間の間に飛躍的な成長を遂げました。
少なくとも補助有りで逆立ちをして、腕立て伏せはできるようになりました。
三点倒立をしていたときからすれば、長足の進歩です。倒立(逆立ち)だけではなく、片手での逆立ち、そして片手逆立ちでの腕立て伏せまで可能となりました。
なぜ短期間でそこまで成長したのか?(もちろん、アーサナも次々と成功させてのこの成果です。逆立ちだけを指定たわけではありません)
ここでのポイントは筋トレに対するパラダイムシフトです。特殊な筋トレをしたということです。
もちろんこれはトップアスリートなり、圧倒的な身体レベルを誇る方々にとっては、かつて通った道なのでしょう。そのパラダイムシフトとは、筋肉ではなく脳を鍛えるということです。
脳が筋肉をコントロールするのですから、筋トレは本来脳トレであることは必然的です。ただそれをどこまで正確に深く行うかがポイントです。
脳をコントロールして身体を変えるということでのイメージ動画はこちらですw
映画「Lucy」リュック・ベッソン監督、スカーレット・ヨハンソン主演です。
これはもちろんフィクションですが、フィクションのほうが本質をくっきりと描くのです。フィクションのほうが脳は安心して受け入れいます。そして深くその本質に感染します。自分のゴールと合致するならば、感染するために映画館に行くのも良い選択です。
筋トレをするとマッチョになるので嫌という人もいますが、それは大概はきちんと筋トレしたこともマッチョになったこともないからかもしれません。もしくは最低限の筋肉という概念がきちんと見えていないのかもしれません。たとえばこのキッズのブレイクダンサーを見れば、細腕、細い体でやすやすとテクニックを披露しています。
全世界のヨーギ、ヨギーニは虚心にブレイクダンスに学ぶ時期が来ているのかもしれません(瞑想や宗教に逃げ込まずに)。彼らは空中で結跏趺坐を即座に組みます。
最後に僕の個人的にお気に入りの動画です。
ブレイクダンスの多くのテクニックが一望できて、たくさんのダンサーが眺めれられます。
ちなみに2年前に紹介したのはこちらの動画でした。
そして、こちらも何度となく紹介していますね。
身体というのは人間にとっての最初のフロンティアであり、最後のフロンティアであります。そして情報空間と物理空間をつなぐ紐帯(ちゅうたい)であり、メディアです。
身体を短時間で効率よく徹底的に開発しましょう。脳もまた身体の一部です。